着物に合わせる小物

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バッグ

着物と合わせる際に悩むのがバッグです。素敵な着物を着ていても、バッグで着物スタイルが台無しということもあるのです。 バッグは和の雰囲気のものでないといけないという事はありません。ブランド物のバッグでも着物と合わせることができます。但し、大きいバッグは着物を着るときにはあまりふさわしくありません。またショルダータイプもNGです。手提げタイプのもので小さめのバッグで色は茶色やベージュなど落ち着いたものを選びましょう。着物の色に合わせてバッグの色は選んでください。もしも柄物のバッグを持ちたいのであれば、和柄のバッグは着物にとっても合いますのでそういったものを選びましょう。 また、籠バッグもおしゃれです。ポイントは持ち手が長すぎないことと大きすぎないこと、この2点が大事なポイントです。

日傘

着物を着るときに合わせる日傘は、和風の雰囲気のものが良いです。着物をリメイクして作られた日傘や、布の日傘は着物との相性が良いです。布の日傘でも防水加工がされている晴雨兼用であれば、雨が降っても安心です。麻を使用している日傘も着物に合います。日傘の色も着物に合わせてセレクトしましょう。着物が明るい色、柄がある場合は日傘は控えめな色にしたほうが良いです。逆に着物が落ち着いた色の場合は、日傘は少し明るい色にするとおしゃれです。レースを使用した日傘も着物におすすめです。着物にあまり合わない日傘は真っ黒の日傘や裏地が銀色で遮光加工されているものなどです。着物に合う日傘を専門で扱っているお店もあるので、ネットショップなどで探してみるのもいいかもしれません。

草履

草履は素材などの違いはあるものの、形はほぼ全て同じです。底の高さや使われている素材などで使用場所を選びます。 たとえば、留袖などは裾を長めに着るため高めの草履を選ぶと良いです。礼装では金や銀が使われたものを履きましょう。また、ビーズを使用した草履は普段着に合わせると良いです。普段着の場合は特に決まりはありません。着物とのコーディネートを純粋に楽しめるでしょう。長時間、草履を履いていると足が痛くなることがあります。そんな時は、履き始める前に男性に足を入れてもらって少し鼻緒を柔らかくしておきましょう。「外出先で痛くて歩けない」ということが少なくなると思います。 保管の際は鼻緒がつぶれないように形を整えるグッズを使用して専用の箱に保管しましょう。

扇子

着物を着る時に扇子を合わせることはよくあると思いますが、扇子にも用途に合わせて種類があることはご存知でしょうか。慶事用の場合骨は黒か白木のものに限ります。特に既婚女性のものは黒骨です。紙は表が金で裏が銀のものです。これは慶事用の特別なものですから、他の時に使われることはありません。お茶会用の扇子は一般のものに比べて小ぶりになっています。 仰ぐためではなく挨拶をする際や作法のために使うものです。こちらも普段使いのものではありません。その他の席の場合は柄に気を配った方がいいでしょう。春なら春の桜、秋なら秋の紅葉といった季節に相応しい絵柄なら浮くことはありません。着物の柄と合わせるというのもオシャレでいいですね。もし季節に合わせるというのが難しいなら、通年使えるような無難な柄の扇子を用意するといいでしょう。

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