着物の歴史

日本の伝統的な衣服である着物、本来は衣服を意味する日本語「着(る)物。」でした。ひと昔前までは人々の生活と切っても切れなかった着物の歴史を振り返ることは、時代や文化の変遷を垣間見ることに通じるでしょう。現代では、成人式など極限られた特別な場でしか触れ合うことの少なくなった着物のこと、レンタルするにちょっと勉強してみたら、また違った気持ちで楽しめるかもしれません。

着物のルール

普段着物をあまり着ない人でも冠婚葬祭は着物でなくてはということはよくあります。場面に合った着物を着るだけでその場にいる人々への敬意を表すことができる便利なものが着物です。たとえば結婚披露宴の場合、色留袖と黒留袖では黒留袖の方が格の高い着物ですから、客を迎える主催者の方が黒留袖を着て招待された客が色留袖を着るべきなのですが、これは主催者が招待した客を自分よりも格上の存在として尊重していることの表れなのです。平安時代に仕える女房が裳をつけて正装し、主人の女御が気軽な小袿姿で対応している場面が物語などに書かれていますが、これも正装することでへりくだっているわけです。一般にへりくだる方が正装しますが、祭りなどでは本来正装とは言えない浴衣姿が、そろいの浴衣になることでいわばユニホームとして正装の扱いになるのも興味深いものがあります。

着物と生活

最近、日本人の着物離れがよく言われていますがある意味それは当然のことと言えます。毎日の家事をする場面ではいかにも着物は動きにくいのですから。昔も、今外出に着るような着物で家事や作業をしていたわけではありません。庭仕事にはモンペがありますし、掃除や洗濯ならたすき掛けで作業していたのです。問題は同じような着物で労働も接客もしようとすることにあります。洋服でもジーンズは本来労働着で人前に出るものではありませんでした。今ではファッションとしてほとんどの場面をジーンズで過ごしている人もいます。労働着としての着物が一部を除いて見られなくなった現代社会において、労働を離れた自分のゆったりした時間のしるしとして生活にメリハリをつけるという意味でも着物に着替える時間が必要なのではないでしょうか。

着物と季節

日本は四季の変化がはっきりしている国です。着物はその変化を少し先取りしながら四季折々の季節感を大切にしています。これは日本料理ではしりや初物を大切にするのと似ています。春の訪れを心待ちにする冬の終わり近くに梅の柄の着物や帯、花だよりが新聞に載る少し前になれば桜模様、また残暑厳しいころにもみじの一枝が描かれたものを身にまとうことで来るべき季節に思いを馳せるのでしょう。それだけに袷を着る季節、一重の季節、薄物の季節と、着物にはその日の気温ではなく季節で着るものが決まっています。エアコンで一年中温度が一定に保たれたホテルの場合でも同じです。夏なら涼しげに見える薄物、冬なら暖かみのある色柄と言うふうに季節に合わせて着物を選ぶのは楽しみでさえあります。

着物と行事

日本には四季があり、その四季にちなんだ様々な行事がありますね。そんな行事にも着物が密接に関わっているものがあります。
始まりはお宮参りからでしょう。生まれて30日から100日ほどの間に、両親や祖父母とともに近くの神社にご報告に参るのです。そのときの赤ちゃんの着物は白と決まっており、そこに女の子なら友禅、男の子なら黒い紋付を重ねて着させるのです。そして七五三。子どもたちが着物を纏って神社にお参りをしますね。人生の節目ともいうべき成人式には、女性は振袖を、男性は羽織袴を着用しますね。そして結婚式で白無垢をまとうこともあるでしょう。その他にも夏祭りでは浴衣を、お正月には着物でお参りをするなど、日本人の着物と行事は縁深いものとなっています。

着物の魅力

着物は日本の民族衣装ですが、民族衣装はその民族を最も美しく見せるという共通の特徴があります。近年日本人の体格も欧米人並みになったと言われていますが、肩の張り方、ヒップの位置や形などやはり日本人特有のものがあります。それは着物を外国人女性に普通に日本人に着せるように着せてみるとよくわかります。帯の位置がおかしいのです。ウエストの位置が高いので帯下がとても長くなり全体として間が抜けたヒョロヒョロした感じになってしまいます。逆に日本女性がイブニングドレスを選ぶときには体型をカバーするデザインを選ぶ必要があり、やはり日本人の体つきを一番きれいに見せるのは着物だと言えるでしょう。また、着物は四季の変化のはっきりしている日本で季節感をもたらしてくれます。着物の生地、柄ゆき、着物と帯や小物の取り合わせで見ている人にまで季節の移ろいを感じさせてくれます。

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