お盆の締めくくりは地蔵盆

こんにちは！京都着物レンタルwargo嵐山駅前店です。

今日は、京の夏を代表する「五山の送り火」の日ですね！

京都を囲む5つの山に「大文字」「妙  法」「船形」「左大文字」「鳥居形」の順に点火されていきます。この嵐山付近では鳥居形が近くで見ることができますよ！おすすめは広沢の池付近から見るととても綺麗に見ることができます*\(^o^)/*

祖先の霊を送り、冥福を祈るための送り火ですが、それと同時に多くの人々は残された自分たちの健康や家内安全も併せて祈ります。

水やお酒の入った丸い盃に送り火を映して飲むと、無病息災に暮らせると言われますよね！ また、茄子に穴をあけて大文字を見ると眼が良くなるとも言われています(^o^)

また翌日早朝、大文字の火床を目指して登山する人の姿が多く見られます。すでに下山する人はみんなレジ袋を下げていますが、レジ袋に入っているのは、前夜の送り火の燃え残り「消し炭」です。送り火を焚いた後の松明の炭は「消し炭」あるいは「からけし」などとも呼ばれ、浄火によって焚かれた松明なので、その炭も浄化されたものであるとの信仰があり、その消し炭を求めに登ります。細かく砕いて、少量服用すると虫下しに良いとか、奉書紙で包んで玄関などの間口に掲げておくと魔除けや災難除けになるなどの言い伝えがあります。皆さんも翌日の早朝に大文字の消し炭を求めて登山いかがでしょうか？(๑>◡<๑)

そして京都のお盆のクライマックスはまだ終わりではないです。子供達が楽しみにしている地蔵盆が残っています！京都はコンビニや郵便ポストの数よりもお地蔵さんが多くあります。各町内のお地蔵さんは町内の安全はもちろん、とくに子供の見守りであります。地蔵盆の主役は子供達で、綺麗なお召し物に着替えられたお地蔵さんの前に屋台を組んでお花や餅などをお供えし、数珠回しをしたりお菓子を食べながらゲームなどの遊びや福引きなどを行います。こういう名もなき小さな仏様に対しても感謝の心を忘れないお祭りも素敵ですよね(#^.^#)

8/24・25日頃、京都に来られた際は地域の地蔵盆に遭遇するかもしれませんね(๑˃̵ᴗ˂̵)

まだまだ暑い日が続いてますが、京都の和の街並みをお友達同士やカップルさんもぜひ着物レンタルwargoの浴衣でお楽しみくださいませ*\(^o^)/*

それでは、今週のお客様のご紹介です！

ご来店ありがとうございました。

またのご来店をスタッフ一同お待ちしておりますm(__)m