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博多織

日記
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こんにちは‼(^^♪ 着物レンタルwargo太宰府天満宮前店です。 街路樹の葉が色づき始め、落ち葉が道に舞る頃になりました。 やっと秋になった感がします。太宰府天満宮近くの観世音寺横の畑に植えられた

こんにちは‼(^^♪

着物レンタルwargo太宰府天満宮前店です。

街路樹の葉が色づき始め、落ち葉が道に舞る頃になりました。

やっと秋になった感がします。太宰府天満宮近くの観世音寺横の畑に植えられた

コスモスも寒そうに風に揺れています。

 

今回は博多織について書きます。

【博多織】

全国の色んな地域に伝統工芸品があります。ここ福岡にも代表する伝統工芸品の一つ

博多織があります。

鎌倉時代に承天寺(福岡市博多区)を開山した聖市国師について南宋に渡った

博多商人・満田弥左衛門が、1241年持ち帰った唐織の技術が博多織の起源と

云われております。

博多織の特徴は多くの経糸を使い、緯糸を強く打ち込むため糸の密度が高く、

厚手で、絹の特徴が出て織られた帯は締めやすく、着崩れしにくい。特に

紋様を経糸で作り出すことで浮いたようになり、このような織り方は世界的にも

あまりないようです。

(※承天寺は博多区にあり、うどん、そば、饅頭の発祥の地で庭もとてもきれいな

お寺です)

 

【献上博多織】

江戸時代、福岡藩主の黒田長政は博多織を幕府に毎年献上するようになり、

「献上博多織」と呼ばれ、細長い金属制の仏具「独鈷」と仏の供養の際にまく華を

入れる「華皿」をモチーフにした紋様を献上柄と言われます。

文化年間に博多商人の枡屋清兵衛が江戸で博多織を売ろうとして、まずは博多織を

知ってほしいと歌舞伎役者の市川団十郎贈り、団十郎は演目「助六」の中で献上柄の

博多織の着物を着、「この博多織は誠に強くて、いつまでしても切るることがねぇ」

と述べたことで瞬く間に江戸中の評判になったといいます。

モニターになってもらい口コミで広めた博多の商人の努力はすごい。

 

【これからの博多織】

着物を着ることが少なくなり、博多織にかかわる人口も減少しているのが現状ですが

伝統工芸品を絶やすことなく、織り手らの後継者育成のための取り組みをしたり、

着物や帯だけではなくネクタイや財布、インテリア関連の商品の開発、

HAKATA JAPAN」として海外へも目を向けています。

近代以降は機械化も進み複雑な模様も作られています。博多織の締め心地は定評がり、

締める際に「キュッキュッ」と絹鳴きして締めた途端、背筋も伸びる気がします。

高価なものですが、「平織りの献上博多帯」は1年を通して合わせられる唯一の帯で

カジュアルからフォーマルまでオールマイティです。是非試してほしいもです。また買うことに

よって伝統を支えることにもなります。

それでは大宰府天満宮前店にお越し下さったお客様紹介です。

 

 

 

 

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きものレンタルwargo太宰府天満宮前店
住所:福岡県太宰府市宰府1丁目14-22 営業時間:09:30~18:00(最終返却17:30まで)

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福岡県太宰府市宰府1丁目14-22-2階

9:00~18:00 (※最終返却17:30)075-600-2830 (全店共通コールセンター)

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