卒業式で袴を着るときに必要なものは?事前に準備するものはなに?

特集
view

卒業式で袴を着るときに必要なものは?事前に準備するものはなに?

卒業式で女性が着る衣装の定番といえるのが袴です。袴に身を包み、晴れの日を迎えることを楽しみにしている方も多いのではないでしょうか。しかし、卒業式で初めて袴を着るという方は、何を準備すればよいのかわからず不安になってしまうこともあります。そこでこの記事では、袴を着る時に必要なもの、事前に自分で準備しておくものについてご紹介します。必要なアイテムはなにか、レンタルは可能か、購入する場合はどこで購入できるのかなど、初めて袴を着る方はぜひチェックしてください。  

袴を着る時に必要なもの

袴を着る時にはどのようなものが必要なのでしょうか?必要なアイテムについてまずはチェックしておきましょう。  

着物

女性用の袴は、着物の上に重ねて着付けるものです。レンタルの場合は、着物も袴の一式セットになっていますから別で準備する必要はありません。レンタルでは成人式の振袖よりも袖が短い、「小振袖」がセットになっていることがほとんどです。   自前の着物を合わせたい場合は、振袖、訪問着、付下げ、色無地、小紋、黒紋付など「やわらかもの」と呼ばれる染めの着物であれば問題ありません。ただし、留袖は既婚女性の正装ですから、学生の卒業式にはふさわしくないことを覚えておきましょう。  

主役となる袴は、さまざまな色やデザインがあります。同じ着物を着ても、合わせる袴によって印象は大きく変わります。なりたいイメージや着物に合わせてピッタリのものをえらびましょう。袴の丈は履物によって異なります。足元をブーツにするか草履にするかはあらかじめ決めておきましょう。  

袴下帯

袴に合わせる帯は振袖などに合わせる袋帯ではなく、「半幅帯」です。これは浴衣を着る時に締めるものと同じで、幅が普通の帯の半分になっています。帯は前から見た時に、袴から数センチ見えるように着付けますから、差し色にするなどコーディネイトを楽しみましょう。  

長襦袢(ながじゅばん)

長襦袢は着物と同じ形をした下着です。着物を汚れから守ったり、着物姿を整えたりする役割があります。着物の丈や裄に合わせてサイズを選びましょう。半襟が付いているものもあり、そちらを選ぶと縫い付ける手間が省けて便利です。  

肌襦袢・裾除け(はだじゅばん・すそよけ)

長襦袢の下に着る和装用の下着で、汗を吸い取ってくれるものです。上半身は肌襦袢、下半身には裾除けを着て全身をカバーします。着物用のスリップでもかまいません。また、肌襦袢の代わりにキャミソール、裾除けのかわりにペチコートなども使えます。  

半襟(はんえり)

半襟は、着物の衿が汚れるのを防ぐためのものです。半襟は長襦袢についているものもありますが、付いていない場合は縫い付けて使います。半襟は着物を着た時にチラリと見えますから、刺繍入りなどを選ぶとよりコーディネイトが楽しめます。  

重ね襟・伊達襟

着物の袷に重ねて使う物が重ね襟です。伊達襟ともいいます。着物と半襟の間に違う色が入り、まるで着物を二枚重ねて着たように見せることができます。   必ず付けなくてはいけないものではありませんが、襟元のアクセントになり、袴の着こなしをよりオシャレに仕上げてくれるアイテムです。糸やクリップで着物の襟につけて使います。  

襟芯(えりしん)

襟芯はプラスチック製の芯で、長襦袢の襟に通して使う物です。襟元を美しいラインに整える役割があります。  

腰ひも

長襦袢や着物を着つけたり、帯を結ぶときの仮紐など様々な場面で使います。幅が広めのものが使いやすくておすすめです。45本は準備しておきましょう。  

伊達締め 

伊達締めは、長襦袢や着物の襟元を抑えるために結ぶものです。素材は絹を選ぶと緩みにくいのでおすすめです。長襦袢用と着物用の2本を準備してください。  

コーリンベルト

コーリンベルトとは、幅2センチほどの平ゴムの両端にクリップが付いたものです。長襦袢や着物の衿、おはしょりを抑えて着崩れしにくくする役割があります。必ず必要というわけではなく、腰ひもなどで代用できます。  

足袋またはストッキング

袴に草履を合わせる場合は足袋が必要です。色足袋や柄のついた足袋はカジュアルに、白足袋ならエレガントな着こなしになります。   伸縮性のあるストレッチ素材のものは疲れにくいのでおすすめです。ブーツを合わせる場合はストッキングを用意しましょう。  

草履・ブーツ

袴の足元は草履かブーツのどちらかを合わせます。振袖の場合は、振袖用の草履、小紋や矢羽絣などカジュアルな着物であればカジュアルな草履を合わせると全体の統一感がでます。   ただし、式典ですからかかとが高いフォーマル感のあるものを選びましょう。   ブーツは黒の編み上げブーツが定番です。草履、ブーツともに袴と一緒にレンタルすることも可能ですから、あらかじめ考えておきましょう。  

袴と合わせたい小物!

袴にはどんな小物を合わせるのがよいのでしょうか?小物選びのポイントをご紹介します。  

巾着・バッグ

レンタルの袴セットでは巾着がセットになっていることが多いようですが、自前の振袖を着る場合は振袖用のバッグでもかまいません。パーティー用のバッグやビーズバッグを合わせてもOKです。小ぶりのハンドバッグを選びましょう。  

髪飾り

袴姿をより華やかに見せてくれるのが髪飾りです。着物やヘアスタイルに合わせて選びましょう。着物の差し色と合わせると、華やかでまとまりも出ます。全体の雰囲気に合わせて「かっこよく」または「かわいく」などのイメージで選んでも素敵です。  

和装ブラジャー

より美しく着こなしたい方は和装ブラジャーを用意しましょう。洋服のブラジャーは胸を大きく高く見せてしまいますが、着物は胸が平らな方が美しい着こなしに仕上がります。   また、ワイヤー入りのブラジャーは着物を着た時に痛くなるので外さなくてはなりません。和装用ブラジャーは仕上がりも美しく、痛くなることもありません。和装ブラジャーを持っていない場合はブラトップでも代用できます。  

和装ストッキング 

和装ストッキングとは、草履を履きやすいよう足袋型や5本指になった和装用のストッキングです。足首まででゴムひもを足の裏で固定するタイプもあります。防寒のためと裾さばきを良くするために着用するものですが、履かなくてもかまいません。  

防寒対策もしっかりとしましょう

卒業式が行われる3月はまだ寒さが厳しい時期です。防寒対策もしっかりしておきましょう。袴の場合、寒いと特に感じやすいのが首、腕、足元です。   大判のストールやファーの襟巻を持っていくと、寒さ対策になります。上半身にヒートテック肌着を着るのもおすすめです。襟元から見えにくいよう襟ぐりが大きく空いたものを選びましょう。腕の寒さ対策には、長めの手袋やアームウォーマーはつけたり脱いだりがしやすくて便利です。   足元の寒さ対策として効果的なのがレギンスです。レギンスは短めの物を選ぶと裾から見えにくくなります。レギンスを履く場合はウエストを上げすぎないようにしておくと、お手洗いの時に脱ぎやすくなります。   ブーツを履く場合は厚手のハイソックスやタイツを履くのもよいでしょう。草履と足袋を履く場合は、足袋の下に5本指ソックスを重ねると暖かくなります。ただし、重ね履きすると足袋が入らなくなる場合があるのであらかじめ確かめておきましょう。足裏に貼るタイプのカイロも便利ですが、暖房が効いた会場だと暑すぎる場合もあるので注意してください。  

まとめ

卒業式に袴を着る時に必要なもの、準備しておくものについてご紹介しました。袴を着た時の仕上がりを美しくするには、和装用の小物が必要になります。   レンタルの場合、長襦袢や和装用の肌着など必要なものすべてがセットになったプランもあります。準備が大変だと感じる場合は手軽なセットプランもおすすめです。   また、卒業式は寒い時期ですから、防寒対策もしっかりしておきましょう。事前に必要なアイテムを準備して、卒業式を素敵な思い出にしてください。

着物の種類で探す

冠婚葬祭シーンから探す