下にある物を拾うためにしゃがむ時、まず方手で上前を持ち上げます。
そのあと右足を半歩後ろに引いてしゃがみ、もう一方の手で物を拾います。
この時、右の袂が下につかないように気をつけておきましょう。
地面の物を拾う時は、膝をつかないのは当然ですが、
和室の場合は、畳に膝をつくようにしたほうがきれいに見えます。
食事は、着物を汚さないように気をつけなければなりません。
ワインやソースの食べこぼしは、落とすことができなくなります。
食べこぼしを防ぐため、膝にはかならずハンカチをかけましょう。
ハンカチが大判のものの場合は2つに折り、折り目のほうを手前にします。
食事の席につく際には、帯をテーブルにつけないように気をつけましょう。
帯とテーブルとのあいだに、こぶし1つ分ほどの距離をあけます。
さらにテーブルにあるグラスなどを取る際に、袖を食べ物につけたりしがちです。
グラスを取るときは裾を手で抑えると、汚す心配もありませんし所作も美しく見えます。
・きものを着た時は、いつも「手をそえる」ということを心がけてましょう。
テーブル上のカップやミルクなどをとるときは、軽く手をそえるようにします。
片手で何かをしようとするとき、すっともう一方の手をそえる。
これが優雅な仕草のポイントです。
トイレに行くときもあわてず、きものの上前、下前から長襦袢の上前、下前と順序よく上に持ち上げていけばOK。
このとき、まず袂を“帯締め”の下にはさんでおくことがコツです。
邪魔にならず、手を洗うときも袖を濡らさずに済みます。
■着崩れした際は!?
着崩れは必ず発生してしまいます。それが着物です。
化粧室が近くにある時はこまめにチェックしておきたいですね。もし乱れているところがあったら、自分で直せるように予習しておきましょう。
下記、崩れやすい箇所をご紹介致します。
・衿元
衿元の緩みを直すには、まず身八つ口に手を入れて衿を引っ張ります。
このとき胸元にも緩みがあることがあります。
そんな時は、最後に前側のおはしょりを下に引っ張ります。
・身八つ口
腕の上げ下げをしている内に、だぶついてくることがあります。
この場合、両脇で帯の下から出ているおはしょりをしっかり引きましょう。
身八ツ口のだぶつきがとれたら、おはしょりの余分を帯の内側へしまいこみおはしょりを整えます。
・腰
座ったり立ったりしているとお尻の部分がたるんで、帯の下にしわが出てくることがあります。
そんなときは背中側のおはしょりを下に軽く引っ張ります。
これだけですっとした背面を取り戻すことができますが、裾丈が短くなっていると不格好なので後ろ姿はしっかり確認しておきましょう。
・帯のたれ
帯が緩んでしまったときは、タオルを折り畳んで帯の下に挟み込んでおきましょう。
厚みを出しておけば、帯の締まりがしっかりします。
・おはしょり
長時間着ているとおはしょりが乱れていることも多々あります。
そんな時は、出すぎている部分を帯下に入れこみます。
立ち上がったときにさり気なく両手で引いていつも美しく保ちましょう。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
普段、着物を着慣れない方が多いと思いますので、せっかく着るなら優美に着たいですよね。
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