着物のサイズと選び方
自分に合うサイズの着物を着るには、サイズをしっかりと把握しておくことが大切です。一般的な着物のサイズとしては、身丈が4尺(152センチ)で裄丈が1尺6寸5分(62.5センチ)などと言われています。しかしこれは昔のサイズなので、最近の方には少し小さいのかもしれません。ですから、測り方を知っていれば自分に合うサイズを探すことができることでしょう。
その測り方ですが、まずは身丈から。こちらは基本的に身長と同じ長さがちょうど良いです。ぴったり同じでなくても、前後5センチほどなら問題無いと言われています。裄丈(首の真ん中辺りから、肩を通り袖口までの長さ)首の付根あたりから、手首の関節あたりまでの長さが良いとされています。
自分に似合う色の見つけ方
着物を選ぶ時に迷うのが色ですね。普段着ている服と違って着物は面積が大きいので、色がより主張して見えてしまいます。
ですがやはり顔映りと言うのは着物に置いても重要なので、顔との相性を見て自分の似合う色を見つけてみましょう。
例えば顔立ちが優しいタイプだったら着物の色も淡くて優しい色合いがに合います。
逆にはっきりとした顔立ちの方でしたら原色に近いはっきりとした色合いの着物が映えるでしょう。
もちろん自分が普段着て気に入っている服を参考にするのも一つの手です。お気に入りの服から色を選んで着物の色も同系色にすると失敗が少ないでしょう。あまり着物だからとあれこれ色を考え過ぎてしまうと混乱するので、服を選ぶような気持ちで自分に合う着物の色を選んでみましょう。
自分に似合うデザインの見つけ方
着物は体にまとった部分のデザインが見えるため、体型によって似合うデザインとそうでないデザインがあります。例えば、小柄な方は着物の柄が大きな柄だと途中で柄が切れてしまい、綺麗に柄が出ずにバランスが悪くなるため、小さな柄のデザインがおすすめです。地色は、暗い色や濃い色よりも明るく華やかな色を選ぶ方が小柄な体型を活かした可愛らしい雰囲気を出すことができます。背が高い方は大胆な大柄のデザインも縦の長さを活かして綺麗に着こなすことができます。濃い締まった色に華やかな色の柄が入っているものが映えます。ぽっちゃり体型の方は、縦や斜めに流れるようにデザインが入っているもので濃いめの地色のものがすっきり見える効果があるのでおすすめです。細身の方は、寂しい印象になってしまわないように広がりのあるデザインで淡い色のものがおすすめです。