Case Example コラボ事例

プランX

京都きものレンタルwargo

wargo ×コラボレーション紹介Case Example

『京都きものレンタルwargo』とのコラボレーション企画事例を紹介しております。イベントでの出張着付け、入社式・会社での重要な行事など、記念すべきイベントに着物をプラスすることにより、イベント全体に花が咲いたように明るく、華やか な雰囲気になります。コラボレーションや協業のお話お待ちしております!!

2015.12.04

日本式ハロウィンは着物で仮装 in 京都

ハロウィンがあと2週間ほどに迫ったある日、きものレンタルwargoは考えました。
昨今日本でも広く親しまれるハロウィン、みんな思い思いの仮装をして集まり、街にくりだします。

日本らしい仮装ってどんなの?

現代人には【非日常】のものとなった和服をレンタルしているwargoです。
そりゃあやっぱり着物でしょ!?

planx12043

平安時代には高い位の人はちょっとそこまでいくだけでも牛車に乗って一行列作っていたし、戦国時代には武将たちが延々と列をなして国境をめざしました。江戸時代には参勤交代で大名が行列!狐は嫁入りで行列!!遊郭から出られない花魁さえ行列(道中)!!!みんな練り歩きまくりです。

と言うことで?(笑)きものレンタルwargoでは日本でしか楽しめない、新しい「ハロウィンの歩き方」を提案することにしました。しかし!タイムリミットはなんと2週間!!準備どーしよ―(汗)寺社仏閣がそこかしこ、観光客も着物姿が多い京都で一目で仮装とわかる和装・・・

花魁だ!

ハロウィンは仮装、古くはケルト人の秋の収穫祭を期限とする海外のお祭りです。なにも18世紀の花魁にとらわれなくてもいいのでは?と気を取り直し、着付け師、受付スタッフ、ヘアセット師みんなであーでもない、こーでもないと四苦八苦しながらも、最後は満場一致で

かわいいっ!!!

planx12042

今年は最もインパクトのある着物姿の花魁姿で街に繰り出そうと決めました。さっそく花魁の衣装をGoogle、赤い長襦袢の上に着物、袋帯を前で締めて更に打掛を羽織るっとここで早速問題がっ。花魁の存在しない現代、歩けど歩けど花魁の着物が売ってない(涙)しかも、花魁が道中に履く三枚歯下駄が3キロ、鬘(カツラ)が3キロ、着物を合わせて総量ナント20キロ!!歩けないじゃーーーーーん!

京都は着物の聖地、花魁の衣装レンタルをしているお店もたくさんあります。みんなどーしているのだろうと調べてみると・・・何と誰も歩いてない!お化粧をして衣装を着てお写真を撮るだけ、どこも外出プランはないのです。万事休すか・・・と思いましたが、はて?花魁に負けず劣らず豪華な着物姿の女性が花街を歩いています。

舞妓さんだ!!

planx12041

妖艶な花魁と麗しい舞妓さんを足して2で割り、歩ける衣装”舞魁”にたどり着きました。

20151024planx8

ハロウィン当日、14時過ぎにモデルさんが京都タワー店に到着。今回は2名の舞魁に、用心棒の侍をお供に街を歩いてもらうことにしました。重たい鬘はつけず自髪で日本髪のヘアセット、メイクは真っ赤な紅をひき、長く延びた裾の間から赤い襦袢をのぞかせて、締めくくりは胸の前で結んだあんこ帯。現代風のPOPな色柄の着物を打掛のように羽織ったら、ぽっくりを履くことで歩けるようにはなったものの、これだけでも21世紀の日本人には充分重たい(汗)

planx12045

店頭でお客様と記念撮影、お菓子を配るなどしているうちにあっと言う間に日が落ち、いざ京都の真ん中四条河原町へっ!風情ある木屋町を歩きながら行きかう仮装グループとパチリ。居酒屋さんなどにお邪魔しては、お客さんにお菓子を配ってまたまた記念撮影♪京都の若者の待ち合わせ場所として有名なボウリング場”〇〇〇〇ワン”の前まで来ると、ものめずらしい”舞魁”を囲んであっという間に黒山の人だかりでもみくちゃになりました。

planx12047

planx12046

駆け足で終えたwargo1回目のハロウィンは、弾丸スケジュールも街の評判は上々の滑り出しとなりました。来年はぜひ行列をっ!武士も大名も町人も大集結のにぎやかな日本式ハロウィン行列にどうぞご期待ください。