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お宮参りの写真事情!時期(いつ)、服装、値段、相場まとめ

特集
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お宮参りは、赤ちゃんの長寿・健康を願うために生後13ヶ月に行われる行事です。しかしなかには、行事を簡略化して写真だけにできないかと考える人や、なかなかお宮参りの時間が取れずに写真だけでも撮りたいという人もいるのではないでしょうか。この記事では、お宮参りは写真だけでもよいか、何を着て行くのがベストか、またお宮参りの写真撮影にかかる費用の相場についてご紹介します。初めてのお宮参りで失敗しないよう、撮影時の服装・値段についてしっかり調べておきましょう。  

お宮参りは写真だけでもいいの?

お宮参りは、乳児死亡率の高かった古来の日本において、少しでも我が子が長生きできますように……という願いを込めて神社にて御祈祷してもらうというのが本来の目的です。そのため、赤ちゃんを連れた家族が産土神(うぶすながみ)と呼ばれる、赤ちゃんの生まれた地域を守っている神社に出向き、参拝します。   このことから考えると、参拝・ご祈祷を持って初めてお宮参りと呼べるものとなるわけですから、写真を撮影しただけではお宮参りをしたことにはなりません。有名神社ではなく、近所の神社でも構いませんから、参拝は写真とは別に済ませた方がよいでしょう。  

お宮参りの写真をとるときの服装はなにがベスト?

お宮参りのために神社に出かけるにあたり、何を着て行けばよいのか分からないという方もいらっしゃるでしょう。そこで、以下に参加者それぞれの適切な服装についてご紹介します。  

赤ちゃん

赤ちゃんが生後13ヶ月でお宮参りを迎えることになるため、「なにがベストか」といえば、「赤ちゃんに負担のない範囲の正装に近い服装」がベストです。古くからのしきたりがかかわる行事のため、服装にこだわりたい場合、白羽二重(しろはぶたえ)の内着の上に、晴れ着(産着・初着とも呼ばれる)を掛けるとよいでしょう。最近では季節に合わせて、晴れ着の下は白羽二重ではなく白いベビードレスを着用しているケースも増えています。   洋装での参拝も問題ないため、ベビードレスのみ、あるいは和装を模したカバーオールを着用させている方もいます。真夏に内着・晴れ着の組み合わせは、赤ちゃんにとって負担となるため、季節と赤ちゃんの体調を考慮して決定しましょう。  

両親

両親は赤ちゃんの服装に合わせて、家族全体のバランスを大切にすることをおすすめします。例えば赤ちゃんが晴れ着で和装している場合、母親も色留袖や訪問着で和装にするという方法もあります。ただし、母親も産後間もなく帯を締めあげるのが負担になるようであれば、ダークトーンのスーツやワンピースでも構いません。   父親の場合、和装する方は少なく、黒のフォーマルスーツや、ダークカラーのビジネススーツを着用する方が多くなっています。とはいえ赤ちゃんに合わせて和装にする方もいますから、その場合は黒や紺の着物に羽織を合わせるとよいでしょう。  

祖父母

祖父母は両親に合わせて服装を決めるのがベストです。父親の洋装が多くなっているのと同時に祖父もまたフォーマルスーツか、ビジネススーツの方を多く見かけます。祖母は母親が和装の場合、黒留袖などの和装で合わせてもよいでしょう。母親が洋装の場合は、祖母も洋装にします。締め付ける服装が苦手という場合は、ストレートシルエットのワンピースでもよいでしょう。  

お宮参りの写真の値段、相場

お宮参りで御祈祷を受けたら、写真撮影をするケースが多くなっています。しかし、どこに依頼するかによって掛かる費用も異なるため、以下にご紹介する写真の値段、相場を参考に依頼先を選びましょう。  

スタジオ

全国展開しているようなチェーン店と、個人経営の写真館のスタジオでは、若干料金に差はありますが、前者の場合は基本撮影料金が3,000円前後と、手の届きやすい価格設定になっています。さらに衣装も無料レンタルしているところもあります。後者の写真館のスタジオでは、六つ切り1枚で5,000円前後かかる場合が多くなっています。どちらも複数パターン撮影したり、両家祖父母の分を焼き増ししたりすると、最終的には30,00060,000円ほどかかるようです。  

レンタルショップ

産着や、家族の着物をレンタルショップにて借りる場合、そのレンタルショップ内で写真を撮影してもらえる場合があります。このような場合、レンタル料金にあらかじめ写真撮影の料金が含まれていることが多く、スタジオで衣装無料貸し出ししているのと同じようなお得感があります。料金としては、産着・着物のレンタル料金となりますから、10,00020,000円が相場です。撮影込となると、多少料金が上乗せされていたり、スタジオ同様焼き増しやパターン数増によって30,00040,000円になる場合もあったりします。  

出張撮影

出張撮影は、プロやセミプロのカメラマンがお宮参りに同行し、家族の自然体を撮影したり、いわゆる記念写真も撮影してもらったりすることができます。出張撮影の場合は、カメラマンの時給を支払う形式が多く、その相場はカメラマンの知名度が大きく影響します。 カメラマンの時給は、首都圏と地方では差がありますが、平均して10,00030,000円/1時間が相場です。知名度の高いカメラマンの場合、100,000円以上の時給が設定されていることもあるため、事前によく調べておいた方がよいでしょう。    

スタジオとレンタルショップはどちらがおすすめ?

ここまでご紹介してきた内容を読むと、時間が読めないお宮参りでは出張撮影を依頼するという選択肢が消える方も多いでしょう。利点が目立つスタジオとレンタルショップでどちらを選ぶのがよいか、それぞれのメリットとデメリットを考慮して決定することをおすすめします。   スタジオで撮影する場合、衣装が無料貸し出しになることや、基本料金が求めやすい価格であること、スタジオによってはLINEの友だち登録等で割引クーポンを使ってさらに安くすることができるというメリットがあります。しかし、スタジオはあくまでも撮影が前提のため、衣装を着てそのままどこかに外出することができない場合が多いというデメリットもあります。お宮参りでは平服で参加し、写真だけ正装することができるともいえます。   一方、レンタルショップでは衣装代がかかることや、写真はあくまでもオプションのため写真専門店のようなクオリティが望めないことがあるというデメリットがあります。しかし、スタジオと違って衣装を着たまま外出できるため、お宮参りに写真と同じ服装で参加でき、そのまま食事会も催すことができるというメリットがあります。   スタジオでも、レンタルショップでも、どちらを利用しても問題はなく、各家庭の求めるものによって選ぶとよいでしょう。  

まとめ

お宮参りは神社での御祈祷を受けてこその行事ですから、写真だけでお宮参りを済ませたことにはなりません。ただし、母子の体調不良等、お宮参りに行けない事情のある方はその限りではありません。お宮参りの前後に写真撮影をする場合、スタジオ、レンタルショップ、出張撮影などの選択肢がありますが、それぞれの料金、衣装を着て外出できるかどうかといった点を考慮し、ご家庭の事情に合う方法で撮影することをおすすめします。

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