着付け – 京都着物レンタルwargo https://kyotokimono-rental.com 京都着物レンタルwargo Wed, 20 Dec 2023 04:51:12 +0900 ja hourly 1 女子必見!成人式に必要な持ち物のリスト https://kyotokimono-rental.com/seijin-column/seijinshiki-mochimono.html Fri, 27 Dec 2019 02:59:41 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=221455 2020年1月13日は成人の日です。 この日のために、振袖を決めたり、髪型を決めたり、前撮りをしたり、と女子たちはたくさんの時間をかけています。 いざ前日になって、ワクワクドキドキした気持ちの高揚から

The post 女子必見!成人式に必要な持ち物のリスト appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
2020年1月13日は成人の日です。
この日のために、振袖を決めたり、髪型を決めたり、前撮りをしたり、と女子たちはたくさんの時間をかけています。
いざ前日になって、ワクワクドキドキした気持ちの高揚から、

「あれ?明日は何を持っていけばいいんだろう?」
と慌てることがないよう、必要な持ち物をチェックしておきましょう!

必需品5選

振袖に合わせるバッグは普段もっているものとは違い、とても小さいです。
伸縮性もないため、バッグのなかに入れられるものには限りがあります。
必要最低限の持ち物をおさえておきましょう♪

1.成人式の招待状

招待状・案内状は自分の住民票がある市から届いているはずです。
地元を離れて一人暮らししている場合は、実家に届いている可能性があります。

招待状は、記念品との交換などに必要な場合があります。
忘れないように、早めにバッグのなかに入れておきましょう。

2.財布

女子が成人式でもっていくのは小さなバッグです。
入れられるものには限りがあるため、お財布は小銭入れくらいの小さなものにしましょう。

成人式に入場料はいりませんが、会場までの交通費や友人との食事代、飲み物代などで何かと現金は必要になります。

3.スマホ

滅多に会えないような人に遭遇することが多い成人式。
連絡先を交換したり、記念に写真を撮ったりでスマホは利用頻度が高いアイテムです。
また、最近はスマホ決済アプリを導入している人も多いと思います。

当日の朝は時間がないので、前日までにしっかり充電しておくのも忘れずに♪

4.ティッシュ・ハンカチ

ティッシュとハンカチはもっておくと何かと便利です。
お手洗いの際に手を拭いたり、汗で落ちてしまったメイクの汚れを拭ったり、振袖を汚すわけにはいかないので、ティッシュやハンカチで汚れや水をふき取りましょう。

5.化粧直しの道具

式典が行われる1月は、非常に空気が乾燥している季節です。
乾燥から保護するためのリップクリームは必需品。
その他、化粧直しの道具として、ファンデーションや綿棒もバッグのなかに入れておきましょう。

ただし、式典当日は意外と時間がなく、化粧直しに使える時間はそれほどありません。
成人式中に飲み物を飲む機会もほぼないので、口紅はいらないという声が多いです。

あって良かったもの4選

つぎに、「あって良かった」と思えたアイテムをご紹介します。
それほどかさばらないアイテムなので、バッグのなかに忍ばせておきましょう♪

きものクリップ

振袖は袖丈が長く、ふくらはぎの中腹部分まであり、お手洗いをするときなどとても面倒です。
こんなときに便利なのが、きものクリップです。

袖をクリップで挟んでとめられると両手が自由になるので、お手洗いなども楽々♪
きものクリップはネットなどで購入できるので、早めに注文しておきましょう。

サブバッグ

サブバッグは、記念品や資料などを入れるのに便利です。
折りたためてコンパクトになるものはもちろん、1月の気候を考慮して雨や雪に濡れても大丈夫な素材のものを選びましょう。
お買い物などで使うエコバッグが使いやすいです。

絆創膏

履き慣れていない草履を長時間履いているので、靴擦れをする可能性があります。
絆創膏を12枚持っておくと、いざというときに助かります。
小銭入れなどに入るので、手荷物がかさばる心配もありません。

ヘアピン

せっかくセットした髪型が崩れてしまったときに便利なアイテムがヘアピンです。
アメピンやUピンなどを数本入れておきましょう。
ピンも場所をとらないアイテムですね。

正直いらなかったもの3選

持っていったけど、正直いらなかったな…というアイテムもあります。

長財布

「普段使い慣れているから」「現金がないと心配だから」という理由で長財布を持っていこうとしている方もいらっしゃるかもしれません。
しかし、式典中に財布を出すことはほぼなく、交通費や当日の飲食など最低限のお金で済みます。
財布のなかに入っているショップカードなども必要ないため、コンパクトにまとめていくのがおすすめです。

化粧ポーチ

ポーチごと持っていっても、当日は時間と場所がなくて化粧直しする時間は限られています。
リップ・ファンデーション・綿棒があれば十分という声もよく聞きますので、持っていくものを厳選しましょう。

カメラ

一生に一度の祭典だから、本格的なデジタルカメラや一眼レフカメラを持っていくのもいいでしょう。
しかし、成人式には多くの人が集まり、大変混雑します。

大きなカメラはジャマになる可能性があります。
サッと取り出せるスマホのカメラで十分かもしれません。

振袖の着付けに必要なものリスト

成人式当日の朝は大忙しです。
式典に間に合うように着付けやヘアメイクをしなければいけません。
バタバタしていて大切なものを忘れちゃったということがないよう、着付けに必要なものもチェックしておきましょう。

・着物(振袖)

・長襦袢

・重ね衿、半襟

・帯

・帯揚げ

・帯締め

・衿芯

・腰ひも(6本)

・着付けベルト

・伊達締め(2本)

・三重紐

・帯板(前板、後板)

・帯枕

・足袋

・補正用タオル(45枚)

その他 小物類

・草履

・ショール

・バッグ

・髪飾り

普段和装に慣れていないと、聞いたことがないようなアイテムもあるはずです。
レンタルの場合は、「フルセット」として一式セットになっている場合もありますが、足袋や肌着は自分で用意しないといけないというパターンもあるので、内容をしっかり確認しましょう!

まとめ

成人式に必要なものは早めに確認し、準備しておきましょう。
余裕をもって行動することで、当日はよりスムーズに式典を迎えることができます♪

きものレンタルwargoは、京都・大阪・東京・金沢など全国に19店舗を展開する、日本最大級の着物レンタルサービスです。
振袖や小物類も、豊富な色や柄を取り揃えております。着付けに必要な一式を自宅にお届けすることも可能なので、まずはお気軽にお問い合わせください!

The post 女子必見!成人式に必要な持ち物のリスト appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
喪服の着物はだれが着る?家紋や着付けについてもまとめました https://kyotokimono-rental.com/mofuku-column/mofuku-daregakiru.html Fri, 20 Dec 2019 10:00:31 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=220985 服装は、場面によっては相手への気持ちを表現する大切な役割を担うことがあります。そんな場面の一つが、悲しみの場。 故人への思いや遺族への哀悼の気持ちをきちんと表し、失礼のないよう、その場に相応しい装いと

The post 喪服の着物はだれが着る?家紋や着付けについてもまとめました appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
着物喪服と小物の一式のセット

服装は、場面によっては相手への気持ちを表現する大切な役割を担うことがあります。そんな場面の一つが、悲しみの場。
故人への思いや遺族への哀悼の気持ちをきちんと表し、失礼のないよう、その場に相応しい装いとする必要があります。
しかし、年々着用する人が減っている喪服の着物については、自信のない方も多いのではないでしょうか。
そこで、喪服の着物について、知っておきたい基本的な事柄を紹介します。

喪服の着物はだれが着るか

喪服の着物の種類

だれが着るかを考える前に知っておくべきことが、喪服の着物の種類です。
なお、喪服は、現在全国的に一般的な、着物、帯、小物いずれも黒の組み合わせだけでなく、白の着物、帯、小物の組み合わせや、黒の着物と帯に白の小物等、地域により様々です。
こちらでは着物、帯、小物いずれも黒が一般的なものという前提にしています。

正式な喪服は、五つ紋のついた黒の喪服に、黒の帯や小物を合わせます。
略式の喪服は、五つ紋の黒の着物に黒の帯や小物、紋付きで地味な色の色無地や江戸小紋に黒の帯や小物、紋付きで地味な色の色無地や江戸小紋に黒以外の喪用の帯と黒の小物の組み合わせです。
現在では、正式の喪服は持っていても、略式の喪服は持っていないという人が多くなっています。

一般的には親族が着用する

喪服の着物は年々着用する人が減っており、故人の親族特に近しい身内が着用するもの、と考えている人も多いようです。
本来、喪服の着物は誰が着てもよいものです。
和装の方が洋装より何となく格が高いという風潮もあるのは事実ですが、和装には和装の中で、洋装には洋装の中で、格の高低があるのであって、和装と洋装とで格の違いがあるものではありません。

通夜、告別式では、故人の家族のみ、又は、近い親族(2親等程度)まで、ということが多いようです。
この場合、通夜、告別式共に、家族、親族は正式の喪服を着用します。

親族以外が通夜、告別式に喪服の着物を着用する場合として多いのは、着用する人が普段から着物を着ている場合(例えばお茶の先生)や、故人と参列する人の繋がりが着物に関連している場合(例えば日本舞踊の師弟)です。
通夜では、親族以外は「急な知らせにまいりました」という意味を持たせるため、正式ではなく略式の喪服で参列するのが本来のあり方です。
告別式では、親族以外の人も正式な喪服を着用します。

法事の場合、三回忌までは正式の喪服、それ以降は略式の喪服というのが一般的な考え方です。
しかし現在では、通夜、告別式以上に、喪服の着物を着用する人は少なくなっています。
それもあって、法事で喪服を着用する場合に厳密な考え方をする人も減っているようです。
法事の場合は前もって相談や準備ができるので、その時々で周囲の人と相談して合わせるのが良いでしょう。

家紋について

家紋の種類(どの家紋か)

実家、嫁ぎ先、女紋といった家紋の種類は、喪服以外の着物と同様に考えます。

独身時代に作る着物には実家の紋を、結婚が決まってから又は結婚してから作る着物には嫁ぎ先の紋を入れることが一般的です。
女紋というのは、関西を中心に西日本で見られる風習で、女性が代々引き継ぐものです。
母から娘に、そのまた娘に・・・と、○○家という家にかかわらず引き継がれていきます。

喪服の家紋は、故人の親族の場合、その家で特に風習がなければ、いずれの紋でも差し支えありません。
故人の親族でない場合は、周囲は、着用している人の家紋がどの家紋かを意識することはほとんどありません。
なお、最近利用する人が増えているレンタルの喪服には、一般的な家紋がつけられており、桐、木瓜(もっこう)、梅鉢等が代表的です。

家紋の種類(手法)と数

家紋には、その手法によって、家紋そのものを白く染め抜く染め抜き日向紋、輪郭を白く染め抜く陰紋、刺繍による縫い紋等の種類があります。
また、家紋の数は、格が高い方から順に、五つ紋、三つ紋、一つ紋です。

正式な喪服の五つ紋は染め抜き日向紋です。

色喪服の場合は、いずれの手法の家紋でもよく、数も三つ紋と一つ紋のどちらでも差し支えありません。
家紋はその種類と数の組み合わせで着物の格を決めるものですが、喪服の場合は、現在では略式の喪服を着用する人がかなり減っており、略式の喪服の中での格の違いを厳密に考える人はかなり少なくなっているようです。
そのため、正式の喪服と略式の喪服の区別さえしておけば、まず問題ないと考えてよいでしょう。

喪服の着付け

着付けはどうする?

着付けについては、喪服以外の着物と同様です。
自分で着たり周囲の人に着付けてもらったりする以外に、会場(身内の場合)、美容院、着付師、レンタル着物店(行っている場合)等へ依頼することが考えられます。

自分で着たり周囲の人に着付けてもらったりする場合は、必要な着付道具が全てそろっているかに注意してください。
また、久しぶりの着付けの場合、普段と異なる気持ちの中にいることや、落ち着かない状況の場合もあることから、思った以上に時間がかかったり、うまく着付けられなかったりということもあります。
不安があればプロに依頼する方が安心でしょう。
なお、喪服を持っている人でも、事前の確認や事後の手入れが不要なこと、着付道具の準備を考えなくてよいこと、着付を頼めることを考えて、喪服をレンタルする場合もあります。

喪服の着付けのポイント

喪服の着付けでは、何事も控えめな装いとすることが大切です。
具体的には、衣紋をあまり抜かない、裾をあまり長くしない、半襟の出し具合は普通の着物よりもやや控えめ、帯は低めの位置でお太鼓を小さめに作る等です。
なお、帯締めの房は左右とも下を向けます。

まとめ

喪服の着物について、着用する人とシーン、家紋や着付けについてもご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
きものレンタルwargoでは喪服の一式はもちろん、袱紗・ハンカチ・数珠・筆ペンといった小物もセットでご提供しておりますのでご活用くださいね。

The post 喪服の着物はだれが着る?家紋や着付けについてもまとめました appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
女の子に人気!小学校卒業式で袴を着たい・着せたい時の準備おさらい https://kyotokimono-rental.com/kids-hakama-column/hakama-jyunbi.html Thu, 07 Nov 2019 08:53:21 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=218066 一生に一度しかない小学校の卒業式にどんな服装で参加するかは重要ですよね。小学生の女の子に人気な服装として注目されているのが袴です。 袴を着る事で非日常感が味わえ、また可愛いデザインが豊富なことが人気を

The post 女の子に人気!小学校卒業式で袴を着たい・着せたい時の準備おさらい appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
晴れ着姿の女の子

一生に一度しかない小学校の卒業式にどんな服装で参加するかは重要ですよね。小学生の女の子に人気な服装として注目されているのが袴です。
袴を着る事で非日常感が味わえ、また可愛いデザインが豊富なことが人気を集めている理由です。

しかし、袴って中々着る機会も少なく、卒業式で袴を着るのにどんな準備が必要か分からないという人も少なくありません。

そんな人に必見です。この記事を読めば、袴を着る時に必要な準備が全て分かります。ぜひ、参考にしてみてください。

袴はどこで用意する?

袴を用意する方法は、レンタルと購入の2種類があります。しかし、圧倒的にレンタルが人気です。
購入は、思い出には残りますが、着る機会が少ないため中々決断が難しいものとなります。レンタルを中心に説明していきます。

 

卒業式で着る袴のレンタル予約はいつ頃?

3月に卒業式が行われるので、遅くとも年明けの1月には予約を終えたいところです。しかし、予約が遅くなればなるほど選べる袴の種類が減ります。
特に人気の商品は早い時期に予約が埋まってしまいます。

お店によってレンタル開始時期が異なりますが夏頃にはおおよそどこの店舗もレンタルを開始しています。
早い所は1年以上前から予約可能なこともありますので夏頃からチェックをしておきましょう。

また、予約する際には、時期と成長具合を考えた上での予約が必要です。1年前に予約する場合、ワンサイズは大きめを予約しておくのがおすすめです。

袴の着付けはどうする?

袴を用意したら、次は着付けです。子どもの袴であれば、ネットを見ながら自分で着せることも可能ですが、
当日の朝の時間の無さや着付け以外にもヘアセットなどを考えると全てをしてくれるプロに任せるのが得策です。

袴の着付けはどんな所でやってくれる?

着付けは、一般の美容室でしてくれます。ただし、当然ながら営業時間外に着付けやヘアセットを頼まなければならないため、事前の予約が必要です。

行き慣れている美容院であれば、希望のヘアメイクや当日の流れなどスムーズかもしれませんが、
初めての美容院を予約する場合は、ヘアアクセの持込や流れ、料金など事前に確認しておくとスムーズです。

また、子どもと一緒にお母さんも着付けやヘアメイクを頼む場合には、かなり時間に余裕をもって予約が必要です。

着付けの予約はいつ頃しておくと良い?

袴ほど早く予約する必要はありません。1月が成人式で美容院もバタバタですから、成人式が終わった後頃で十分です。

ただし、あまりギリギリになると地元の美容院が予約でいっぱいという可能性もあるので、遅くとも2月の上旬には予約を終わらせておきましょう。

また、当日必要な物は予約の時に必ず聞いておきましょう。
当日、美容院に着いて不足しているものがあったでは、せっかくの卒業式が台無しになってしまいますからね。

卒業式前に余裕があったらしたいこと

袴レンタルと美容院の予約が終われば、卒業式当日、袴での参加準備が終了です。しかし、実は他にも事前にやっておくと良い事がいくつかあります。
式が終わって「あれやっとけば良かった」と後悔しなくて良いようにチェックしておきましょう。

前撮りの記念撮影

せっかくの晴れ姿ですから、綺麗な状態で写真に残しておきたいものです。しかし、当日の朝はバタバタです。
うっかり写真を撮り忘れてしまうというケースも多くあります。

式が終わってからと思っていると、泣き顔や髪が崩れてなど思い出としては良いけど、綺麗な写真も一枚欲しかったという状態になってしまいます。

そこで、卒業式とは別に秋頃の季節の良い時期に前撮りをしておくのがおすすめです。スタジオでの撮影や天気が良ければ外での撮影など、
袴姿を写真に収めてみてはどうでしょうか。

袴に合わせる履物・靴の確認

袴には草履がセットで着いてくる場合がありますが、草履は普段履きなれていないため卒業式で初めて履くと足が痛くなることや歩きづらくつまずくことがあります。
事前に草履を履いて歩いて慣れておくと、当日がスムーズです。

また、草履ではなく袴にブーツを履く場合もあります。ブーツも普段履き慣れていない場合、試し履きをして慣れておくと良いですね。

事前に試着し、動いてみて草履かブーツかどちらの方が良いか履きやすい方を選んでおくと良いですね。

袴で素敵な卒業式を迎えることが出来るためには、事前の準備をしっかりとしておきましょう。

まとめ

卒業式で袴を着るのにどんな準備が必要かご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか?
きものレンタルwargoでは、店舗での着付け・レンタルはもちろん、宅配レンタルでの卒業袴の対応も提供しております。
予約時期やサイズ、デザインなどでお悩みの際にも是非、気軽にお問合せくださいませ。

The post 女の子に人気!小学校卒業式で袴を着たい・着せたい時の準備おさらい appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
訪問着の着付けにはどのくらい値段がかかるの? https://kyotokimono-rental.com/homongi-column/houmongi_kituke_nedan.html Fri, 28 Dec 2018 08:17:49 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=176724 友人として結婚式に招かれた時や、お茶席、お子さんのお宮参りや卒業式など様々な場面で着ることができるのが訪問着です。 スーツの相場なら何となく感も働くものの、訪問着を着付けしてもらうにはいくらぐらいかか

The post 訪問着の着付けにはどのくらい値段がかかるの? appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
友人として結婚式に招かれた時や、お茶席、お子さんのお宮参りや卒業式など様々な場面で着ることができるのが訪問着です。
スーツの相場なら何となく感も働くものの、訪問着を着付けしてもらうにはいくらぐらいかかるのでしょうか?

このページでは、訪問着の着付けについてご紹介します。

きものレンタルwargoで訪問着を着付ける場合のお値段

きものレンタルwargoで訪問着を着付ける場合、着物を持ち込みで着つけるのか、レンタルした着物を着つけてもらうのかによって異なります。
それぞれの価格を見ていきましょう。

着物は持込で着付けのみ依頼の場合

着物、帯ほか着付け小物一式を来店予定日の数日前までに店舗に持って行くか、宅配で送るかしておきます。

予約だけして当日持込みも可能ではありますが、事前に送っておくことで当日すぐ着付けがはじめられるよう準備しておいてもらうこともできますし、万一忘れ物があれば事前に連絡をもらう時間の余裕もあります。

訪問着を持ち込んで着付けを依頼する場合、きものレンタルwargoでは4,900円です。

また、袋帯の変わり結びや、長襦袢への半襟の縫い付けなどもオプションで対応があります。

たいがいの場合、着付けに必要な足袋や着付け小物一式はレンタルすることも可能ですし、その場で購入することも可能なので、着物はあるものの自身のサイズにあった小物に欠けがある場合でも、気軽にお願いできるのも魅力的です。

着物もレンタルする場合

着物も一式フルセットのレンタルをする場合は、着付け料金を別で支払う必要はありません。
きものレンタルwargoのレンタルプランの価格には、着物と帯に加え、草履、バッグ、襦袢、肌着、足袋などの小物一式と、着付け料金までが含まれています。
一式フルセットレンタルの場合、予約だけしておけば後は手ぶらでお店に行けばOKです。

訪問着一式フルセットのレンタル価格は、きものレンタルwargoの場合は9,900~です。
色、柄ともにさまざまな訪問着が用意されていますから、予算内で気に入ったものを下見で予約します。

訪問着を持ち込む場合の持ち物と当日の服装

訪問着を持ち込みして着付けてもらう場合は、どのような服装、どのようなものを持って行けばよいのでしょうか?

訪問着を着る際の持ち物としては、着物、帯、バッグ、足袋、草履、着物スリップまたは肌襦袢と裾よけ、半襟付き長襦袢、襟芯、腰ひも5本、タオル5本、伊達締め2本、帯板、帯枕、帯締め、帯揚げ、三重仮紐、伊達襟です。

着付けてもらう時は、前開きの服を着ていくのがおすすめです。

特にヘアメイクもセットでお願いする場合、かぶって着る服だとヘアスタイルが崩れるため、着物を着た状態でヘアセットが終わるのを待つことになります。
前開きのシャツやカーディガンを着ておくと安心です。

また、下着は和装ブラがあれば付け行くのがもっともおすすめです。
着物は肩から裾まで同幅の布を体に巻くので、ボディラインのメリハリが少ないほうが美しく着れますし、着崩れもしにくいわけです。

和装ブラとは、ワイヤーが入っておらず、胸を目立たないようにしてくれる効果があります。
和装ブラを持っていない場合は、カップ付きのキャミソールなどでも代用できます。

メイクをお願いする場合は、基礎化粧品だけを塗ってメイクはせず、すっぴんで行きましょう。
メイクしていってしまうと、落とす時間もかかりますしメイクノリが悪くなることもあります。
ヘアセットをお願いする場合も同様に、スタイリングはせず、洗いざらしの髪のまま行くようにしてください。

訪問着の着付けにかかる所要時間

着物の着付けにかかる時間の違いは、帯結びの所要時間の違いにかかるところが大きいです。
振袖の場合は凝った結び方になることが常なので、他の着物と比べて所要時間は長くなります。

では、訪問着の場合はどうでしょう?
訪問着の着付けは、帯結びが二重太鼓なら30分ほどですが、帯を変わり結びにした場合は10分程度は余分に見ておいた方がよいでしょう。
変わり結びを希望する場合は、事前に相談しておくのがおすすめです。

ヘアメイクもお願いする場合、ヘアメイクから着付けにかかる所要時間が、髪の長さややりたい髪型によってだいぶ異なります。
ロングヘアの場合は2時間弱、ショートヘアの場合でも1時間半ほどを目安に、できれば予めどんなヘアスタイルをしたいのか写真などで伝えることで、どの程度の時間が必要か美容師さんに確認するのが確実です。

また、卒業式シーズンや成人式などお店が混雑していると、待ち時間が出てしまい、さらに時間がかかることもあります。

訪問着を着付けしてもらい、結婚式などに行く場合は、着付けやヘアメイクにかかる時間だけでなく、お店までの移動時間や、お店から目的地までの移動時間も頭に入れて着付けの時間を決めましょう。
特に着付けした後は、慣れない着物姿で移動に時間がかかってしまう可能性もあります。
あらかじめお店に着付け、ヘアメイクに必要な時間を確認して、余裕を持ってスケジュールを組んでください。

まとめ

いかがでしたか?訪問着を着付けてもらう場合の料金や、必要な持ち物などについてご紹介しました。

レンタルを活用して、訪問着を気軽に着てみてくださいね。

※きものレンタルwargoの料金に関する記載は本コラム公開時点の税別・web事前決済価格となります。

The post 訪問着の着付けにはどのくらい値段がかかるの? appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
卒業式で袴を履きたい!着付けはどこで出来るの?料金の相場はいくら? https://kyotokimono-rental.com/column_hakama/hakama_kitsuke_ryokin.html Mon, 29 Oct 2018 05:13:49 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=163848 袴を卒業式で着ようと考えていらっしゃる方は、袴の着付け予約やヘアセット予約などを前年のうちに済ませるのが通例となっています。 しかし、成人式とは異なり、各学校の卒業式の日にちや時間帯に合わせて個々人で

The post 卒業式で袴を履きたい!着付けはどこで出来るの?料金の相場はいくら? appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
袴を卒業式で着ようと考えていらっしゃる方は、袴の着付け予約やヘアセット予約などを前年のうちに済ませるのが通例となっています。
しかし、成人式とは異なり、各学校の卒業式の日にちや時間帯に合わせて個々人で予約を入れなくてはいけないため、どこで着付けの予約をすれば良いのか迷われる方が多いです。

そこで今回は、卒業式の袴着付けをお願い出来るところ、着付け料金の相場といったことについて解説していきます。
事前に用意すべきものや着付けに掛かる時間、ヘアセット料金など、袴の着付けに必要な情報を全てお教えします。

袴はどこで着付け出来るの?

袴の着付けは、基本的にどこの美容院でも受け付けてもらえます。
但し、卒業式シーズンの2月、3月は予約で混み合う可能性が高いので、早めの予約をお勧めします。

美容院以外では、袴を借りたレンタル業者の紹介で、学校やホテルで着付けてもらうことが出来ます。
学校での着付けは生協と提携していることがほとんどで、生協を通して卒業式の着物や袴を借りた人が優先的に着付けてもらえるようです。

ヘアセットやメイクアップなどは必要とせず、着付けだけをしてもらいたいという方は、自分の家に着付け師を呼び、着付けてもらうということもあります。

着付けの料金相場は?

着付けの料金相場は、着付けてもらうもの、着付けてもらう場所によっても変動してきますが、袴単品の着付けを頼むよりも小振袖と袴というセットで着付けを頼んだ方がお得な場合が多いです。

ここでは、美容院で着付けてもらう時の相場、レンタル業者を介して着付けをお願いする時の相場についてそれぞれ解説します。

美容院の場合

美容院で着付けをお願いする場合、着物の着付けだけを頼むというのは珍しく、基本的には髪の毛と着付けのセットでやってもらいます。
ヘアセットだけだと通常10,000円のところも着付けとセットということで、ヘアセット料金が6,000円と割引になるところが多いです。

着物と袴の着付け相場は5,000円から8,000円なので、ヘアセットと着付けのセット料金の相場は大体10,000円から15,000円といったところになります。

レンタル業者の場合

レンタル業者の場合、袴や着物を貸し出す際に着付け料金込みのセット価格で提供していることがほとんどです。
内着付け料金は大体5,000円ぐらいとしているところが多いです。

生協の場合、着物の貸し出しに加え、袴の着付け、記念撮影込みで25,000円というお値打ち価格で提供しています。
以上、美容院の場合、レンタル業者の場合と分けて解説しましたが、どちらの場合も袴の着付け相場は5,000円ぐらいと考えていいでしょう。

ヘアセットに掛かる料金相場

ヘアセットの金額は、お願いする髪型によっても多少前後しますが、3,000円から6,000円ぐらいが相場です。
昔の女学生のように、袴にはダウンスタイルを選ぶという場合は3,000円から5,000円ぐらいになりますが、アップスタイルで編み込みなどをお願いする場合は4,000円から6,000円ぐらい掛かります。

但し、卒業式用ヘアセットという特別商品を置いている美容院も多く、どんな髪型であっても5,000円でヘアセットしてくれるところもあります。
予約する際にはヘアセット料金についても確認しておくと安心です。

着付けや準備に掛かる時間

袴を着る場合、成人式の時と同様に、まずヘアセットとメイクアップから始まります。
ヘアセットは、カーラーなどで巻く時間などもあるため1時間から1時間半ほど時間を要します。
高度な技術を必要とする髪型の場合は更に時間が掛かるので2時間は見ておく必要があります。

袴の着付けはとてもシンプルなものなので、20分もあれば完了しますが、荷物の入れ替え時間や着てきた洋服の始末の時間なども見て、着付け時間は30分ぐらいと考えておくといいでしょう。

事前に準備しておきたいもの

お願いする美容院によっては、着付けの前日までに着物や着付けに必要な道具を搬入しなくてはいけません。

搬入日直前に着付けに必要なものが何か分からなくなってしまうと困るので、ここで着付けに必要な小物や用意しておくべきものをリストアップします。

  • 着物(小振袖や中振袖)
  • 半幅帯
  • 長襦袢(半衿付)
  • 肌襦袢
  • 裾除け(肌襦袢と裾除けがセットになっているワンピース型のものは避けましょう)
  • 和装下着(スポーツブラ可)
  • 重ね衿(伊達衿)
  • 衿芯
  • コーリンベルト(あれば便利です)
  • 伊達締め2
  • 5
  • 補正用タオル4枚から5
  • 脱脂綿
  • 帯板(前板)
  • 足袋(草履を履く場合)
  • 草履(草履を履く場合)
  • タイツもしくはソックス(ブーツを履く場合)
  • ブーツ(ブーツを履く場合)
  • 巾着(バッグ)
  • 髪飾り

着付けの予約をする時期

袴の着付けを美容院に予約する場合は、前年の末(11月から12月ごろ)に予約を取りましょう。
年明けの予約は、卒業出来ることが確定してから予約をしたいという人で混雑するので、出来る限り前年の内に予約を済ませておくのが賢明です。

レンタル業者を介して袴の着付けを予約する場合は、袴を借りるのと同じ時期である前年の3月から5月(卒業式の約1年前)までに着付けの予約を取るのが一般的です。
年が明けてから予約しても大丈夫と思っているとあっという間に美容院の予約が埋まってしまうので、お願いしようと思っている美容院があれば早めに予約を入れておくことをお勧めします。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
袴の着付けは基本的には美容院でやってもらうことが出来ますが、袴のレンタルついでにレンタル業者が紹介してくれるところで着付けをお願いすることも出来ます。

どちらの場合も着付け料はだいたい5,000円ぐらいなので、自分のニーズに合った方を選んで袴の着付けをしてもらうようにしましょう。

レンタル業者で袴や着物一式を借りる場合は小物の準備をする必要はありませんが、袴だけ借りて自分の振袖に合わせる場合は、着付けに必要な小物の準備も全て自分で行わないといけないので、忘れ物がないようしっかり準備しましょう。

The post 卒業式で袴を履きたい!着付けはどこで出来るの?料金の相場はいくら? appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
訪問着の着付けは自分でもできるのか?訪問着の着付けに必要なもの【着付け師監修】 https://kyotokimono-rental.com/homongi-column/homongi_kitsuke.html Fri, 19 Oct 2018 13:08:14 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=162756 自分の着物を自分で着ることが出来たら、おしゃれなレストランでの食事や、ちょっとフォーマルな場に着て行きたいという方も多いでしょう。   そこで今回は、着付けを習わなくても訪問着を自分で着るこ

The post 訪問着の着付けは自分でもできるのか?訪問着の着付けに必要なもの【着付け師監修】 appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>

自分の着物を自分で着ることが出来たら、おしゃれなレストランでの食事や、ちょっとフォーマルな場に着て行きたいという方も多いでしょう。

 

そこで今回は、着付けを習わなくても訪問着を自分で着ることが出来るのか、訪問着を着る時には何が必要かについて丁寧にご説明します。

 

着付けを習っている人しか知らない、着物を着る時の便利アイテムも合わせてご紹介していくので、参考にしてみて下さい。

 

訪問着の着付けは自分でも出来るのか?

 訪問着を着るためには、外出着の着方の着付けをした着物の上に袋帯を二重太鼓結びにします。

 

この着付けは、着物の着方の中でも基本であり、やり方とコツさえ掴めば自分で訪問着を着ることは出来ます。

 

しかし、着付けは全くの初心者だという方には難しいので、まずは小紋に名古屋帯が締められるよう練習することをおすすめします。

最近は、動画でも訪問着の着方、二重太鼓の締め方などが紹介されているので、それを参考にしながら練習してみるのも良いでしょう。

 

訪問着の着付けに必要なもの

足袋

洋装でいうところのソックスやストッキングの役割を果たすものです。

 

訪問着のような準礼装の着物を着る時は必ず白色の木綿足袋を選ぶようにします。

 

柄物や色物はカジュアルな装い向きのものなので、訪問着には相応しくありません。

 

裾除けと肌襦袢

和装の下着ともいえる裾除けと肌襦袢は、汗取りの役割も兼ねた重要なものです。

 

裾除けはパンツの上から、肌襦袢は上半身の素肌の上から身に付けます。

 

最近は、裾除けと肌襦袢が一体化したワンピース型肌襦袢も人気があります。

 

長襦袢と半衿

長襦袢は着物の下に着る和装下着の一種で、着物が汗で汚れないようにしてくれます。

 

訪問着に合わせる長襦袢は白色、もしくは訪問着の着物の色よりも淡い色合いのものを選び、着物に長襦袢の色が写らないようにします。

 

長襦袢には必ず半衿を縫い付けますが、フォーマルな席に出席する場合の半衿は白色のものを選ぶようにします。

 

刺繍が入ったものや色が付いたものはカジュアル向きなので、訪問着には相応しくありません。

 

衿芯

長襦袢の衿に入れて衿のラインを補強するために用いるのが衿芯です。

 

衿芯がない場合、着物の衿の形がふにゃふにゃして決まらないので、訪問着に限らず着物を着る時には必ず長襦袢の衿に衿芯を入れるようにします。

 

着物(訪問着)

春、秋、冬に着るのであれば袷の訪問着を、夏に着るのであれば絽の訪問着を用意します。

 

新しい着物を下す場合は、必ずしつけ糸を外さなくてはいけないので、忘れないようにしましょう。

 

訪問着の帯には織りの袋帯を用います。結婚式の披露宴や格式高い席に出席する場合には金糸や銀糸がふんだんに使われた華やかなものを選びます。

 

それ以外の席では、着る訪問着の色や柄に合わせた織りの袋帯を選びます。

 

帯板

帯をしっかり巻いていく上で重要なのが帯板です。

 

帯板にも種類があり、前板、後板、ゴム付帯板がありますが、自分で訪問着を着るのであればゴム付帯板がおすすめです。

 

ゴム付帯板は、帯を巻く前に着物の上から装着して用います。

 

帯揚げ

帯揚げは帯の上に締めるもので、綸子や縮緬の帯揚げを訪問着には合わせます。

 

訪問着に合わせる帯揚げは、黒留袖の時のように必ず白色でなくてはいけないといった決まりはありませんので、着物と帯の色柄に合わせて選ぶようにします。

 

帯締め

帯締めは帯を留めるのに使われる組紐で、丸組と平打ちの二種類があります。訪問着にはちょっと広めの平打ちがよく用いられます。

 

フォーマルな席に出席する場合は、帯締めにも金糸が入ったものを選び、華やかさを演出するようにします。

 

小物

訪問着だけでなく、着物を着る時には必ず紐45本と伊達締め2本が必要になります。その他に体型によって補正が必要になってくることもあります。

 

<h2>訪問着の着付けに持っていると便利なもの

 

着物のクリップ

着物を着る時は何かと手を後ろに回すことが多く、誰かにちょっと押さえていてもらえたら着やすいのにと感じることもあります。

 

そんな時に役立つのが着物のクリップで、押さえておきたい部分にクリップを用いることでずっと着物が着やすくなります。

 

ファンデ

着付け師に着物を着付けてもらう時にはタオルで補正が施されます。しかし、自分でこの補正をやろうとするととても大変なので、補正代わりにもなるファンデというものを用います。肌襦袢の上からウエスト辺りに巻いて用います。

 

ヒップパッド

着物の補正では、腰の一番くぼんでいるところにもタオルを宛がい補正を行います。

 

これも着付け師にやってもらう補正になるので、自分ではなかなか上手に出来ませんが、同じ効果をもたらしてくるのがヒップパッドというものになります。

 

肌襦袢の上から腰骨を覆うように付けて、腰回りの補正をします。

 

補正用のタオル

着付け師に着付けてもらう時には、鎖骨辺り、ウエスト、腰(ヒップ)にタオルが用いられ補正が施されます。

 

着物を着るのに慣れてくるとこのタオルを用いた補正も自分で出来るようになるので、覚えておくと良いでしょう。

 

中には補正用のタオルを予め肌襦袢に縫い付けて、オリジナルの補正付き肌襦袢を作る方もいます。

 

何度か着物を着ていくうちに自分にはどの補正が必要なのかということも分かってくるので、適宜タオルを用いて美しい着物体型を作れるようにすると良いでしょう。

 

和装用のブラジャー

洋装ではブラジャーを付けるのが当たり前ですが、着物ではブラジャーを付けないことが一般的です。

 

しかし、ブラジャーがないと不安を感じるという方は和装用のブラジャーを用いましょう。

 

着崩れが起きないような配慮の下で作られた下着なので、安心して着物の下に付けることが出来ます。

 

コーリンベルト

コーリンベルトは、着物の衿元が着崩れないよう押さえておくものです。

 

コーリンベルトの先を衿先辺りに付け、おはしょりを押さえつけながらコーリンベルトを使うことでおはしょりの落下防止にもなり、非常に便利な小物としてよく用いられます。

 

ユナベルト(マジックベルト)

着物の丈を決める時、腰骨の位置で腰紐を結びますが、この腰紐が緩いと着物の着崩れが起きてしまいます。

 

腰紐は独特の結び方をするため、自分で着物を着る時に紐で結ぶのは難しいとされています。

 

そこで用いられるのがゴムで出来た腰紐(ユナベルト、マジックベルト)です。締め具合も容易に調整できるので、1本持っていると大変役に立ちます。

 

伊達締め

伊達締めは博多織で作られたものが多いですが、最近はシャーリングの付いたストレッチ伊達締めもよく用いられます。

 

長襦袢の胸紐の上、着物の胸紐の上に用いるため、2本用意する必要があります。

 

着物を留めるために必要になってくるもので、長襦袢の胸紐、着物の胸紐、腰紐、帯の仮紐の4本は最低でも用意しておかなくてはいけません。それ以外にタオルの補正を行うのであれば、タオルを押さえておくために紐が1本余計に必要になってきます。

 

まとめ

いかがでしたでしょうか。訪問着に二重太鼓という着付けは、自分でも出来ますが、着物を全く自分で着たことが無いという方には少々難しいところもあるでしょう。

 

完璧に訪問着が着られるようになりたいという方は、着付けのお教室に短期で通うことをおすすめします。

 

訪問着を着る上で必要となってくる着物や和装下着、小物をまとめているので、自分で訪問着を着るという時も、誰かに訪問着を着せてもらうという時も準備リストとして活用して下さい。

The post 訪問着の着付けは自分でもできるのか?訪問着の着付けに必要なもの【着付け師監修】 appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
訪問着と小紋の違いとは?様々な着物の種類を解説します【着付け師監修】 https://kyotokimono-rental.com/homongi-column/homongi_komon_tigai.html Fri, 19 Oct 2018 12:06:50 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=162744 着物には、黒留袖を始め、訪問着、小紋など様々な種類がありますが、それぞれの着物の格によって礼装用着物(フォーマル・セミフォーマル)、遊び着用の着物(カジュアル)に区別されます。 この着物の格が「礼装用

The post 訪問着と小紋の違いとは?様々な着物の種類を解説します【着付け師監修】 appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>

着物には、黒留袖を始め、訪問着、小紋など様々な種類がありますが、それぞれの着物の格によって礼装用着物(フォーマル・セミフォーマル)、遊び着用の着物(カジュアル)に区別されます。
この着物の格が「礼装用」か「普段着用」かを把握していないと、正式な席に小紋のようなカジュアルな着物を着て行くなど、場違いな装いをしてしまうことも考えられます。

そこで今回は、最もよく着られる訪問着と小紋の違いについて解説します。
また、どんな着物があるのか、どんな格の違いがあるのかについてもまとめています。
今後TPOに即した着物を着る機会もあるかもしれないので、ぜひ参考にしてください。

小紋と訪問着では格式が違う!

小紋と訪問着の一番の違いは、着物の格がカジュアルかフォーマルかの違いにあります。
訪問着は黒留袖、色留袖に次ぐ礼装用の着物(準礼装)で、正式な席で用いられることが多いです。

対する小紋は、礼装用の着物ではなく、カジュアルな着物(普段着)として用いられます。
街着としてお食事や観劇、美術館巡りなどにぴったりの着物で、洒落着としての一面も持ちます。

訪問着は礼装用の着物なので合わせる帯は袋帯、カジュアルな着物の代表である小紋に合わせる帯は名古屋帯となっています。

小紋特有の飛び柄がおしゃれという理由で、結婚式などの正式な場に小紋を着て行くことは、ジーンズにスニーカーで結婚式に出席するようなものです。
どんなにお洒落な小紋であっても正装で出席する場面に着て行くのは避けましょう。

紋付き江戸小紋なら訪問着と同じように着ることも!

江戸小紋は、その名の通り小紋の一種ですが、小紋の中でもフォーマルに近い、格の高いものとして認識されています。

そもそも江戸小紋とは「江戸時代の裃(かみしも)小紋から発展した着物」で、裃三役と呼ばれる「鮫」、「行儀」、「角通し」の柄は特に格式が高くなっています。

裃三役の江戸小紋に一つ紋を付けて礼装用の袋帯を合わせれば、略礼装の着物として訪問着とほぼ同格で装うことも出来ます。

着物の種類と用途

黒留袖

黒留袖は、着物の中でも最高位の着物に位置付けられ、「既婚者女性の第一礼装」とも言われます。

五つ紋が入り、裾に絵羽模様(縫い目部分で柄が繋がっており、広げた時に一枚の絵に見える柄付のこと)が広がった黒留袖には、金銀の糸が沢山織り込まれて華やかな袋帯を締めます。

黒留袖を着る時は、子供の結婚式や親戚の結婚式が多いですが、それ以外にも、免許皆伝の際に着られます。
お宮参りの時の母親の着物としても黒留袖は用いられています。

色留袖

色留袖は黒留袖の色物バージョンで、紋の数によって格が決まり、黒留袖と同じ格式のものと、やや格下のものに分けられます。
ただし、黒を忌嫌う宮中では色留袖が正式な礼装(第一礼装)として用いられていたこともありました。

色留袖は、紋の数(五つ紋、三つ紋、一つ紋)によって格が異なり、五つ紋は黒留袖と格が等しいですが、一つ紋は訪問着とほぼ同格になります。
いずれの紋の場合でも、締める帯は黒留袖の時と同様に袋帯です。

色留袖を着る時は、結婚式や披露宴はもちろん、その他に叙勲式、晩餐会、お茶会、パーティーなどで着ることができるので、黒留袖よりも活躍する場は多い着物です。

振袖

未婚女性の第一礼装として活躍するのが振袖です。

多種多様な文様が様々な技法によって描き出されている振袖はとても豪華です。
帯には、豪華な袋帯を使用しますが、袋帯をただの二重太鼓に締めるのではなく、福来雀などの変わり結びを締めます。

振袖を着る時は、成人式及び成人式の前撮り、卒業式、謝恩会、結婚式、結納、披露宴、初釜、パーティーなどの華やかな場に出席する時です。

訪問着

訪問着は、色留袖の次に格の高い着物で、フォーマルな場に相応しい着物として知られています。
留袖と同様に、絵羽模様が裾に広がっており、さらに上半身にも柄が多く描かれているのが特徴です。

訪問着は礼装用の着物なので、袋帯を締めます。
金銀を使用した袋帯で華やかさと格を出すならば、結婚式やパーティーにふさわしい装いへと変化します。

訪問着を着る時は、結婚式、披露宴、パーティー、お見合い、結納、入卒園式、入卒業式、お宮参り、七五三などです。

付け下げ

付け下げは、訪問着の柄をシンプルにした着物です。訪問着よりも落ち着いた色合いのものも多く、柄もシンプルなので、茶席などに相応しいです。

付け下げの時も締める帯は袋帯が基本ですが、織りの名古屋帯を締めることも出来ます。

付け下げを着る時は、結婚式、パーティー、お見合い、コンサート、入園式や入学式、卒園式や卒業式、お宮参り、七五三などです。

色無地

色無地にも何種類かありますが、フォーマル寄りの色無地(準礼装や略礼装)というのは、武士の裃にも使われたという、非常に細かい地紋の文様を持つものに限っていいます。
準礼装に相応しい色無地には三つ紋が入っており、略礼装に相応しい色無地には一つ紋が入れられています。

色無地の場合は、帯で変化を付けるため、豪華な袋帯を締めてフォーマル度を高める、染めの名古屋帯を締めてややカジュアルに格を落とすなど幅広い着こなしが出来ます。
色無地を着る時は、不祝儀、祝い事、お見合い、七五三、お茶会、お宮参り、入園式や入学式、卒園式や卒業式などです。

小紋

遊び心のある柄が着物全体に広がった小紋は普段着(カジュアル)に適していますが、先にも述べたように、江戸小紋は小紋の中でも格が高く、紋が入っていれば訪問着と同格の礼装用の着物として用いることも出来ます。

小紋に締める帯は名古屋帯または袋名古屋帯を合わせますが、紋付きの江戸小紋を着る場合は袋帯を合わせても問題ありません。

小紋を着る時は、観劇、ショッピング、美術館巡り、お食事、小パーティー、お茶会、お稽古などですが、紋付き江戸小紋と袋帯の組み合わせに関しては結婚式の披露宴に着て行っても問題ありません。

訪問着ならフォーマルな場で安心して着られる

訪問着は小紋とは異なり、礼装用の着物として用いられます。
格としては黒留袖、色留袖に次ぐ準礼装の着物になりますが、金銀が入った華やかな帯を締めることで格の高さを演出することが出来ます。

結婚式の披露宴はもちろん、パーティーの席、卒園式や卒業式、入園式や入学式、結納といったあらたまった場に訪問着を着ることが出来ます。
フォーマルな場に何を着て行ったら良いのか悩んだ時には、訪問着を選びましょう。

まとめ

いかがでしたでしょうか。
着物の格式を把握するのはなかなか難しいですが、最もよく着られる訪問着と小紋の違いはフォーマルかカジュアルかというところにあります。

小紋は紋付きの江戸小紋ではない限り、普段着・街着扱いとなるので、訪問着代わりに着ることは出来ないということは覚えておきましょう。

合わせる帯も、カジュアルな着物には名古屋帯、礼装用の着物には袋帯と決まっているので、間違っても小紋に袋帯を締めないよう気を付けましょう。

The post 訪問着と小紋の違いとは?様々な着物の種類を解説します【着付け師監修】 appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
【着物の着方】結婚式で親族が振袖を着る時の注意点まとめ https://kyotokimono-rental.com/kekkonshiki-column/kekkonsiki_shinzoku_furisode.html Fri, 12 Oct 2018 14:18:47 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=161816 親族として出席する結婚式。思い入れもひとしおながら、友人として招かれる式とはまた違った立場で、服装にも悩んでしまいがちですよね。新郎・新婦との間柄や自分の年齢などによって、ふさわしい服装を選びたいもの

The post 【着物の着方】結婚式で親族が振袖を着る時の注意点まとめ appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
【着物の着方】結婚式で親族が振袖を着る時の注意点まとめ

親族として出席する結婚式。思い入れもひとしおながら、友人として招かれる式とはまた違った立場で、服装にも悩んでしまいがちですよね。新郎・新婦との間柄や自分の年齢などによって、ふさわしい服装を選びたいものです。

 

親族が結婚式や披露宴で振袖を着用する場合に注意すべき点や、身内の結婚式の際の父母、兄弟、姉妹それぞれの立場での服装の選び方などについて、くわしくご紹介します。

 

親族や友人の結婚式で振袖を着ても大丈夫?

親族や友人の結婚式で振袖を着ても大丈夫?

未婚の女性にとって、振袖は和装の第一礼装になります。ほかに結婚式で着るものとしては訪問着、色留袖などがありますが、いずれも振袖よりも格が下がってしまいます。

 

振袖は未婚のうちしか着られない礼装ですので、着られるうちに楽しみたいもの。また、親族としてゲストをお迎えする立場での出席や、友人であっても受付係を頼まれるなど特別な役割があるときは、礼を尽くし華を添える装いが大切になってきます。

 

そういった場合にも、振袖を着るのはよい選択です。

 

振袖の種類

振袖の種類

大振袖について

本振袖とも言われ、袖の丈が115cm程の振袖で、最も格式の高い「第一礼装」にあたります。かつては婚礼衣装として花嫁が着るのが大振袖でした。

 

現代でも、お色直しなどで大振袖を着用する新婦もいます。近年は成人式で着る人も増えています。

 

中振袖について

袖の丈は100cm程度。大振袖に次いで「準礼装」となるのが中振袖です。成人式や卒業式など、お祝いの席にぴったりの装いで、結婚式に出席する場合にもふさわしいとされています。

 

特に、新婦が大振袖を着る予定にしている場合は、かぶってしまわないよう中振袖を選ぶのがよいでしょう。

 

小振袖について

袖丈は85cm程度で、二尺袖とも呼ばれます。袴と一緒に、卒業式などで着用されます。袖が短いので、軽くて動きやすく、カジュアルな印象もあります。

 

あまり堅苦しくないパーティー、お茶会、観劇などにもぴったりです。

 

振袖を着る際に覚えておきたい注意点

振袖を着る際に覚えておきたい注意点

色や柄

華やかな振袖での出席はおめでたい日に彩りをそえるもの。しかし、結婚式や披露宴の主役はなんといっても花嫁です。

 

自分の方が目立ってしまうことのないよう、白や赤などの色を避けたり、花嫁が大振袖を着る予定があるのならば中振袖を選んだりするようにしましょう。前もって花嫁の衣装を確認しておくのもよいでしょう。

 

また、親族として出席する場合はゲストをもてなす立場になりますので、きちんとした印象になるような着こなしを心がけます。

 

コーディネート

振袖は成人式で着て以来、という人も多いですよね。人によって実年齢より若く見える人もいれば上に見られてしまう人もいるでしょうが、いずれにしても成人式のような、華やかすぎる装いはちぐはぐな印象を与えてしまいます。

 

同じデザインの振袖であっても、帯や小物を変えたり、落ち着いた色や形のものを選んだりすることで、年齢相応で、親族としてもふさわしい装いになります。

 

髪型・髪飾り

振袖そのものが華やかなので、髪はどちらかというとシンプルにするほうがすっきりとまとまります。髪飾りは振袖の柄に合った飾り(かんざし、パールなど)を選び、少し華やかさを足す程度にとどめます。親族としての出席であれば、華美になりすぎないように気をつけます。

 

その他

結婚式や披露宴で着物を着る場合、指輪以外のアクセサリーを着用するのはマナー違反。ブレスレットやピアス・イヤリングなどは外しておきましょう。

 

また、お祝いの席において動物を想起させるものを身につけるのもマナー違反とされています。成人式のときに着用するようなファーなども避けるようにしましょう。

 

親族の結婚式の基本的な服装

親族の結婚式の基本的な服装

父親の服装(子供の結婚式)

親族のうちでも最も関係の近い両親は、正礼装での参加が基本とされています。父親は、洋装ならモーニング(昼間におこなわれる式の場合)、燕尾服またはタキシード(夕方から夜におこなわれる式の場合)。和装の場合は五つ紋付羽織袴となります。

 

レストランウェディングなどの場合は少しカジュアルめの準礼装(ディレクターズスーツ)、略礼装(ブラックスーツ)を選ぶこともあります。

 

母親の服装(子供の結婚式)

父親と同じく、正礼装での参加が基本になります。和装であれば黒留袖、洋装の場合はアフタヌーンドレス(昼間の式の場合)やイブニングドレス(夕方から夜に行われる式の場合)を選びます。

 

また、カジュアルな会場であれば色留袖や訪問着、あるいはロングドレス、フォーマルワンピース、アンサンブルスーツなどを選ぶのもよいでしょう。

 

兄弟の服装(兄弟の結婚式)

新郎新婦の兄弟姉妹や、親族であるおじ・おば、いとこは、準礼装または略礼装を選ぶのが一般的です。

 

兄弟や親戚はディレクターズスーツ、ブラックスーツを着用します。ただし父親がディレクターズスーツを着用するなら、格を落としてブラックスーツなどにします。ネクタイは白やシルバー、革靴は黒を選びましょう。

 

姉妹の服装(兄弟の結婚式)

姉妹、女性の親族は、和装を選ぶのなら黒留袖(既婚全年齢)、色留袖(30代前半くらいまでで既婚の場合)、訪問着、振袖(未婚の場合)がよいでしょう。

 

洋装であればフォーマルのワンピース、カクテルドレス、スーツなどを着用します。親族ということで、ゲストよりも控えめの服装にするのがマナー、とされている説もあります。

 

まとめ

大切な人の結婚式。親族として出席する際には自分がゲストをおもてしする側として、きちんとフォーマル感のある装いを心がけることが大切です。

 

振袖は、着る人だけでなくその場全体に華やかなアクセントを与えて、場を明るくしてくれます。

 

新郎新婦を引き立て、親族としてゲストに対しても最大限の礼を尽くせるようきっちりとマナーを押さえつつ、今しか着ることのできない衣装で思い切りおしゃれを楽しんでみてはいかがでしょうか。

The post 【着物の着方】結婚式で親族が振袖を着る時の注意点まとめ appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
【着付け師監修】振袖の着付けは時間がかかる?成人式当日は何時間前から準備するの? https://kyotokimono-rental.com/furisode-column/furisode_kituke_zikan.html Fri, 05 Oct 2018 06:36:31 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=160642 初めての振袖で成人式会場へのお出かけは、不安で緊張している人は多いのではないでしょうか。成人式では多くの新成人が振袖を着て出席するため、着付け会場や美容院は新成人の着付けやヘアメイクなどで、目が回るほ

The post 【着付け師監修】振袖の着付けは時間がかかる?成人式当日は何時間前から準備するの? appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>

初めての振袖で成人式会場へのお出かけは、不安で緊張している人は多いのではないでしょうか。成人式では多くの新成人が振袖を着て出席するため、着付け会場や美容院は新成人の着付けやヘアメイクなどで、目が回るほど慌ただしくなってしまいます。

 

そのため、成人式当日には着付けにどのくらいの時間がかかるのか、成人式に間に合うのかなど、不安に思う人も多いのではないでしょうか。会場へ慌てて向かわなくても済むように、余裕を持ったスケジュールを組みたいものです。そこで、振袖の着付けの所要時間、成人式当日の注意点を紹介します。

 

振袖の着付けにかかる時間はどれくらい?

振袖はひとりで着ることができない、他装が基本の着物です。袖丈が長く、帯結びが特殊な振袖は、着付け師に着せてもらわなければ着装することができません。

 

成人式当日は、着付け師が総動員して新成人の振袖の着付けを行います。着付け師が振袖を着つける時間は概ね1時間程度です。二人掛かりで行われることもあり、その場合は50分程度となります。

 

着付けの他にヘアメイクを行う場合は、着付けとトータルで1時間半〜2時間程度です。帯結びが複雑、帯が丸帯などの重たいものであるなど、着物が特殊のものであると更に時間がかかる場合があります。

 

振袖の着付けは、同じ礼装格の訪問着や付下げ、留袖などよりも時間がかかります。当日は余裕を持ったスケジュールの予約が必要です。

 

成人式の当日は何時間前に準備を始めればいいの?

成人式はその日1日だけですので、どこの美容院、着付け会場も混雑します。着付け時間を2時間と見積もって予約を入れたとしても、混雑で予約時間が後押しになってしまい、結局ぎりぎりになってしまうこともあります。

 

また成人式当日に、初めて美容院へ持ち込んでの振袖の着付けは、着付け師も時間を読むことが難しく予想以上に時間がかかる可能性があります。

 

レンタルした店舗が直営する美容院や着付け会場であれば、着付け師の人たちもどんな振袖が来るか、どんなヘアメイクにするか、髪飾りや小物などを把握しているのでその分時間を短縮できます。

 

そのため振袖着付けの予約は、できるだけ早い時間に入れておくのが得策だと言えるでしょう。当日は、着慣れない振袖で移動しなければならず、天候が悪ければさらに時間がかかります。

 

美容院や着付け会場によっては、朝4時から受けつけるところもあり、なかには会場まで時間がかかる場合、当日0時から着付けを始める美容院もあるようです。

 

振袖レンタルの店舗によっては、レンタル契約と同時に提携美容院や着付け会場の予約ができるので、レンタル時に一度で準備が整うため安心です。

 

成人式当日にスムーズに準備するための注意点

着付け

着付けをスムーズに行うために、一番大切なことは「忘れ物をしないこと」です。当日は着付け師も大変忙しく、ひとりの新成人にゆっくり時間をかけることが難しくなります。

 

そんな時に肌襦袢や足袋、腰紐、タオルなどの忘れ物があっては、代わりを用意するだけでも時間がかかってしまいます。

 

場合によっては取りに戻らなくてはならず、成人式に間に合わないかもしれません。肌襦袢や足袋などの小物は前日までに確実に用意しておきましょう。

 

振袖を持ち込みの場合は半衿が付いているか、重ね衿や帯締めなどの小物は全て揃っているかのチェックが必要です。

 

振袖レンタルの店舗によっては、前日に振袖一式と小物類の全てを美容院や着付け会場に送ってくれるサービスがあります。

 

当日は身軽で会場に向かうことができ、忘れ物の心配もありません。このようなサービスがあれば利用すると良いでしょう。

 

メイク

メイクは、前もって希望を伝えることができるのであれば、先に伝えておくとスムーズです。レンタル店舗によっては、予約時にヘアメイクの希望を聞いてくれます。

 

振袖に合わせたメイクやヘアセットをしてくれるので、安心しておまかせすることができます。

 

また、初めての着付け会場や美容院では、多くの臨時の着付け師やヘアメイクさんがいます。なかには希望がうまく伝わらないヘアメイクさんもいるかもしれません。

 

前もって希望の雰囲気を伝えておいて、使って欲しいラメやグロスなどは自分で持っていくとよいでしょう。

 

ヘアセット

当日はメイクの後にヘアセット、その後に振袖の着付けを行います。つまり、ヘアセットは当日着用している服のまま行い、その後服を脱いで着付けとなります。

 

したがって、当日美容院や着付け会場に行く時は、前開きの服でいくと着脱が楽で、せっかくのヘアメイクも崩れません。

 

また、当日はシャンプー・トリートメントをしただけの髪で向かいましょう。ヘアクリームやスプレー、ワックスはヘアセットの邪魔になってしまいます。

 

また、当日のヘアセットに必要な髪飾りも忘れずに持ち込みましょう。前もって振袖や小物とともに届けておくと、当日はスムーズにすすみます。

 

着付け、メイク、ヘアセットを別の場所でしなければいけないことも…

本来は、振袖一式レンタルにヘアメイクや写真撮影がセットになっているサービスを利用するのが安心ですが、持っている振袖を着る、または振袖一式のみのレンタルした場合、着付けとメイク、ヘアセットを自分で予約しなければなりません。

 

着付け師がいない美容院の場合、着付け師を探して別の場所で着装する必要があります。

 

ヘアセットをしてくれてもメイクまではできないという美容院の場合は、メイクは自分で行うかメイクアップをしてくれる人を探さなくてはなりません。

 

また、着付け会場によっては、ヘアメイクは済ませて来るようにと指示があるところもあります。この場合も、美容院に自分で予約するか自分でセットしてから、会場に向かう必要があります。

 

このように、別々の場所で着付けとヘアメイクを行う場合は、当日慌てなくても済むように、余裕を持ったスケジューリングが必要です。

 

まとめ

成人式当日の振袖着装は、一気に着付けが集中するために、思いのほか時間がかかるものです。

 

前日までに忘れ物がないように小物類の用意をしておくことはもちろん、早め早めの行動を心がけましょう。

 

時間に余裕があれば、着付け師やヘアメイクさんも焦らずに済むため、お互いに不安がありません。早い時間の予約と十分な準備で、思い出に残る晴れの日をお過ごし下さい。

The post 【着付け師監修】振袖の着付けは時間がかかる?成人式当日は何時間前から準備するの? appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
【着付け師監修】夏のお宮参りの服装はなにがおすすめ?服装を選ぶときの注意点とは? https://kyotokimono-rental.com/omiyamairi-column/omiyamairi_fukuso_natsu.html Fri, 28 Sep 2018 00:34:29 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=159152 医療技術が発達していなかった時代には、赤ちゃんが元気に育つことは稀で、生まれてきて数日で亡くなってしまうということは日常茶飯事でした。そのため、赤ちゃんが生まれてきてから1ヵ月ほど様子見の期間が設けら

The post 【着付け師監修】夏のお宮参りの服装はなにがおすすめ?服装を選ぶときの注意点とは? appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>

医療技術が発達していなかった時代には、赤ちゃんが元気に育つことは稀で、生まれてきて数日で亡くなってしまうということは日常茶飯事でした。そのため、赤ちゃんが生まれてきてから1ヵ月ほど様子見の期間が設けられ、その赤ちゃんに生きる力がしかと備わっていることが確認出来た時に、赤ちゃんは生後初めて氏神様にお参りして氏子となりました。

 

この風習が今日までも続いており、それを「お宮参り」と呼んでいます。お宮参りは生後約1ヵ月頃に行われますが、夏生まれの子にも掛け着を羽織らせなくてはいけないのか悩まれた方も多いでしょう。そこで今回は、夏のお宮参りの服装についてまとめてみました。

 

赤ちゃんの服装

長らくお宮参りの時には、赤ちゃんに祝い着の掛け着(産着)を羽織らせるのが慣習となっていましたが、最近では洋装で済ませることも多くなりました。生後1ヵ月の赤ちゃんの装いは、男女差は特になく、掛け着の柄や色にのみ男女差が現れます。

 

夏に着るもの 

夏場はとにかく暑く蒸すので、掛け着を用いることは少なく、記念写真のときだけ掛け着を羽織らせるケースが増えています。万が一掛け着を羽織らせてお宮参りに臨む場合、赤ちゃんは肌着だけでも問題ありません。それでも暑そうであれば、肌着の胸紐を解いて、風通しを良くしてあげましょう。

 

最近の夏の赤ちゃんの装いは、風通しの良いベビー・ドレスが用いられることが多いです。本来であれば、ベビー・ドレスの下にロンパースや肌着などを着せるところですが、暑さ対策ということで、直にベビー・ドレスを着せてしまうこともあります。

 

夏以外の季節に着るもの

夏以外でもベビー・ドレスを用いる人はいますが、夏の時のように直にベビー・ドレスを着せるということはありません。ロンパースや下着、肌着を着せた上にベビー・ドレスを着せます。冬場はそれでも冷え込むことがあるので、下着を長袖にし、温かいおくるみを用いるなどして赤ちゃんの体温を下げ過ぎないよう調整する必要があります。

 

正式な和装スタイルでお宮参りに臨む場合は、白絹で作られた赤ちゃん用の和装下着(白羽二重)を肌着の上に着せ、その上に掛け着を羽織らせます。掛け着自体袷で作られているので、寒い冬場でも赤ちゃんを温かく保ってくれます。 

 

ママの服装

お宮参りに適したママの服装について、洋服の場合と着物の場合、それぞれどんな服装が良いのか説明します。

 

ケース①:留袖

昔はお宮参りのママの服装と言えば、第一礼装である留袖でした。赤ちゃんにとって初の行事であり、正式な儀式として位置付けられていたお宮参りには、ママも正式な装いで参加する必要がありました。特に、赤ちゃんが白羽二重と掛け着という正式な装いでお宮参りに臨む場合は、服装の格を同等にするためにママは留袖でなくてはいけなかったのです。今日では、お宮参りに留袖を着る人はほとんど居なくなりましたが、正装で臨みたいというのであれば留袖を着ることをお勧めします。

 

ケース②:訪問着、色無地(紋付き)、付け下げ

近年では、留袖の代わりに準フォーマルの訪問着や色無地(紋付き)、付け下げがよく用いられます。色味は淡いピンク、ブルー、ベージュ、オフホワイトなどが好まれる傾向にあり、掛け着の色柄に合わせて、ママの着物の色や柄を選びます。あまり派手な色柄の着物ですと掛け着の華やかさの邪魔になってしまうので気を付けましょう。ちなみに、着物で授乳する場合は、身八つ口(脇の下辺り)と呼ばれるところから行います。

 

ケース③:ワンピース 

ワンピースを着ていく場合は、フォーマルワンピースを選びましょう。色は白や紺、ベージュなど落ち着いた色味が好まれる傾向にありますが、綺麗なピンク色や淡い紫色などのワンピースでも良いでしょう。露出が少なく、裾丈も膝が隠れるものが望ましく、上品さが出るワンピースを選ぶようにしましょう。お宮参りの時間が長くかかりそうな場合は、万が一のことも考えて、授乳口のあるワンピースを選ぶようにしましょう。

 

ケース④:スーツ 

スーツでお宮参りに臨む場合、動きやすいものを選ぶようにしましょう。タイトスカートなどは足さばきが悪く、動きにくいので避けましょう。スカートであればフレアタイプのものやスリットが入ったものを選ぶのが望ましいです。色味は黒や紺、ベージュなど落ち着いた色味のものを選びましょう。但し、夏場はジャケットを着ていると暑くなってしまうことが予想されるので、簡単に脱ぎ着出来るタイプのものを選ぶようにしましょう。夏場であればトップスは袖なしのものでも構いませんが、授乳が出来るタイプのものを選んでおくようにして下さい。

 

ケース⑤:靴 

赤ちゃんを抱っこする必要があるということも考えて、ヒールの靴は避けましょう。特に神社は足場が悪いので、赤ちゃんを抱っこしている時にヒールが岩に挟まって転んでしまったとなっては大変です。ヒールのない、フォーマル用のフラットシューズを用意しておきましょう。色味はどの洋服にも合わせやすい黒またはこげ茶のものがお勧めです。

 

ケース⑥:アクセサリー

着物を着る場合、アクセサリーは全く必要ありませんが、ワンピースやスーツなどの洋装の場合は、パールを付けて格を上げる場合もあります。パールのネックレスやイヤリングを付ける場合は、長さに気を付けましょう。長すぎるものは、赤ちゃんの邪魔になる可能性があるので、ネックレスであれば40cmぐらいのものを選ぶようにしましょう。イヤリングも長すぎると鬱陶しかったり、赤ちゃんに引っ張られたりしてしまうので、耳たぶに乗るタイプのものを選ぶようにしましょう。

 

パパの服装

お宮参りに適したパパの服装について、洋服の場合と着物の場合、それぞれどんな服装が良いのか説明します。

 

ケース①:スーツ

パパのお宮参りのスタイルはスーツが基本です。ストライプや柄が入ったものはカジュアルすぎてしまうので、無地のタイプを選びましょう。色は黒や紺などのダークカラーが望ましいです。

 

ケース②:ネクタイ、ワイシャツ

ワイシャツは白が基本です。色物や柄物はスーツの時と同じく、カジュアルすぎてしまうので、選ばないようにしましょう。ネクタイは、黒ネクタイ以外であれば何色を付けても問題ありませんが、目立ちすぎる色柄ものは避けましょう。ママの装いや掛け着の色に合わせて、ネクタイの色や柄を選ぶようにすると良いでしょう。

 

ケース③:靴

フォーマルな装いで統一したいので、靴に関しても紐のないカジュアルタイプは避け、紐のある黒色の靴を履くようにしましょう。間違ってもスニーカーを履くことの無いように気をつけましょう。

 

ケース④:着物 

パパも着物を着る場合、着物と羽織の装いをします。冬場は寒いということでウールの着物を選びたくなるかもしれませんが、ウールの着物は普段着用なのでお宮参りの席には相応しくありません。紬の着物に羽織を合わせたものが一般によく用いられます。色柄の指定は特にありませんが、派手なものは避け、掛け着を引き立てる色物を選ぶようにしましょう。また、フォーマルな装いなので、足袋は色物を避け、白足袋を用いるようにしましょう。

 

お宮参りの服装における注意点

お宮参りに着ていく服を前もって決めていても、当日の天候次第では変更を余儀なくされる場合があります。ここでは、健康面においてどういったことに配慮しながらお宮参りの服装選びをするのが良いかまとめています。

 

時期をずらすのはあり? 

お宮参りを行う時期ですが、男児は、生後31日目、女児は生後32日目にお参りするというのが正式とされています。しかし、地方によっては生後100日目にお宮参りをするところもあるなど多様です。今日では、男児は生後30から32日目の間に、女児は31日目から33日目の間にお参りすればよいという認識が定着しています。

 

但し、お宮参りを行う日の天候や、その日の赤ちゃんの具合といったものが最優先されるので、必ずしも上記に挙げた日数にお宮参りをしなくてはいけないというものではありません。特に夏生まれの赤ちゃんは、時期をずらして、涼しくなった秋冬頃にお宮参りを行うことが多いようです。 

 

熱中症に注意

お宮参りの慣例に習って、夏場であっても生後約31日前後にお宮参りを行う場合は、熱中症に気をつけなくてはいけません。特に、体温調整がまだ上手く出来ない赤ちゃんは熱中症になりやすく、症状が重い場合は最悪死に至ることもあります。

 

お宮参りを予定している日の温度が35度を超える猛暑日の場合は、無理をせず、別の日にお宮参りを行うのが良いでしょう。赤ちゃんの健康を第一に考え、日程調整するようにしましょう。万が一、お宮参りを行っている途中で赤ちゃんの様子がいつもと違っていたり、ぐったりしていたりした場合は、即お宮参りを中断し、家に戻りましょう。症状が思わしくない場合は病院に直行するようにして下さい。

 

まとめ

 いかがでしたでしょうか。赤ちゃんの装いに関しては、赤ちゃんの体調を優先させたもので考えるのが望ましいといえます。必ず掛け着を着せなくてはいけない、必ず肌着を着せなくてはいけないなどの決まりごとはないので、赤ちゃんが快適に過ごせる服装を心がけましょう。パパ、ママの服装に関しては、カジュアルを避け、準礼装または礼装を目指し、フォーマルな装いでまとめましょう。あくまでも主役は赤ちゃんなので、赤ちゃんの装い(掛け着)よりも目立った格好にならないよう注意しましょう。

The post 【着付け師監修】夏のお宮参りの服装はなにがおすすめ?服装を選ぶときの注意点とは? appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
振袖の着付けはどこに頼めばいいの?着付けに必要なものと注意点まとめ https://kyotokimono-rental.com/furisode-column/furisode_kitsuke.html Thu, 20 Sep 2018 19:02:32 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=157674 振袖は主に成人式で初めて着用する女性が多いのではないでしょうか。振袖を自分で着ようとしてもそう簡単ではありませんが、だからといってどこに着付けを頼めばいいのか分からなかったり、どれくらい時間がかかった

The post 振袖の着付けはどこに頼めばいいの?着付けに必要なものと注意点まとめ appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>

振袖は主に成人式で初めて着用する女性が多いのではないでしょうか。振袖を自分で着ようとしてもそう簡単ではありませんが、だからといってどこに着付けを頼めばいいのか分からなかったり、どれくらい時間がかかったりするかも分からなくて不安になりますよね。

 

こちらでは振袖の着付けに関する、様々な疑問点を解消いたします。着付けをどこでしてもらえば良いのかという疑問から、着崩れの直し方まで些細な疑問の解決法をお伝えいたしますので、ぜひ初めての振袖に対する疑問を解消してください。

 

振袖の着付けはどこで頼めばいい?

まずは振袖の着付けをどこに頼めば良いのかという点について。自身で着付けができれば問題ありませんが、初めて振袖を着るのであれば着付け方が分からないと思いますし、調べながらやっても本当に正しいのか不安になってしまうでしょう。最初はしっかりと知識のある方にお願いして、後々自分で着付けられるようになってください。

 

レンタルショップ

自宅に振袖が既にあるという方でしたらレンタルする必要はありませんが、所有していない方はお店から振袖を借りると思います。振袖のレンタルショップでは貸し出しの他に、着付けをしてくれるお店も多く見受けられますので、レンタルショップを利用する際には着付けサービスも並行していないか確認してみてください。長年レンタルショップとして運営していれば、その分多くの女性客の着付けを担当している方がいることになりますので、安心してその道のプロに着付けてもらえます。また、着付けサービスだけではなくヘアメイクまでしてもらえるお店も多く、すべての準備がレンタルショップで済む点もありがたいのではないでしょうか。

 

美容室

レンタルショップと同じく、代表的な着付けサービスをしてくれているのが美容室です。美容室と言えばヘアセットをしてくれたり、カットサービスをしてくれたりするイメージが先行しますが、着付けサービスも行っている美容室は多いのではないでしょうか。多くの女性が振袖を着用するシーズンになりましたら、その分着付けサービスも需要が高まります。着付けの専門家とまでは言えないかもしれませんが、着付けの経験自体は多い美容師ばかりですので、日頃通っている美容室がありましたら問い合わせてみてはいかがでしょうか。

 

家族や親戚

そしてもっともリーズナブルに着付ける方法が、家族や親戚に着付けを頼むことです。母親や親戚の誰もが一度も振袖を着たことがないということはそうそうないと思いますし、親族を当たれば誰かしら着付けの方法を知っている人が見つかるのではないでしょうか。多くの女性は母親が着付けの方法を知っている場合、着付けをしてもらって後々自分1人で着付けられるように教わっている傾向にあります。お金もかかりませんし親族ですので、安心して任せられる点は魅力的だと言えるでしょう。ただし、着付け教室に通っていた経験のある親族なら問題ありませんが、複数回着付けたことがあるくらいの方だと、間違って覚えている可能性もあります。最近では花火大会の時に浴衣の前合わせを逆にしてしまっている女性も見受けられますので、振袖でも正しい着付け方ができるのか確認しておいたほうが良いでしょう。

 

時間はどのくらいかかる?

着付けを頼む場所に関してはご理解いただけたかと思いますが、それでは着付けにはどれくらい時間がかかるのでしょうか?一般的には着付けと言っても、手順がメイク・ヘアメイク・着付けの三段階に別れます。すべての手順を1つの場所でしてもらうのでしたら、一時間半から二時間程度は見ておいたほうが良いでしょう。ただし、結婚式なら問題ありませんが、成人式の場合は同じ日に多くの女性が着付けサービスを頼む傾向にあります。早い段階で予約をしておかないと希望する時間に着付けサービスが受けられなくなってしまいますので、美容室やレンタルショップの予約受付開始日を確認しておいてください。

 

着付けに必要なものリスト

さて、振袖の着付けをしてもらう際に何が必要になるのか、不安になっていませんか?レンタルショップで借りた当日にそのまま着付けをしてもらうのなら、お店から借りるもので事足りるケースが多くなりますが、そうではない場合にはしっかりと必要なものを把握しておきましょう。

以下に着付けに必要となる最低限のものをリスト化しましたので、参考にしていただき着付け時に持参してください。

 

下着類

下着類は足袋と肌襦袢、タオルがあれば問題ありません。肌襦袢だけ分からない方もいらっしゃるかもしれませんが、和服用のキャミソールだと思っていただければ間違いないでしょう。上下別になっているものと一緒になっているものがありますが、どちらでも使用する上で問題はありませんので好みに合わせて用意してください。

 

長襦袢と衿芯

長襦袢は肌着と振袖の間に着るもので、振袖と形が似ています。衿芯はその長襦袢の衿を正すための芯で、これがあることによって衿がキレイに保たれる必需品です。

小物類

そして実際に着るときには見えないものばかりですが、振袖をキレイに見せるためには小物類が欠かせません。長襦袢を整えるために腰に巻く腰帯や衿を正すコーリンベルト、帯を整えるための前板と伊達締めがあればキレイな状態で着付けられます。腰帯と伊達締めは最低でも2本、コーリンベルトは1つ、前板も1つは用意しておいてください。

 

着物類

そしてもっとも重要でメインとなるのが着物類です。最近ではオシャレで他の人と差別化を図るために、様々なアイテムが見受けられます。帯の上から結ぶ帯締め1つとってもデザインが違いますし、華やかな帯結びを利用する方も増えているのではないでしょうか。また、伊達衿といって着物と長襦袢の間に挟んで着用し、全体に対する印象をより華やかにしてくれるものもあります。メインの着物類と併せて、目に見える部分の細部までこだわってみてはいかがでしょうか?

 

着物の着付けであると便利なもの

ここからは必須ではありませんが、着付けの際にあると便利なものをご紹介します着付けをしやすくしてくれるアイテムから、着心地を良くしてくれる小物、さらには見た目をキレイにしてくれるものまでありますので、用意できるものがありましたら持参してみてください。

 

和装用ブラジャー

和服は胸の大きい女性だとバランスが悪くなってしまうため、ウェスト付近にタオルを巻いて前板と併せて全体の恰幅を良くする傾向にあります。それに加えて和装用のブラジャーを着用しておけば、特に見た目のバランスが良くなりますので、バストサイズが気になる方は着用してみてください。

 

汗取り襦袢

振袖を着るのが成人式の寒い時期ならそこまで気にする必要もないと思うかもしれませんが、常に屋外で式典が執り行われるわけではありません。暖房の効いた屋内で長時間過ごすとなると、何枚も重ね着している関係から汗ばんでしまう可能性も考えられます。その点、汗取り襦袢を用意しておけば、着物への汗染みを気にする必要はなくなるでしょう。

 

タオルやパット

必要なものでも少しご紹介いたしましたが、タオルに加えてパットを用意しておくと、着付けの際に多用してもらえるでしょう。振袖を初めて着用するのならなおさら、自身の体型が振袖を着用するのに適しているのかどうか判断が付きにくいのではないでしょうか。その点、タオルやパットを用意しておけば、体型の補正がしやすくなりますので自然と美しい着付けをしてもらえるでしょう。振袖の見栄えは補正の美しさで半分が決まるとも言われていますので、タオルやパットの用意は怠らないでください。

 

注意点

振袖の着付けに関して詳しくご紹介いたしましたが、振袖は着付けをして終わりではありません。当然ですが、着付けてもらった後に成人式など何かしらのイベントに参加することになります。そのイベントを終えて初めて一息つけますので、終わるまで気を抜かないほうが良いでしょう。特に着崩れてしまったり、トイレに行きたくなったりした場合の対処法はあらかじめ備えておいて下さい。上記二点について詳しくご紹介いたします。

 

着崩れの直し方

振袖を着ていて、主に着崩れを起こすのは衿や胸元のはだけ、そして帯周辺です。衿や胸元は脇の穴が空いている部分、身八つ口と言いますが、そこから手を入れて下前を引っ張って整え、上前をおはしょりと衿をバランス良く引いて整えてください。そして帯ですが、歩いているとどうしても崩れてきてしまったり、帯が下がってきたりしまいます帯がほどけてしまったらお手洗いなどで結び直すしかありませんが、ほどける前の段階で必ず下がってきますので、その時点で整えればほどけにくくなるでしょう。下がってきてしまう理由として考えられるのは、締まりの悪さです。キュッと締まっていれば帯は下がってきませんので、もし緩みがあるようでしたら手持ちのハンカチやタオルを用いて緩みを解消しましょう。帯の上部を引っ張って正しい位置に戻してもすぐに落ちてきてしまうのなら、緩みが原因だと考えてください。

 

トイレの仕方

トイレの仕方ですが、可能な限り洋式のトイレを利用してください。和式トイレでも用を足すことはできますが、身体と便器の距離が遠く、裾が汚れてしまう可能性が高くなってしまいます。

洋式のトイレなら着物の裾と長襦袢、さらに裾よけのすべてをひとまとめに持っておけば汚れませんので、注意しておけば問題ありません。また、事前に洗濯バサミを用意しておくとより安全にトイレで用が足せます。着物の袖が邪魔でトイレができない方もいらっしゃいますが、袖の中間部分を帯に差し込み、洗濯バサミで固定しておけば袖も邪魔になりません。トイレの選び方と洗濯バサミの準備が、振袖姿でもトイレをスムーズに済ませられるポイントだと覚えておいてください。

 

まとめ

振袖の着付けをどこに頼めば良いのかという問題から、振袖に関する些細な疑問の解消法までお伝えいたしましたが、事前にこちらの情報を備えておけば、振袖を着用する当日も快適に過ごせるのではないでしょうか。着付けからヘアメイク、さらには着物を汚さないように気を遣わなくてはいけない点など、面倒に感じられる女性も少なくはありません。しかし、それ以上に振袖を着ている女性は美しく、男性が見惚れるのも納得の魅力を秘めていますので、きっと自身の振袖姿を気に入りますよ。次に振袖を着るタイミングが待ち遠しくなるよう、万全を期して着付けてもらってくださいね。

The post 振袖の着付けはどこに頼めばいいの?着付けに必要なものと注意点まとめ appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
袴の着付けは難しい?卒業式の袴の着付け方をご紹介! https://kyotokimono-rental.com/column_hakama/hakama_kitsuke.html Thu, 20 Sep 2018 18:49:44 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=157658 大学卒業を控えた方の多くは、卒業式に袴を着て出席しようと考えているのではないでしょうか。成人式に出席して袴を着用したことのある方もいれば、人生で初めて袴を着用する方もいらっしゃると思います。どちらのケ

The post 袴の着付けは難しい?卒業式の袴の着付け方をご紹介! appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>

大学卒業を控えた方の多くは、卒業式に袴を着て出席しようと考えているのではないでしょうか。成人式に出席して袴を着用したことのある方もいれば、人生で初めて袴を着用する方もいらっしゃると思います。どちらのケースでも、袴の着付けを美容室やサロンでしてもらおうと考えていませんか。「だって袴の着付けって難しいでしょ?」こんな風に考える方もいらっしゃると思いますし、実際着付けは簡単ではありませんが、素人でもしっかりとキレイに着付けることは可能です。こちらで卒業式の袴の着付け方に関してご紹介いたします。

 

袴の着付けは難しい?着付けのポイント

袴の着付けは難しいイメージがありますが、実際に経験してみるとスムーズにできたという方もいらっしゃいます。そこで着付けを実際に始める前に、覚えておきたいポイントをご紹介。こちらのポイントを備えていれば比較的スムーズに着付けを進められますので、まず前提として覚えてから本番の着付けを迎えましょう。

 

着付けのポイント①:体型に合わせてタオルを使おう

特に女性に多くなりますが、細身すぎる女性や胸の大きい女性は、和装になると見栄えが悪くなる傾向にあります。首元から下半身まで、スラッとしている状態が袴姿での理想と言えますので、一部分が膨らみ過ぎてしまう方や、逆にウェストが細すぎる方は、タオルを利用して矯正しましょう。ウェスト周りは帯が崩れる原因にもなりますので、細身の方は要注意ですよ。

 

着付けのポイント②:必要品の準備はしっかりと

袴はレンタルする方が多いと思いますが、専門店でレンタルするからと言って、必要な物がしっかりと揃っているか確認しないのはNGです。稀に付属品が届いていないこともありますので、しっかりと頼んだ物が手元に揃っているか確認してください。また、自身で用意しなくてはいけない物もお店によって異なると思います。肌着や矯正用のフェイスタオル、衿芯を縫い付ける針や糸まで、当日焦らないように準備を怠らないでください。

 

着付けのポイント③:絶対に一度は練習しよう

そして必要品の準備と同じく、着付けの予行練習も絶対にしてください。ぶっつけ本番でいきなりキレイに着付けられる人はそうそういません。初めて着付けを体験する方でしたら、早くても30分程度着付けに時間がかかる傾向にあります。スケジュールに余裕がありましたら、一度と言わず二度三度は着付けの練習をしておきましょう。実践に勝る知識はありませんので、まずはこちらのページを参考にしていただきながら実際に着付けてみてください。

 

女性の着付け方

流れ①:着付ける前に準備

まずは女性の着付け方ですが、着付けを始める前に衿芯の準備をしておきましょう。和服は後ろの衿と首裏部分に余裕がある形が理想的です。そのため、最初に着用する長襦袢に衿芯を通し、縫い付けておきましょう。衿芯は長襦袢の衿に合わせ、左右対称になるようにバランス良く差し込んでください。縫い付けるのは必須ではありませんが、ずれる可能性が皆無ではありませんので自前の物なら塗ってしまったほうが良いでしょう。

 

流れ②:肌着にタオルを巻いて帯で固定

 

次に肌着を着用して、お腹周りにタオルを二枚ほど巻き付け紐で固定します。こちらをすることによって帯の崩れを予防できますので、特に細身の方は徹底したほうが良いでしょう。

 

流れ③:長襦袢を短く着て伊達締めを巻く

 

肌着の準備が整いましたら、衿芯を通した長襦袢を着用してください。内側からコーリンベルトで下前を留め、背中を通してもう一方のベルトで上前を留めます。襟元が崩れてしまわないようにしっかりと合わせる意識を持って下さい。そして伊達締めを前から巻いてねじり留めて長襦袢の準備は完成です。

 

流れ④:着物を着よう

 

伊達締めを巻いた時点で衿を中心に形を整え、問題がなければそのまま着物を羽織りましょう。着物を羽織ったら裾の両端を腰辺りまで持ち上げ、自分から見て左側の裾を下に、右側の裾を上に内側へ折り畳み重ねます。腰紐を結びお腹周りで固定しましたら、長襦袢の時と同様に、コーリンベルトで着物の下前と上前を固定。再度伊達締めを巻きましたら、袴を結ぶ位置を決めて前板を挟みながら帯を締めます。

 

流れ⑤:帯の結び方

 

袴を着ると帯は結局隠れてしまいますが、結び目が崩れていると袴も崩れて見えてしまいますので、しっかりと自分でキレイな結び目を意識してください。後ろから帯を回して二回身体に巻き付け、長いほうの先端が上に来るように方結びをします。そして長いほうの帯を20cm程度に折り畳み、短いほうの先端をかぶせるようにして上から下に帯を通すと、リボンの原型ができあがるでしょう。できあがったリボンの原型を整えましたら、前板がずれないように後ろに回してください。

 

流れ⑥:袴を着よう

 

いよいよ袴の着用に移ります。袴は紐が太く、白いヘラが付いているほうが後ろで、紐が細いほうが前になりますので間違えないようにしましょう。一旦床に袴を置き、袴の中央に立ってから帯がほとんど隠れる程度まで持ち上げてください。

 

流れ⑦:細い紐の結び方

 

前にある紐を一旦後ろに回し、帯のリボンに重なるように前に一周させましょう。リボンの形が崩れることが心配になりますが、しっかりと帯が締まっていればそこまで気にする必要はありません。左右の紐をリボンの中心部分を交差するように通し一周させたら、右寄りの前面で一度結び、そこから再度後ろに回してリボンの上部で蝶々結びをして細い紐は完成です。

 

流れ⑧:これで完成!太い紐の結び方

帯の隙間に袴の後ろ部分にあった白いヘラを差し込み、帯が隠れるように袴を着用してください。そして太い紐を脇下から通し前に持って来て、右前もしくは左前のどちらかで蝶々結びをします。

余った紐の長いほうを結び目の下から通し、上から垂らして完成です。最後に全体の形を整えて、キレイに着付けられているか確認してください。

 

男性の着付け方

流れ①:体型に合わせてタオルで補正

続いて男性の着付け方に関してですが、序盤の流れは特に変わりありません。長襦袢の衿に衿芯を通しておいて、肌着を着用して長襦袢を羽織ります。その際、男性は特に恰幅の良い体型のほうが見栄えしますので、お腹周りにタオルを被せて体型の補正をしっかりと行いましょう。腰帯を巻いて固定してしまえばずれてしまうこともありませんので、細身の方は注意して複数枚タオルを重ねてください。体型の補正ができましたら、上から長襦袢を着て腰帯で固定しましょう。

 

 

流れ②:着物を羽織って腰帯で固定

 

 

長襦袢を着た後はそのまま着物を羽織ります。着物を羽織る際には内側に来ている長襦袢の襟を気にしながら着用してください。バランス良く、少しだけ長襦袢の衿が見えるのがキレイに着物を着るポイントと言えます。着物の位置を整えましたら腰帯で整えてください。

 

流れ③:袴の位置を決めて帯を結ぶ

 

 

次に袴をどの位置で着るか決めましょう。袴の裾がくるぶし辺りにくるのが理想的な位置と言えますので、ある程度目星を立てておいてください。そして袴の位置より少し上あたりを目安に、帯を巻き始めます。帯は前から後ろに23回程度巻き付け、前で一度結びましょう。そして下に伸びている帯の先端を20cm程度に折り畳み、横向きにして上からもう一方の帯で二回ほど巻き付けます。しっかりと締め付けて結び目の形を整え、余った先端部分は帯の中に入れて下から出してください。ずれないように後ろに回し、帯が完成です。

 

流れ④:着物の長さを調整する

 

 

そのまま袴を着けるには少し着物が長すぎますので、必ずここで着物の長さを調整しましょう。着物の裾部分をたくし上げて、丁度良い長さになるように背中の帯に裾を通してください。大体前から見て、膝が覗けるくらいの長さにまで調節できればベストです。

 

流れ⑤:袴の前紐を結ぶ

 

 

ここからは袴の着用です。袴の前後に気を付けながら、帯の上部が少し見える程度の高さまで袴を持ち上げ、そのまま左右に伸びている紐を後ろで一度交差させます。その際、帯の結び目で交差させるように意識してください。前に持ってきた紐をやや下腹部に当たる位置で交差させ、片方の紐を折り返しまた後ろに回してしっかりと結びましょう。後ろで蝶々結びをしたら前袴の完成です。

 

流れ⑥:完成間近!後ろ紐を結ぶ

 

 

次に後ろ部分ですが、白いヘラがありますのでそのヘラを帯の結び目部分に差し込みます。左右から紐を前に回してきて、前で一度交差させてください。そして下にある前袴の紐に両方の紐を上から二回ずつ通し、片方の紐を10cm程度の長さに折り畳みます。結び目で横に向けてもう片方の紐で上から巻き付け、リボン型の結び目を作りましょう。巻きつける側の紐が余ると思いますが、結び目に差し込んで十字ができるように少し先端が下に出るようにしてください。再度結び目の形を整えて袴の完成です。

 

 

流れ⑦:羽織を着用して完成!

最後に羽織を着用しましょう。羽織は着物の袖が外に出てしまわないように左右のバランスを整えて、羽織の中にしっかりと着物の裾を入れ込んでください。そして羽織専用の「かん」と呼ばれる紐を前面に付けて着付け終了です。

 

まとめ

昔ながらの男らしい見た目にできるまで、ぜひ練習を繰り返してみてください。着付けができるとカッコイイ!男女別で袴の着付け方をご紹介いたしましたが、練習をしてみないとそう簡単にできるようにはならない方が大半を占めますので、ぜひ手元に袴がある方は練習してみてください。1つ1つ焦らないで順序良く進めていけば、きっと思い通りのクオリティで袴の着付けができるでしょう。袴を着る機会は複数回あっても、通っている学校の卒業式は人生で一度しか経験しませんので、袴を着付けて思い出深い卒業式にしてくださいね。

The post 袴の着付けは難しい?卒業式の袴の着付け方をご紹介! appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
男の袴の着付け方とは?成人式、卒業式、結婚式もこれで安心! https://kyotokimono-rental.com/column_hakama/otoko_hakama.html Thu, 20 Sep 2018 18:17:21 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=157648 結婚式や卒業式、冠婚葬祭のシーンで着るイメージが強い袴ですが、茶道、弓道、落語などの準礼装として用いられていることもあり、最近ではお洒落着として着用されることも増えてきています。購入するとなるとちょっ

The post 男の袴の着付け方とは?成人式、卒業式、結婚式もこれで安心! appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>

結婚式や卒業式、冠婚葬祭のシーンで着るイメージが強い袴ですが、茶道、弓道、落語などの準礼装として用いられていることもあり、最近ではお洒落着として着用されることも増えてきています。購入するとなるとちょっとお高い袴も、今はレンタルで気軽に借りることができるお店が増えているのも人気の要因に挙げられます。しかし、普段はなかなかお目にすることがない袴。レンタルするにしても万一着崩れた時どのように着付ければよいのか、分からない方が多数なのではないでしょうか。男性として一度は着こなしてみたい袴でも、着付けが決まってないと大きくイメージが変わってしまいます。今回はそんな男性用の袴の着付け方をご紹介します。

袴の着付け方

今回は結婚式、成人式、卒業式で着用される礼装用の紋付袴を例に着付け方法をご紹介いたしますが、紋無しの着物に合わせる袴でも、男の子の七五三の袴でも、男袴の着付け方は基本的にみな同じです。

01

 

足袋をはき、肌襦袢を着ます。(VネックTシャツで代用可)

02

 

長襦袢(半襦袢)のえりの中にえり芯を通します。

 

03

長襦袢のえもん抜きにひもを通します。(半襦袢の場合は不要です)

 

04

長襦袢(半襦袢)を首元で合わせ、ひもでしっかりと結びます。

 

05

着物を着ます。長襦袢のえりが見える程度に着物のえりを合わせて、ひもでしっかりと結びます。

 

06

袴の位置を決めます。袴のすそがくるぶしあたりになるようにしましょう。

 

07

帯を巻きます。先程決めた袴の位置より少し上で、帯の端を肩幅くらいの長さを残して、後ろから前へ23回巻きます。

 

08

2~3回巻いたら、帯がゆるまないようしっかりと結びます。

 

09

下になっている帯を20cm位の長さに折りたたみます。

 

10

折りたたんだ帯を横にします。

 

11

上にある帯を折りたたんだ帯に巻き付けます。

 

12

2回位巻いたら、しっかりと締めます。

 

13

残った部分は帯の中へ入れて下に出します。これで帯は完成です。

 

14

着物と長襦袢のすそを帯の中に通して出します。(半襦袢の場合は着物のみ行います)

 

15

衿をはきます。衿元と袴の中心を確認し、帯が少し見える高さに合わせます。

 

16

前からもってきたひもを後ろの帯にひっかけるようにクロスさせます。

 

17

ひもをもう一度前にもってきて交差させます。

 

18

右側のひもを折り返して後ろにまわします。

 

19

後ろにまわしたひもをしっかり結びます。

 

20

袴の留め具を帯の中に差し込みます。

 

21

帯に袴をのせます。

 

22

後ろのひもを前にもってきて交差させます。

 

23

左側のひもを下のひもにひっかけて下から通します。

 

24

2回通したら反対側のひもを10cm位の長さに折りたたみます。

 

25

折りたたんだひもを横にして、結び目の上に置きます。

 

26

上の紐を23回巻き付けます。

 

27

余ったひもを差し込み十字に整えます。

 

28

羽織を着ます。羽織のえりの後ろは半分におります。

 

29 完成!

胸の部分のえりを全て折り返し、羽織紐をつけて完成です!

 

まとめ

結婚式、成人式、卒業式等の冠婚葬祭のイメージが強い袴ですが、新年会やちょっとしたパーティなど、お洒落用としても着こなしてみてはいかがでしょうか。

The post 男の袴の着付け方とは?成人式、卒業式、結婚式もこれで安心! appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
胸が大きい女性の浴衣の着方!ポイントと注意点 https://kyotokimono-rental.com/column_yukata/bust-yukata.html Mon, 16 Jul 2018 07:09:43 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=142306 浴衣は洋服とは違って、ボディラインを強調しない方が着姿が綺麗で粋だと言われています。胸が大きいと浴衣を着たときに、強調するつもりはなくても強調しているように見えてしまうことがあります。浴衣を綺麗に着こ

The post 胸が大きい女性の浴衣の着方!ポイントと注意点 appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>

浴衣は洋服とは違って、ボディラインを強調しない方が着姿が綺麗で粋だと言われています。胸が大きいと浴衣を着たときに、強調するつもりはなくても強調しているように見えてしまうことがあります。浴衣を綺麗に着こなすにはできるだけ、メリハリは付けずにスっとして見えるようにするのがおすすめです。胸が大きい女性はどうしたら浴衣を綺麗に着られるかを解説します。

胸の大きな女性!浴衣のよくある悩み

胸が帯に乗ると太って見える

浴衣を着るときに普通のブラジャーを着用すると、太って見えたり年齢よりも老けて見えたりします。洋服だとバストラインがはっきりしているメリハリのあるボディラインが美しいとされますが、浴衣の場合は寸胴気味が粋で美しいとされます。洋服とは真逆になるので、バストが大きい人は寄せて上げるタイプのブラジャーはNGとなってしまいます。普通のブラジャーは胸の大きさに関係なく、浴衣には不向きとなってしまうと覚えておくといいでしょう。

 

浴衣を着るときに結ぶ帯は胸の下の位置に合わせます。胸が大きいと帯のすぐ上のボリュームが出てしまうので太って見えます。さらに帯のすぐ上のバストが乗っかっているように見えるので、胸が垂れているようで老けた印象を与えてしまうということも覚えておいてください。

 

ワイヤー入りブラは締め付けられて痛くなる

普段付けているブラジャーは、ワイヤー入りが多いですよね。締め付け感が嫌な人はノンワイヤーやカップ付きのキャミソールなどを着用することもありますが、いずれもバストラインが強調されます。洋服なら美しく見えるバストラインも、浴衣では粋ではありません。普通のブラジャーしか持っていないという理由から、ワイヤー入りのブラジャーを着用することもありますが、ブラジャーの上から帯を締めるので、通常のワイヤーの締めつけに加え、帯の圧力もプラスされて痛くなってしまいます。人にとっては気分が悪くなたり、体調が悪くなったりすることもあります。ワイヤーブラジャーは浴衣には不向きとなってしまいます。

 

胸の大きな女性の浴衣着用のポイント!

補正は最低限にする

胸が大きい人は浴衣を着る時できるだけ胸の大きさを強調しないために、タオルで補正するという方法があります。胸が大きいと段差が目立ってしまうので、浴衣に不向きな凸凹が目立ち綺麗に見えないのです。この凸凹をなくすために、タオルを当ててなだらかにすると補正効果で着姿が美しく見えます。ただしタオルに厚みがあると、補正してもタオルの厚みでボリュームが出てしまい太って見えます。薄いタオルは使いやすい反面、1枚だと完全に凸凹をカバーしきれないので何枚も使いたくなります。これも太って見えるので、補正に使うタオルは1枚までにしておきましょう。

 

おすすめは和装ブラジャー

ワイヤー入りのブラジャーは、バストを寄せて上げる効果があるので浴衣には不向きです。特に胸が大きい方は和装ブラジャーを使いましょう。和装ブラジャーはワイヤーなしだから寄せたり上げたりする効果はありません。適度にバストを支えるサポート力があって、バストのボリュームを抑える効果があるので、凸凹になりにくく着姿が美しくなります。和装ブラジャーにもいろんなタイプがありますが、胸が大きい人は前で止めるフロントファスナータイプがおすすめです。

 

フロントファスナーは着脱がしやすく、補正用パッドもついているから着崩れ防止効果も期待できます。サポート力があっても締め付けないので、長時間でも楽に着ていられます。着物や浴衣など幅広く使えるので、1枚持っておくと便利です。

詳細はこちら

 

ない場合はスポーツブラなどで代用

胸が大きい方は和装ブラジャーがおすすめですが、夏のあいだ数回しか着ないのにわざわざ和装ブラジャーを買うのはもったいないと思ってしまうこともあります。または合うサイズがなくやむを得ず普通のブラジャーを付ける…なんてこともあるかもしれません。そういうときはスポーツブラでも代用できます。

 

スポーツをするときバストが邪魔にならないように作られているので、サポート力に優れています。これについては和装ブラジャーにも共通するものがあります。運動中の締めつけはNGですからワイヤーも入っていません。帯を締めても息苦しくならないものスポーツブラのメリットです。和装ブラジャーを用意できないときは、スポーツブラで代用することができます。

 

襟元は鋭角なV字ラインにしたほうがスッキリ見える

バストが大きい人は、和装ブラジャーを着用するのがおすすめです。ボリュームを押さえるのでスッキリとして見えますが、バストが小さい人よりも若干ボリュームが出てしまうのは否めません。こういうときは錯覚を利用するのもおすすめです。浴衣は衿がV字になっていますが、V字鋭角なほど衿元がスッキリとして見えるので、できるだけ鋭角なV字になるよう意識しましょう。

 

まとめ

胸が大きい方でもちょっとした工夫で、スッキリとした印象に見せることができます。和装ブラジャーはないよりもあった方が便利ですし、快適で粋に着こなせます。後はスッキリとしたラインや色を選べば、胸が大きくても堂々と浴衣を着こなせます。

 

浴衣のご予約はこちら

他にも長く遊べて便利な【翌日返却】【他店返却】などもございます☆
詳しくは、HPまたは共通コールセンター☎︎075-600-2830 までお問い合わせください♪
京都、大阪、浅草、鎌倉、金沢で着物をレンタルするなら京都着物レンタルwargo!
ご予約お待ちしております!

The post 胸が大きい女性の浴衣の着方!ポイントと注意点 appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
浴衣はどっちが前?正しい浴衣の着方とマナー https://kyotokimono-rental.com/column_yukata/manners-yukata-2.html Mon, 16 Jul 2018 06:59:14 +0000 https://kyotokimono-rental.com/?p=140834 洋服の場合男性と女性では合わせが違います。 性別で選べるようになっているので、特に困ることはありません。 和装にも合わせはありますし、着方のマナーもあります。 洋服と同じように思われがちですが、洋服と

The post 浴衣はどっちが前?正しい浴衣の着方とマナー appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>
洋服の場合男性と女性では合わせが違います。
性別で選べるようになっているので、特に困ることはありません。
和装にも合わせはありますし、着方のマナーもあります。

洋服と同じように思われがちですが、洋服と同じように着てしまうとマナー違反になってしまう可能性があります。
浴衣の正しいき方を紹介します。

和装の「前」とは自分からみて手前のこと

和装では「前」という言葉を使います。
一般的に前と聞いたときにイメージするのは、一番前とか正面というものではないでしょうか。

一つの言葉にいろんな意味があるのも日本語の面白いところです。
和装の場合「前」というのは、自分から見た場合に一番手前にあることを意味しています。
ここを勘違いしやすいので、正しいと思って浴衣を着ていたらマナー違反になってしまうので注意が必要です。

浴衣は右前が正しい

浴衣を着る時右と左のどちらを上にすればいいか迷うことが多いです。

洋服の場合男性左が上、女性の場合は右が上にくるようボタンが付けられています。
このイメージがあるので、浴衣を着るときに「右前」と言われると、「右側が上に来るように着る」と勘違いしやすいのです。

浴衣は性別に関係なく男性も女性も、右前で着るのがマナーです。

右前は「右側が自分の手前に来るように着る」という意味ですから、右前で浴衣を着るなら衿は左側が上に来るのが正しい着方です。
右前を勘違いしてしまうと、縁起が悪くなるのも注意すべき理由です。

この世とあの世では、全てが逆になると考えられています。
亡くなった人に着せる死装束は、左前で着せます。
これは通常右前で着るのを逆に考えるからです。
つまり右前を勘違いして右側の衿を上になるように着てしまうと死装束と同じになってしまい縁起が悪いとされるのです。

知らないとか勘違いという理由でも、左前で浴衣を着ていると恥をかいてしまいますので注意してください。
浴衣は右前で着ると覚えておきましょう。

つまり相手から見ると「y」の字になっているかチェック

右前で着ると覚えていても、普段も浴衣を着ている人は限られます。

大抵の場合夏しか着ないので、去年は右前と覚えていても、1年経って久しぶりに浴衣を着ようとしたら「あれ?どっちが前だっけ?と忘れてしまうことも多いです。
右前だけだと混乱してしまいやすいので、「人から見たときyになるよう着る」と覚えておくといいでしょう。

実際に右前で浴衣を着ると、人から見たとき衿がアルファベットのyの字のように見えます。
右前は着物も同じですから、浴衣や着物を着ている人がいたら衿元を確認してみてください。

ちゃんとyの字に見えたら正しく着ているという証拠です。
久しぶりに浴衣を着るとき、どちらかわからなくなってしまったら「人から見てyになる」ように考えて衿を合わせれば間違えずに済みます。

心配なようなら家族や友達に、衿元を確認してもらうといいでしょう。

浴衣着用時のマナー

浴衣を着るときに肌着は必要?

浴衣を着るのは気温が高い夏ですから、肌着なんて暑苦しいから必要ない!と考える人も多いのではないでしょうか。
浴衣を着るときはブラジャーとショーツだけよりも、きちんと肌着を着用するのがおすすめです。

洋服を着るときはバストラインやボディラインを強調する方が綺麗に見えます。
しかし浴衣はボディラインを強調するより寸胴に見える方が着姿が美しいとされています。

そのため寄せて上げてバストラインを強調するようなブラジャーや、ウエストのくびれを強調してしまうと浴衣を美しく着こなすことができなくなってしまいます。

浴衣を着るときバストは鳩胸に近い方が美しいとされます。
和装用のブラジャーはバストを強調せず少し抑える効果が期待できます。

ブラジャーを和装用にするだけでも着姿が変わります。

肌着については1枚増えると暑苦しいと思われがちですが、汗を吸収してくれるので肌着を着ないより着ている方が快適です。
浴衣の生地によっては下着が透けてしまうこともありますが、和装用肌着は膝のあたりまでしっかりと覆ってくれるので、透けても気にならない作りになっています。

袖もあるから脇汗をかいても吸収してくれるのがポイントです。
和装用の肌着は肌に張り付かないような素材を使用しているので、歩膝くらいまで長さがあっても歩いているとき足にまとわりつくこともありません。

このように和装下着には様々なメリットがあります。
浴衣を美しく着るためという目的もあるので、おしゃれに着こなしたいなら、是非和装下着を試してみてください。
ワンピースタイプやツーピースタイプなど種類も豊富ですし、サイズ展開もあるので自分にぴったりの肌着を身につけられます。

肌着は目立たないようにする

浴衣を着るとき透けるのが嫌で下にTシャツやキャミソールを着ることがあります。

これも絶対にダメというわけではないものの、浴衣は首元がVの字になっているのでそこからTシャツやキャミソールが見えてしまうとちょっとダサく見えてしまいます。

和装下着なら、浴衣を着たときのことを考えて作られているから、衿は少し深めのVネックで浴衣からはみ出ることはありません。
女性の場合は後ろ襟を少し下げ気味に着ますが、その時にも下着が目立たないよう後ろも少し深めにしてあるので安心です。

和装用の肌着はあまりおしゃれとは言えないので、抵抗を持つ人もいるかもしれません。
見えないところでもおしゃれにこだわりたい!と思うのなら尚更でしょう。

しかしかわいい下着を身につけていても、着姿が美しくないと残念な印章になってしまいます。
洋服用の下着はデザインにこったものも多いですが、フリルなどがあると浴衣を着たときにデコボコとしてカッコ悪く見えてしまいます。

濃い色の浴衣なら透けないイメージですが、透け感のある生地だと恥ずかしいくらいはっきりと下着が透けてしまいます。

浴衣用の肌着は目立たないように作られていますし、透け感のある生地でも体全体を覆ってくれるから多少透けても恥ずかしいことはありません。

普通のブラジャーやショーツが透けてしまうと、ちょっと間抜けに見えてしまうので注意しましょう。
浴衣を涼しく着られるよう、生地は薄いものを使用しているので思うほど暑苦しくはありません。

寸胴体型をつくったほうが綺麗に見える


女性はウエストのくびれがあって、バストも適度に大きい方がボディラインが美しいとされています。
洋服を着るときはメリハリが出るように、補正効果のあある下着を選ぶことも多いでしょう。

しかしこれを浴衣に使用すると、あまり美しいとはいえなくなってしまいます。
なぜなら浴衣は寸胴体型の方が着姿が粋で美しいとされているからです。

女性らしい着こなしをしたいからと、ウエストのくびれを強調したり、胸元を大きく開けてバストの谷間を強調したりすると粋ではなく下品に見えてしまいます。

浴衣と洋服は着こなし方のポイントが違います。
洋服感覚でカジュアルに着られる浴衣もありますが、和装と洋装のポイントを履き違えてしまうと見た目にも美しいとはいえなくなってしまうので注意しましょう。

試しにネットや雑誌で浴衣を着ているモデルさんを見てみてください。
綺麗に着こなしているように見えるのは、モデルさんのスタイルがいいというのも理由ですが、ウエストやバストを強調せず、あえて寸胴体型を意識しているからです。
見れば一目瞭然、浴衣は寸胴に見せる方が美しいことがお分かりいただけるはずです。

まとめ

浴衣の正しい着方と、粋で美しい着姿に見せるコツを紹介しました。
勘違いされている部分も多いですが、正しい着方やマナーを理解していれば恥をかいたり、マナー違反と笑われたりすることもありません。
浴衣のご予約はこちら

他にも長く遊べて便利な【翌日返却】【他店返却】などもございます☆
詳しくは、HPまたは共通コールセンター☎︎075-600-2830 までお問い合わせください♪

京都、大阪、浅草、鎌倉、金沢で着物をレンタルするなら京都着物レンタルwargo!
ご予約お待ちしております!

The post 浴衣はどっちが前?正しい浴衣の着方とマナー appeared first on 京都着物レンタルwargo.

]]>