大学の卒業式はスーツだけじゃない?紋付袴で出席するときのマナーとは

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学校グラウンドの桜 大学の卒業式というと女子はやはり袴が主流ですが、男子はスーツが多いです。
スーツ姿の男子は素敵ですが、華やかな袴姿の女子と比べるとちょっと地味な気もしますね。

せっかくのお祝いの席、晴れの門出なのですから男子にも卒業式は紋付袴をおすすめしたいです。
紋付袴は人生のうちに着る機会はそれほどなく、場合によっては一生に一度も着ないという人もいます。
着ない人の大半は「着る機会がなかった」というもので、そういう意味では大学の卒業式という正装を求められる場面で、
紋付袴はぴったりの装いです。

せっかく卒業式に紋付袴で出席するなら、袴についてのマナーや、当日に覚えておくと安心な知識をご紹介いたします。
紋付袴で卒業式に出席したい方、ぜひ参考にしてみてください!

実は年々増えてきている?紋付袴での卒業式!

以前は大学の卒業式といえば男子はほぼスーツでしたが、ここ数年は少しずつですが羽織袴の男子も増えてきています。
これは日本文化に興味をもつ人が増えてきたこともありますが、やはり紋付袴姿は目を惹きますので、
素敵に着こなす男子が増えてきたことも多いのではないでしょうか。

しっかり着付した紋付袴を、背筋をぴんと伸ばして着用してる男子は、いつもより3割増しでかっこよく見えます。
また最近は小学校の卒業式でも男子が紋付袴を着る子が増え、以前よりも和装の敷居が低くなってきている傾向があります。
あと数年すると、大学の卒業式で紋付袴の男子が今よりもっとメジャーになっている可能性も高いです。

紋付袴で卒業式に参加するために覚えておきたいマナー

卒業式に紋付袴を着るならぜひ覚えておいてもらいたいのが、座り方です。 袴はいつも着用しているジーンズなどのパンツと違います。
いきなりストンと椅子に腰を下ろしたり、背もたれに寄りかかると気崩れの原因になります。

ではどうしたらいいのか?慣れていないと困りますよね。
そんな袴をほとんど着たことがない人のために、袴を着た時にスマートに見える所作についてご案内します。

①椅子に座る時

袴の後ろを軽く持ち上げて、椅子に浅く腰掛けます。 背もたれに寄りかからず、背筋はピンと伸ばして座ること。
ちょっと疲れるかもしれませんが、美しい姿勢の袴姿はさらに凛々しく見られます。

②袴で階段を上る時

袴の裾を階段で踏んづけてしまう人は少なくありません。 裾を踏んづけてしまうと、転びそうになって危ないだけでなく、着崩れの原因になります。
階段を上る時や下りる時などは、両手で袴を持ち上げると安心です。

③車に乗る時

袴の脇から手を入れ、腰部分を持ち上げてからお尻から車のシートに乗り込みます。
そうして袴の前を軽く上げながら正面を向くと着崩れせずに車に乗ることができます。

着崩れとトイレはどうする?紋付袴の不安を解消しよう

紋付袴はきっちり着ていると男らしくて素敵なのですが、着崩れすると少しだらしなく見えてしまいます。
そんな着崩れへの不安を解消する方法と、急にトイレに行きたくなった時にどうすればいいのか、そんな心配についても書いていきます。

①着崩れしないために事前に考えておくこと

着崩れ防止に一番効果があるのは、着付けする時にプロの着付師さんにお願いすることです。
プロの着付師さんの着付はかなりしっかりしているので、ちょっと動いたくらいでは大きな崩れはありません。
着付師さんは衣装屋さんやホテルの美容室で予約できます。

②もし着崩れした時は慌てずに直す

衿元が開いてしまった時は袴の脇から手を入れ、着物を下に引いて直しましょう。
袴の紐が緩くなってしまった時は、ささっと強めに結べば大丈夫です。

③袴のトイレはコツを覚えれば大丈夫!

着付する前にトイレは済ませておくのがいいのですが、生理現象ですので急にトイレに行きたくなる時もあります。
そんな時は、袴の脇を軽く引っ張り片足をもう片方の袴に入れます。
片方の袴に両足が入っている、ちょうどスカートのようになるので、そのまま袴をもちあげて丸めると簡単です。

寒い日の卒業式はトイレが近くなる可能性があるので、袴の下にヒートテックなどを着用しておくといいかもしれません。

旅立ちの時だからこそ、記念と記憶に残る紋付袴で出席しよう

卒業式は式当日だけでなく、何年か経って卒業式の写真を友達と見たり、式の思い出を語り合ったりする大切なイベントでもあります。
それは学生である最後の記念であり、社会人になると味わうことができない思い出です。
大学を卒業し大人として旅立って行く大事な日を、紋付袴という特別な装いで出席するのは新たなスタートにピッタリですね。

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