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袴を着けた時のトイレの方法は?卒業式で着崩れしない方法

特集
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待ちに待った卒業式。
1年前以上から袴や振袖(二尺袖)を準備して待っていた方もいるはず。
一生に一度しかないからこそ、綺麗な姿で出席したいと思いますよね。

そこで今回ご紹介したいのが、袴を着けた時のトイレの方法です。
普段から袴や振袖(二尺袖)を着けて行動していないため、卒業式本番のトイレで可愛い着付けを台無しにしてしまう可能性もあります。
綺麗な袴姿、振袖(二尺袖)姿で卒業式に参加するためにも、いまからトイレの方法は覚えておきましょう。

袴を着けたときのトイレは注意が必要?

着付け師さんに着付けをしてもらった後、どうしてもトイレに行きたくなってしまうことがありますよね。
普段はトイレ時に服装を気にすることはあまりありませんが、袴や振袖(二尺袖)を着用しているときは注意が必要です。

袴や振袖(二尺袖)の袖はいままで意識したことがない場所にあるので、気がついたら汚れてしまっているということも十分に考えられます。

また雨の日は床が濡れていることも多く、着物が濡れてしまうことがあります。
可愛い色の組み合わせを選んだにも関わらず、服が濡れて色が変わってしまって可愛くないなんてことがないためにも、袴をつけた時のトイレは十分注意しましょう。

トイレで着崩れしない方法

それではトイレで着崩れしない方法をご紹介します。

1.まずは振袖(二尺袖)の袖を帯の内側に入れます。
  これはトイレをしているときや手を洗っているときに袖が濡れないようにするためです。

2.次に袴のなかに裾をいれるように袴裾を持ちあげ、袴裾の後ろひだ伸ばして前に入れます。
  このとき前方に屈むことになるので、化粧が着物につかないように注意しましょう。
  着物の裾をまくりあげて帯の中に入れます。

3.トイレが終わりましたら、着物、袴の裾を帯から外に出し、汚れていないか、折れ曲がっていないかを確認しましょう。
  このとき振袖の袖を出すと手を洗う時に汚れてしまう可能性があるので、まだ帯のなかに入れておきましょう。

4.手を洗い終わったら振袖(二尺袖)の袖を外に出しましょう。
  袖を外に出したら、鏡で再度確認しましょう。

卒業式までに着崩れしない3つの注意点

卒業式に綺麗な振袖(二尺袖)、袴姿で臨むためには、注意しなければいけないのはトイレだけではありません。
「ぶつけていないのに汚れている」「気がついたら着物にシワができている」ということはよくあります。
一つ一つ注意して行動しましょう。

着席するとき

椅子に深く着席してしまうと、着物にシワが寄ってしまう可能性があります。
そのため椅子に腰掛けるときは浅めに座りましょう。
また綺麗に見えるためにも、背筋は伸ばして座りましょう。

乗車するとき

乗車するときは、荷物で服装が汚れないように注意しましょう。
また背もたれに不意に倒れかかっってしまうと、着崩れの原因にもなるので十分注意しましょう。

階段の昇り降りするとき

階段をのぼるときは、袴や振袖の裾を踏まないようにしっかりと持ち上げて昇りましょう。
こけてしまうと、汚れるだけでなく怪我をする恐れもあります。
階段を降りるときは後ろ側の裾を持ち上げましょう。

卒業式の袴のマナー、綺麗に見せるためのポイント

トイレでのマナーや注意点、着崩れしないための注意点を説明しましたが、その他にも卒業式の袴にはいくつかマナーや綺麗に見せるためのポイントがあります。

例えばその一つが、腕の上げ方です。
腕をそのまま上に上げてしまうと、服がぴたっとしていないため、人によっては肩の周囲まで振袖が下がり二の腕が見えてしまいます。
逆の手で少し裾を持ち上げ、振袖がめくれないようにしましょう。

また物を床に落としてしまったとき、そのまま拾ってしまうと着物や袴の裾が床に触れてしまい、着物が汚れてしまう原因になります。
しっかりと着物の裾を持ち上げ、綺麗な状態を保ちましょう。

まとめ

朝から夕方近くまで、卒業式当日は振袖や袴を着用しています。
そのためほとんどの女性が1回以上はトイレにいく機会があると思います。

せっかくの晴れ姿をトイレで汚してしまっては、後悔してもしきれませんよね。
楽しい卒業式にするためにも、しっかりと注意するべきポイントを抑えておきましょう。

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