【振袖の選び方】素敵な晴れの日を過ごすための3つのポイント

特集
view
晴れの日の振袖。一生に一度になるかもしれない振袖ですから、自分に似合うお気に入りの一品を選びたいものです。   しかし、振袖は色柄が多く華やかな和服であり、いつもの洋服とは違います。セーターやブラウスと同じように選ぶことができないため、どんな振袖が自分に合うのか、何を基準に選んで良いのかわからないことばかりではないでしょうか。   そこで、今回は自分に似合う振袖の選び方をまとめました。とっておきの一着を選ぶ3つのポイントをみてみましょう。  

下見に行く前に自分の振袖姿をイメージしておこう

振袖を選びにいく前に、どんな振袖を着たいのか、どんな雰囲気の着姿になりたいのかをイメージしておくと、スムーズに試着することができます。   呉服店でもレンタル店でも、アドバイザーや店員さんは「どんな着物がお好みですか?」と聞いてくれます。その時に漠然としたイメージだと、アドバイザーの方もどんなアドバイスをして良いのかわかりません。なんとなく似合うかもしれないものを順番に試着することになり、好きで似合うものにあたるまでに時間がかかってしまいます。   アドバイザーは振袖のプロです。例えば「明るく可愛い感じ」「モダンで大人っぽい感じ」「レトロっぽい雰囲気」「青系が好き」「ピンク系を着てみたい」など、好みを伝えるだけで、肌色に似合う色や柄ゆきの振袖を選び出し、合わせる帯や小物も素早く用意してくれます。 自分が理想とする振袖をイメージして伝えることが、納得いく振袖を選ぶコツです。

振袖の選ぶときの3つのポイント

①肌色にあった振袖を選ぶ

人の肌色は十人十色です。その人の肌色に似合う色のことをパーソナルカラーと言い、パーソナルカラーを着用することで、顔色を明るく見せ、若々しくみせることができます。 自分のパーソナルカラーを覚えておくことは、似合う服を選ぶ上でも大切です。 特に振袖は、袖が長く、柄が見える表面積が大きいため、色が肌色に与える影響は大きいと言えます。せっかくなら自分に似合う色で、さらに美しく着こなしたいものですね。 一般的に、黄色味が強い肌色の場合は、黄色系もしくは黄色味が入っている色を合わせることで顔色を明るく見せます。振袖なら、黄緑やオレンジ、赤、サーモンピンクなどです。 色白で黄色味が少ない肌色の場合は、青系もしくは青みが入った色を合わせると、肌色にしっくり合います。振袖なら、青、青緑、マゼンダ、パステルカラーなどです。 できるだけパーソナルカラーに沿ったものを選ぶことで、写真映えも変わります。ぜひ参考にしてみてください。  

②自分以外の意見も参考にする

下見や試着には、自分だけではなく親や友達と一緒に行くことをおすすめします。もちろんアドバイザーやスタッフが似合う振袖を一緒に選んでくれるのですが、自分一人の場合だと自分の思い込みにこだわってしまいがちです。 自分が似合わないと思い込んでいた色でも、他の人から見ると思いの外可愛かったり美しかったりすることがあります。これまで絶対着ることがなかった色が実は一番似合うなど、違う自分を発見できるかもしれません。 せっかくの晴れの日の振袖です。思い込みを手放して、自分が一番美しく見える振袖を選んでください。  

③柄の大きさに注意する

振袖の柄は、柄の種類ではなく大きさで決めるとうまくいきます。例えば、大柄が全体にあしらわれているものは、背が高い方に似合います。背が低い方は、小さめの柄が全体にあしらわれているもの、縦方向を意識している柄を選ぶと、バランスがよくなりスタイルアップできます。   ふくよかで背が高い方は、大柄でメリハリのある配色の振袖を選ぶとすっきり見せてくれます。 反対に、背が低めでふくよかな場合は、濃いめの色で柄が裾に集まり、胸部分の柄が少なめな振袖を選ぶと背が高く見えます。  

振袖だけでなく、帯や小物にも気をつかおう!

和装の着姿は全体のバランスで決まります。したがって、振袖の着姿を美しくみせるためには、帯や小物の選び方が大変重要です。   振袖は晴れの日に着用する礼装です。成人式や結婚式などのおめでたい席で着用するものなので、帯も華やかでおめでたいものを選びましょう。   振袖に合う帯は、金糸・銀糸が使われている織りの袋帯です。鳳凰や松竹梅などの吉祥柄や、松や亀甲などのおめでたい文様のものを選びます。   色は、振袖の柄に使われている1色を選ぶとまとまりがよくなります。濃いめの色や反対色を選ぶとメリハリがつき華やかです。   反対に、控えめな色や同系色を選ぶと品が良くなります。この場合は、帯揚げを華やかにするとバランスが良いでしょう。   帯締めは、昔は平組と決まっていましたが、現在では丸組で様々な装飾結びができるものが流行しています。帯揚げや重ね衿と同系色なら上品に、反対色や濃い色にするとメリハリのある印象になります。 髪飾りも、着物や帯の色柄から1色を取り入れると、着姿全体を引き締めます。華やかな花飾りも良いのですが、レトロなかんざしや櫛も粋で良いものです。全体の仕上げとして、色々試して見ると良いでしょう。  

自分が好きな色や柄にこだわろう!

パーソナルカラーや体型に合わせるといっても、やはり自分の好きな色や柄を諦めたくはないものです。似合うからといって、こだわりを諦めてしまっては、せっかくの晴れの日の思い出も半減してしまいます。   そんな後悔をしないためにも、自分が好きな色や柄は、遠慮せずにどんどんアドバイザーやスタッフに伝えましょう。   例えば黄色系の肌色に合わない青系の振袖を着たい場合でも、青系の地色に黄緑やサーモンピンクの柄が入っている振袖を選ぶことができます。   そして、顔まわりの重ね衿や髪飾りに黄色系のものを選び、帯を青の反対色である黄色系で金糸が多く入っているものにすることで、黄色い肌の方でも似合う青系の振袖姿となります。   アドバイザーやスタッフは、着物の色合わせのプロです。好みを最大限に叶えながら、その人に似合う振袖や小物を選んでくれます。小物の組み合わせで思いがけず似合ってしまうのが振袖マジック。好みと希望は、しっかりと伝えましょう。  

まとめ

振袖は、着るのが初めてという方がほとんどでしょう。最初から自分の好みを知ることは難しいかもしれません。そんな時は、いろいろな店舗からパンフレットやカタログを取り寄せてみるとよいでしょう。   おすすめをネットで公開している店舗もあります。たくさんの振袖を見ることで、店舗の品揃えの傾向や流行がわかるうえに、下見や試着に行く時にも好みを伝えやすくなります。   今回の記事のポイントを押さえて選ぶことで、一番美しいあなただけの振袖姿になります。思い出に残る晴れの日を過ごしてください。

着物の種類で探す

冠婚葬祭シーンから探す