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小学校の卒業式で着用する袴のバリエーションが増えている

小学校の卒業式で袴を着用する時の注意点

履物
袴を着用する時の一つ目の注意点は「履物」です。小学校の卒業式でスーツを着た場合、一般的に履物は革靴やローファーで、どちらも歩くのにそこまで苦労はしません。一方で袴や振袖を着用する場合の履物は、正装であれば草履になり、近年はブーツも人気です。草履やブーツは普段から履き慣れていないと足や指が痛くなってしまうおそれがあります。そのため卒業式で移動距離が長いとあらかじめわかっている人は、事前に対策をしておきましょう。また周りが革靴やローファーだった場合、足を踏まれる危険もあるので注意しましょう。防寒対策
小学校の卒業式は基本的に3月に行われます。そのため防寒対策をしっかりとしなければ、寒い思いをしながら卒業式に参加しなければいけません。特に防寒対策に力を入れたいのは草履を履いている女の子です。ブーツやローファーは足回りを靴が包んでいるため、体温があまり奪われません。一方で草履は足回りに足袋しかなく、床の冷たさがダイレクトに足に伝わり、みるみる体温を奪っていきます。卒業式は座っている時間も長いので、防寒対策は欠かさないようにしましょう。また草履の防寒対策として、足裏に貼る足専用のホッカイロ効果的です。座っている時間が長いので、防寒グッズには熱を発してくれるものをおすすめします。着崩れ
卒業式で袴、振袖を着る時は「着崩れ」にも注意しましょう。普段着慣れていない格好のため、気がついたら袖が濡れていることや、裾を踏んで汚していることがあります。またさまざまな姿勢をすることで帯が緩んでしまうことや、シワがついてしまうことも。椅子に深く座ることで、帯が崩れてしまうこともあります。そのため着崩れする可能性のあるパターンをしっかりと把握しておき、綺麗な姿で卒業式に臨みましょう。トイレ
着付けが崩れる可能性の一つがトイレです。卒業式は数時間に及ぶことが多いので、多くの方が一度はトイレにいく機会があるのではないでしょうか。トイレは床が汚れていることが多いので、袖や裾が汚れやすい場所でもあります。そのためトイレをするときは十分に注意しましょう。具体的なトイレの方法、注意点に関しては以下のページに記載しています。裾の長さ
小学校の卒業式で着る振袖は主に二尺袖なので、振袖の袖丈をそこまで気にする必要はありませんが、袴や振袖の裾の長さは注意しましょう。卒業式では友達に会うため走り回る人もいるので、他人の裾を気にせずに踏むこともあります。 そのため裾が長すぎると、汚れてしまうだけでなく、裾を踏まれて怪我をしてしまう恐れや、裾を踏んだ相手が滑って怪我をしてしまう可能性もあります。楽しい卒業式で終わるためにも、裾の長さをしっかりと考えて選びましょう。小学校の卒業式の袴、振袖はレンタルがおすすめ
