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浴衣に下着は必要?ブラ・ショーツ・肌着は?

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浴衣を着るときに、下着をどうしたらいいかはあまり知られていません。浴衣は和装となんとなくわかっていても、おしゃれ着感覚で着られるものが増えていることから下着もいつもと同じでいいと思いがちです。しかし浴衣に普通のブラジャーやショーツを着用すると、綺麗に着こなすことができなくなります。浴衣を着るときの下着について説明します。  

まずは浴衣の特徴を把握しておこう

生地が薄く透けやすいものが多い

浴衣は着物と形はほぼ同じですが、生地の厚さが全然違います。暑い夏にも涼しく着ていられるように生地は薄手のものを使っています。着物には裏地が付きますが、浴衣には裏地はありません。生地の織り方や素材による多少の違いはあるものの、基本浴衣は透けるものと思っておくといいでしょう。使用している生地は綿やポリエステル、綿と麻の混合生地などが主流ですが、いずれも薄い1枚の生地でしててているため下着が透けます。色や柄に関係なく、光に当たると体のラインが透けて見えてしまうこともあります。  

はだけやすい

浴衣を着るときは衿を合わせてから一旦腰ひもで留めて、その上から帯を結びます。きちんと着付けしていても、前がはだけやすいのは否めません。あまり大きな動きはせず、スっと立っているだけなら滅多なことでははだけませんが、トイレに行って浴衣の裾を大きくたくしあげたり、裾を開いたりした際、どうしても前がはだけやすくなります。修正は可能ですが、自分で修正できない人は下着を着けていないと丸見えになってしまう可能性があります。  

汗をかきやすい

薄い生地で作られているといっても、夏祭りや花火大会などに着ていく場合は夜になっても蒸し暑い日が多くなります。人ごみで熱気があふれていたり、歩き回れば体温も上がって何かと汗を書きます。汗をかいても下着を着ていれば、下着が汗を吸い取ってくれるので汗が垂れてくることも、浴衣に汗ジミを作ることもありません。下着を着ていないと、汗を吸収するものがなく不快感が強くなります。  

ブラ・ショーツ・肌着は必要?

いずれも必要!

浴衣を着るときは、ブラ・ショーツ・肌着はいずれも必要です。ブラとショーツだけだと透けやすいですし、万一浴衣がはだけたときに丸見えになってしまう可能性があり、汗をかいたとき浴衣に汗ジミをつけてしまいます。浴衣の下にはブラ・ショーツ・肌着が必要ですがなんでもいいというわけでもありません。  

和装用なども販売している

浴衣の下には和装下着を着用するのがおすすめです。浴衣や着物を着るときに着姿が美しく見えるように作られているので、普通の下着にはないメリットが生まれます。浴衣の下に肌着を切ると暑苦しいイメージを持たれがちですが、汗を吸収するので来ている方が快適で涼しく感じます。和装下着は浴衣を販売しているお店でも扱っていますし、専門店なら必ず置いてあります。ネットでも購入できますので、浴衣と一緒に和装下着も揃えておくと便利です。  

ブラはどのように選べばよい?

凹凸がないように意識

浴衣の下に着るブラジャーを選ぶときのポイントは、凹凸を作らないことです。普通のブラジャーはバストラインを綺麗に見せるために、寄せて上げてバストを大きく見せる効果があります。浴衣は寸胴気味にできるだけ体のラインが出ないよう、まっすぐにストンとしたラインを作るのが美しく粋だとされます。寄せて上げてバストを大きく見せるブラジャーは、凸凹が目立つので浴衣を着たときに綺麗とは家なくなってしまいます。  

下着の色は透けても分かりにくい色を

できるだけ凹凸を作らないように意識しますが、浴衣は透けやすいことも忘れてはいけません。白以外でも浴衣は透けますので、下着のラインが透けてしまいます。下着の色によってははっきりとわかることもありますので、できるだけ肌の色に近く透けてもわかりにくいろを選微ましょう。肌色やベージュ、モカなどは透けても分かりにくいのでおすすめです。  

和装用ブラジャーがおすすめ

浴衣には和装用ブラジャーをおすすめします。浴衣を着たときに美しく見えるように、バストの凸凹をうまくカバーする効果があります。生地を多めに使い肌が見える部分を少なくしているので、透けても違和感がありません。ワイヤーも入っていないから、締め付け感もなくサポート力もあって、バストのボリュームを抑えストンとしたラインを作れます衿元もV字になっているから、浴衣からはみ出ません。  

なければノンワイヤーのスポーツブラなどで代用

和装用ブラジャーがない場合には、スポーツブラでも代用できます。スポーツブラにはサポート力もありますし、ワイヤーも入っていないから和装用ブラジャーと特徴が似ています。色もデザインもシンプルなものが多いから、和装用ブラジャーがない場合は普通野ブラジャーよりもスポーツブラを選ぶといいでしょう。  

ショーツはどのように選べがよい?

ローライズのショーツ

浴衣を着ていれば下着は見えないからショーツはなんでもいいだろう、こう思ってしまいそうですがショーツのラインも透けてしまうので注意が必要です。普通のショーツを履くならできるだけ生地が薄くラインが出にくいローライズのショーツを選びましょう。ウエストラインが高い位置にあるショーツは、帯をしめたときにショーツの上のラインが帯に潜ってしまいます。トイレに行くときにショーツの上のラインが帯に潜ってしまうと、下ろしにくいですし履くときもラインが崩れて凸凹になってしまいます。ローライズならショーツの上のラインが帯にかからないから上げ下ろしも楽ですし、凸凹になりにくいです。  

透けても分かりにくい色を

ショーツのラインやシルエットも思っている以上に透けます。浴衣を着るときは透けることを想定して、わかりにくい色を選びましょう。  

肌着はどのように選べばよい?

浴衣用スリップがおすすめ

和装ブラやローライズショーツを履いていても、やはり透けるときは透けます。それが気にならなければいいのですが、やはり透けてしまうのは恥ずかしいものです。その対策として浴衣用スリップをおすすめします。浴衣用スリップならブラジャーやショーツの上に着るので、透けにくく汗を吸い取ったり、足元の浴衣のまとわりを防いだりする効果があるのでより快適に美しく北がを着ることができます。浴衣用スリップにもいくつか種類がありますが、肌襦袢と裾よけを一体化させたタイプは透けるのを防いでくれますし、袖付きは脇汗対策にもなるので大変便利です。  

なければロングキャミソールなどで代用

浴衣用スリップなら3,000円前後で購入できますが、用意できないような場合はロングキャミソールやスリップでも代用できます。ただしナイロン製は着心地が悪くなるので、素材選びには注意してください。吸収性・通気性・速乾性などを考えて選ぶと、浴衣用スリップがなくても透け対策なりますし、快適に浴衣を着ることができます。  

透けても分かりにくい色を選ぶ

浴衣用スリップは白が多いですが、透けることを想定してデザインされているのであまり気になりません。浴衣用スリップ以外で代用する場合は、透けてもわかりにくい色を選んでおくと安心です。濃い色や柄ものは透けるとかなり目立ちます。できるだけ肌色に近く無地のものを選んでください。浴衣を着たら出かける前に、鏡で透け具合をチェックしておくこともお忘れなく。  

和装肌着が快適

浴衣に一番合うのはやはり和服用の肌着で、汗の吸収も良く快適に過ごすことができます。弊社が運営しております、和ファッション通販サイト「座市」では和装用の肌着も取り扱っています、綿100%でお肌にも優しく着心地も良いのでおすすめですよ。

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まとめ

浴衣を着るときは下着を付けるのがおすすめです。もしも何もつけずに素肌に着てしまうと、はだけたり裾がめくれたりしたときに人に見られたくないところが見えてしまう可能性があるからです。生地がとても薄いので、浴衣は透けるものと思っておくくらいがちょうどいいです。和装下着は透けてもいいように作られているので、1セット持っておくと安心です。ない場合は代用もできますので、浴衣を美しく着るためにも対策はとっておきたいところです。
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