七五三シーズン必見!神社での参拝マナーと注意点

特集
view
皆様こんにちは!   9月に入り、そろそろ七五三のお参りシーズンが近づいてまいりました。   お子様の成長をお祝いする七五三は、「(数え年で)男の子は三歳と五歳、女の子は三歳・七歳の十一月十五日に、晴れ着姿で氏神などに参拝する」という習わしとなっております。 普段着る機会が少ない着物を着て神社でお参りをすることで、ご家族にとっても大事な記念日になると思います。 ただ、そこでご注意いただきたいのが、神社・お寺でのお参りの仕方です。さらに、神社とお寺では作法が違うため、事前に把握しておかないと、当日になって困ってしまうことも。。   そこで今回は、七五三の神社・お寺での参拝マナーと注意点をまとめさせて頂きます! こちらの記事を読んでいただいて、七五三が思い出に残る素敵な記念日となることを祈っております♪    

七五三お参りの場所

前述の習わしにもある通り、そもそもが「子供の成長を氏神様に報告する」という行事ですので、お参りする場所は「神社」が一般的です。但し、最近ではお寺でも七五三の参拝を受け付けているところが多くありますので、は「お寺」でのお参りを選ぶ人も増えています。 神社とお寺のどちらを参拝するのが正しいか、に正解・不正解はありません。お子様の成長を祝う気持ちがあればお参りの場所は問題にはなりませんので、ご家族がお子様のために選んだ場所にお参りして頂ければと思います。 神社

神社を参拝する時のマナー

七五三に限らず、神社を参拝する時の一般的なマナーは以下となります。
  • 【1】身なりを整えてから、一礼して鳥居をくぐる
  • 【2】手水舎(てみずや)で手水をとって心身を清める
  • 【3】賽銭箱の前で会釈をし、お賽銭を入れる
  • 【4】二拝二拍手一拝で拝礼し、会釈をしてから退く
    それぞれの詳しい手順・注意点を記載いたしますので、七五三でお参りする前にぜひ一度ご確認ください。

【1】身なりを整えてから、一礼して鳥居をくぐる

  神社の入り口には必ず鳥居があり、さらに拝殿に着くまでの間にも、いくつもの鳥居をくぐることになります。 鳥居の先は神聖な場所となりますので、神社の鳥居をくぐる前に、まずは身なりを整えて下さい。そして、鳥居をくぐる時には「一礼」をしてから境内に入ることがマナーとなっております。 そして、参道を歩く時は、必ず道の端を、ゆっくりと歩くようにしましょう。参道の真ん中は、「神様が通られる道」となっているからです。参道を歩く場所は右と左のどちらでも結構ですが、参道の左側を歩く場合は「左足から」、右側を歩くときには「右足から」参道に入るようにして下さい。 また、当然ながら、大声で騒いだりすることは禁物です。神様がいらっしゃる場所ですので、厳かな態度で臨んでください。

【2】手水舎(てみずや)で手水をとって心身を清める

  手水舎 参道を進むと、手水舎(てみずや)があります。神様に参拝する前に「体を清めること」を目的に、水が溜められていて、柄杓が用意されていますので、以下の手順で手や口をきれいにしてから、参拝に臨んでください。 1. まず右手で柄杓を取って、左手を洗う 2. 左手に柄杓を持ちかえて、右手を洗う 3. もう一度、柄杓を右手に持ちかえて、左の手のひらに水を溜めて、口に水を含んで洗う 4. すすぎ終わったら、もう一度、左手を洗う 5. 使用した柄杓を立てて、残った水で「柄」の部分を洗い、柄杓を元の位置に戻す 上記の一連の作業を、最初の一すくいで行ってください。また、この時に注意して頂きたい点として、柄杓に直接口をつけることはNGです!また、口をすすぐこともマナー違反となりますのでご注意ください。

【3】賽銭箱の前で一礼し、お賽銭を入れる

  賽銭箱の前に着いたら、神前での礼拝となります。神殿の真ん中で参拝するのは失礼にあたりますので、左右どちらかの端に寄って、まずは軽く一礼して下さい。そして、鈴があれば強く鳴らします。これは神様に対して、自分が来たことを知らせるため、という意味があります。そして、鈴を鳴らした後にお賽銭を賽銭箱に入れるのですが、この時に、お賽銭を投げ入れるのではなく、そっと静かに置くように、賽銭箱に入れるようにしましょう。 ちなみに私は「重々ご縁がありますように」という願いを込めて、毎回かならず二十五円(十円玉2枚と、五円玉1枚)をお賽銭として入れるようにしております。笑

【4】二拝二拍手一拝で拝礼する

  お賽銭を入れたら、「二礼二拍手一礼」で参拝を行います。「二礼」はまず神前に向かい、深く二回お辞儀をします。この時、腰をしっかりと折って、背中が平らになるまでしっかりとお辞儀するようにして下さい。 次に「二拍手」は、手のひらを合わせて二回拍手します。ちなみに、拍手は「神様に自分が素手であること」と「下心がないこと」を伝える所作になりますので、清らかな気持ちで拍手して下さい。二拍手の後は、両手を合わせた状態のまま、日頃の感謝とお祈りをして下さい。お祈りが終わったら、最後に「一礼」して完了となります。 ちなみに、多くの神社で「二礼二拍手一礼」が主流ですが、神社によっては「二礼四拍手一礼」だったりと、参拝方法が違う場合もありますので、参拝前に神社の方に確認しておくと良いでしょう。

初穂料に関する注意事項

七五三で神社を詣でる際に、参拝だけではなく神社でご祈祷をして頂いた場合には、祝詞への謝礼として「初穂料(はつほりょう)」と呼ばれる御祈祷料を包みます。金額の相場はだいたい5,000円~1万円が一般的ですが、指定している神社もあるので、事前に確認しておくと良いでしょう。 初穂料を渡す際には、白い封筒でも構いませんが、のし袋に入れるとより丁寧ですので、のし袋を用意するようにしましょう。また、紅白の水引、もしくは蝶結びのもので初穂料を包んで下さい。表書きの上段には、「御初穂料」や「御初穂」、もしくは「御神饌料」「御玉串料(たまぐし)りょう」といった名目を記載します、下段の中央部には祈願するお子様の名前をフルネーム書きます。ただし、地域によっては親御様の名前も書くところもあるため、念のため、のし書きに関する慣習も事前にご確認しておくと安全です。

まとめ

いかがでしたでしょうか? 七五三では、事前にお子様のお着物を選んだり、当日の写真撮影・食事といった行事も大変なので、神社でお参りする際のマナーについては、つい見落としてしまうことが多いかと思います。ですが、氏神様にお子様の成長をご報告して、今後の健やかなご健康とご成長を祈願するためにも、参拝ルールとマナーを事前に確認してしっかりと参拝いただき、素敵な七五三を迎えて下さい。 また、そんな重要な行事である七五三には、かわいいお子様の晴れ姿をしっかりと思い出に残してあげたいですよね。京都きものレンタルwargoでは、七五三を初め訪問着はもちろん、振袖、留袖や袴・二尺袖、紋付袴などの礼装着物も扱っており、京都、大阪、東京、鎌倉にも礼装取扱店を構えております。 また、「宅配レンタル」も承っておりますので、日本全国でレンタルが可能でございます。お下見も無料で承っておりますので、まずはお気軽に下記HP若しくはコールセンター(075-600-2830)までご連絡くださいませ。 きものレンタルwargoの七五三レンタルはこちら 七五三レンタル

着物の種類で探す

冠婚葬祭シーンから探す