斉宮夢行列

皆様こんにちは！

京都着物レンタルwargo嵐山駅前店です。

秋の嵐山の行事をご紹介致します。

斉宮行列2018は京都の秋の風物詩です。斉宮行列は毎年10月の第3日曜日に行われています。斉宮

行列は野宮神社からJR嵯峨嵐山駅を経由して、嵐山渡月橋に向かいます。嵐山では大堰川(桂川)の嵐

山北乗船場で、斉宮代の御祓の儀(みそぎのぎ)がおこなわれます。なお御祓の儀の後には雅楽も奉納

されます。

【斉宮行列2018日程時間(要確認)】

斉宮行列2018は、2018年(平成30年)10月21日(日曜日)12:00から行われます。なお10:300から神

事、14:00からは嵐山北乗船場で御祓の儀が行われます。(小雨決行)

【斉宮行列 歴史・簡単概要】

野宮神社斉宮行列(さいぐうぎょうれつ)はかつて天皇に代わり、伊勢神宮に仕える為に斎王が野宮神

社で潔斎を行った故事に因んで、19999年(平成11年)から行われています。斉宮行列は斎王が伊勢神

宮の神嘗祭に合わせて旅立った斎王軍行を再現したものです。ちなみに斉宮行列は以前斉宮夢行列

として行われていました。なお斉宮行列は斎王まつり(三重県多気郡)・あいの土山斎王群行(滋賀県

甲賀郡)と合わせて、三大斎王群行に数えられています。

斉宮行列では先ず野宮神社で祝詞奏上などの神事が行われます。神事終了後、平安時代の衣装を付

けて葱華輦(そうかれん)に乗った斉宮代・監送使長官・女官・文官・物忌・稚児などの斉宮行列は野

宮神社からJR嵯峨嵐山駅を経由し、嵐山渡月橋に向かいます。嵐山では大堰川(桂川)の嵐山北乗船場

で、斉宮代の御祓の儀(みそぎのぎ)が行われます。斉宮代が形代(かたしろ)を使って罪・穢れを祓

い、形代を大宮に流します。その後雅楽も奉納されます。

斎王を伊勢神宮に派遣する斎王制度は飛鳥時代に始まり、南北朝時代に斎王制度が廃絶するまでの

約660年間に64人の斉宮(斎王)が派遣されたと言われています。その斎王群行は官人・女官などをあ

わせると数百人にも及び、勢多頓宮・甲賀頓宮・鈴鹿頓宮などを経由した伊勢神宮までの道のりに

は5泊6日が必要だったとも言われています。

斉宮行列当日は、是非京都着物レンタルwargoの着物を着て楽しまれてはいかがでしょうか？

スタッフ一同、皆様のご来店を心よりお待ちしております。

それでは、今週のお客様のご紹介です。

またのご来店をスタッフ一同お待ちしておりますm(__)m