お宮参り後の食事は自宅でもいいの?自宅で作るメニューは?

赤ちゃんが生まれた報告と今後の成長を祈願するお宮参りでは、お祓いをしてもらって終わりではないケースが多く、お宮参りに参加していただいた親族へのお礼として、食事会を開くのも通例と言えるでしょう。しかし、お宮参り後の食事会をどこで設けるべきなのか、自宅でも問題ないのかみんながどうしているのか知りたいという方も多いのではないでしょうか。そこでこの記事では、お宮参り後の食事会は自宅でも問題ないのか、自宅で開催するときに重宝されるメニューなどを詳しくご紹介いたします。

お宮参り後の食事会は自宅で開いてもいいの?

お宮参り後の食事会は自宅で開いてもいいの?

お宮参り後の食事会を開催する場合、外食にこだわる必要はありません。赤ちゃんや母親の体調管理、予算の兼ね合い、親族の要望など鑑みて自宅で開催したほうが好ましいと感じましたら、自宅での食事会も問題ないでしょう。メニューや配膳などの用意も必要になりますが、周囲に人がおらず親族だけで過ごせるメリットもあります。

お宮参り後に自宅で食事会をするときのメニュー

自宅での食事会を催す場合、多くの方が気にする傾向にあるのがメニューの内容です。お宮参りに参加していただいた祖父母はどのようなメニューなら喜んでもらえるのか、お祝いの席で食べるのにふさわしい料理はどのようなメニューなのか。お宮参りではマナーやしきたりから考えなくてはいけないことが多いので、当日提供するメニューには気をつける必要があります。

赤飯

お祝い時の定番料理と言えば、昔ながらの慣習から赤飯を用意するご家庭も多いのではないでしょうか。お宮参りも慶事と言えますので、お宮参り後の食事会で赤飯は食卓に並べるのにもふさわしいメニューと言えるでしょう。前日に調理しておけば、当日お宮参り後で疲れていても準備に手間がかかりませんのでおすすめの一品です。

紅白おこわ

赤飯と同様に、おこわもお祝いの席にふさわしい料理と言えるでしょう。紅白おこわにすれば彩りも鮮やかになり、縁起の良い色合いとして好まれます。おこわ以外にも饅頭など、多くの料理で色合いを気にして食事を用意すると、お祝いの席に適した食卓が実現します。

鯛料理

魚を使った料理を作るのなら具材に鯛を選ぶのも一つの方法です。鯛は尾も頭も付いた状態で食べると縁起が良いとされていて、語呂合わせでも「めでたい」と古くから言われています。刺身で食べても好まれますが、鯛一尾を丸ごと使用した煮付け料理を検討するのもいいかもしれません。

海鮮料理では海老も縁起が良い

鯛と併せて、お宮参り後の食事会で好ましい海鮮食材が海老です。海老は腰が曲がっていることから長寿を意味する具材で、お祝いの席で多く用いられてきました。赤ちゃんの長寿を祝うと共に、自身の親族にも長生きしてもらいたいなどの意味を込められますので、縁起の良い食材と言えます。

お宮参り後の食事は宅配や外食でもOK!

自宅の食事会に適したメニューをご紹介いたしましたが、全てを手料理で用意するのではなく宅配サービスを利用するのも一考です。事前に予約しておけば親族を自宅に招いてすぐに食事会を始められるメリットがあり、準備の手間が省けるので、母親にとっては嬉しい限りです。

 

また、自宅ではなくレストランや割烹で食事会を開くご家庭もあります。赤ちゃんや母親の体調を考えるのが第一と言えますが、自宅で手料理を振る舞う食事会にこだわり過ぎず、状況に「応じてもっとも開催しやすい食事会を開いてください。

赤ちゃんにあげる食事には気をつけよう!

お宮参り後の食事会では赤ちゃんにあげる食事にも気を配る必要があります。生後 1ヵ月前後でお宮参りを済ませる場合には、授乳期間である赤ちゃんが多いので授乳しやすい環境で食事会を開催しましょう。

 

また生後 1ヵ月前後ではなく 100日のお食い初めと同時に、お宮参りをするご家庭も増えている傾向にあります。赤ちゃんに食事をあげるときは、食べにくい大きさの料理は小さく分け、喉につまらないように気をつけましょう。

お宮参り後の食事ではどんな挨拶をすればいいの?

お宮参り後の食事会では、赤ちゃんの両親は挨拶を求められることもあります。祖父母の前で改まった挨拶をするのが気恥ずかしい方もいらっしゃるかもしれませんが、しっかりと挨拶をしましょう。例えば挨拶が不安な人は、以下のような挨拶を参考にしてみてはいかがでしょうか。 「本日はお忙しい中、○○のお宮参りにご参加いただき誠にありがとうございます。お陰様で○○も無事にお宮参りを済ませることができました。今後も○○の成長を温かい目で見守っていただけますと幸いです。せめてもの御礼ではございますが、お祝いの御膳をご用意いたしましたので、お時間の許す限りおくつろぎください」 感謝の気持ちをしっかりと伝えることは忘れないようにしましょう。

まとめ

お宮参り後の食事会についてご紹介いたしましたが、食事会で親族をもてなすことに意識を向けすぎて、赤ちゃんや母親の体調管理を疎かにしないよう気をつけましょう。生後 1ヵ月以内は赤ちゃんも母親も体調を崩しやすいので、体調面で無理をしないことを前提とし、楽しい食事会を行うようにしましょう。