成人式で着る振袖は、お好みの色やデザインから選んでいる方が多いと思います。
でも、その色や柄にさまざまな意味がこめられているのをご存じでしたか?その意味からお気に入りの一着を選ぶというのもおもしろいと思います♪
また、江戸時代、病気の子どもに赤色の寝間着を着せて回復を願う習慣があったように、赤には魔除けの意味もあります。
夜明けから日の出までのぼんやりとした空の色でもある青は、赤と同じく、神秘的な色とされてきました。
また、日本に古くからある紺の一種である「褐色(かちいろ)」は「勝色」とかけて、鎌倉時代の武士たちに愛されたそうです。
また、白は産着と喪服の両方に使用されています。生と死は本来、対照的な概念ですが、これらを同時に表現できるのが白色です。
すべての色を吸収した色であり、何色にも染まらない色でもある黒を着れば、大人っぽくて強い女性になれそうです。
平安時代にできた「源氏物語」では、恋の予感を桃色で表していました。現代でも、ピンクというとハートや恋愛を連想する方は多いでしょう。
「希望」「変化」「革新」といった意味が黄色にはあり、活力や元気を与えてくれます。
平安時代の十二単にも、緑色は黄色と同じく定番の色として愛用されていました。
日本だけでなく世界的にも「高貴な色」とされており、優雅さや高級感を感じさせます。
ひとつひとつの意味を知ることで、振袖選びがもっと楽しくなりそうです♪代表的な振袖の柄と、その意味をご紹介します。
●ユリ
ユリの花ことばは「無垢」や「純粋」。
フランス王家の紋章にも使われており、「高貴」「威厳」という意味もこめられています。
ユリの花は大きく華やかであり、古典的な花柄とは違った雰囲気を楽しめます。
●バラ
こちらも人気が高い花柄です。
バラは色によって意味が異なりますので、その違いにも注目してくださいね。
●牡丹
何重にもなった花弁がふっくらと咲く様子が華やかな印象の牡丹は、「富貴」「幸福」の象徴とされてきました。
また、花の大きさに比べると比較的小さいつぼみの状態から、「いつか美しく大きく咲きますように」という願いをこめて、成人式の振袖などでも用いられています。
●椿
ぼとりと落ちる花の特徴から縁起が良くないという人もいますが、椿は平安時代から魔除けの木として知られていました。
縁起の良い柄である吉祥文様の一種としても取り入れられています。
●桜
振袖の柄として人気が高い桜の花は、日本の国花でもあります。
振袖以外の着物はもちろん、和柄のアイテムなどにも大変良く使われています。
春に咲く花であることから、おめでたい花として昔から日本の人々に愛されてきました。
●鶴
縁起の良い柄である「吉祥文様」のひとつであるのが、鶴です。
鶴がおめでたいとされる理由は2つあります。ひとつは、長寿の動物であること。
もうひとつは、一度夫婦になると一生夫婦のまま添い遂げるという生態からです。
●うさぎ
干支にもなっている動物のうさぎは、前へ前へと飛び跳ねて進むことから、ものごとが順調に進むという意味がこめられています。
叶えたい目標を思いうかべながら、うさぎ柄の振袖を着ると願いが叶いそうですね♪
●蝶
幼虫からさなぎ、そして美しい蝶へと姿を変え艶やかに舞う様子に、昔の人々は「不死」の意味を委ねました。
モダンな柄にも使われる人気の柄です。
みなさんの成人というおめでたい日を、おめでたい柄の振袖でより一層ステキな思い出にしてくださいね♪
きものレンタルwargoは、京都をはじめ浅草・鎌倉・金沢・大阪・福岡に計19店舗展開しています。
本日ご紹介した色や柄の振袖も取り揃えております。まずは下見から、お気軽にお問合せください!
でも、その色や柄にさまざまな意味がこめられているのをご存じでしたか?その意味からお気に入りの一着を選ぶというのもおもしろいと思います♪
目次
一番人気の赤
振袖で一番人気の赤色。太陽や火の色であり、「情熱の赤」ともいわれる赤色は、古くから神聖な色とされてきました。また、江戸時代、病気の子どもに赤色の寝間着を着せて回復を願う習慣があったように、赤には魔除けの意味もあります。
空と海の青
快晴の空や透き通った海をイメージさせる青。夜明けから日の出までのぼんやりとした空の色でもある青は、赤と同じく、神秘的な色とされてきました。
また、日本に古くからある紺の一種である「褐色(かちいろ)」は「勝色」とかけて、鎌倉時代の武士たちに愛されたそうです。
純真無垢な白
清らかで、汚れのないものの象徴として使用される白。花嫁さんが着る白無垢やウエディングドレスなどでも良く目にします。また、白は産着と喪服の両方に使用されています。生と死は本来、対照的な概念ですが、これらを同時に表現できるのが白色です。
重厚感のある黒
日が沈んだ夜の空色である黒も、古くから神秘的な色とされています。すべての色を吸収した色であり、何色にも染まらない色でもある黒を着れば、大人っぽくて強い女性になれそうです。
恋を連想するピンク
赤と同様に人気のあるピンクは、桃色や桜色など、女性らしく可愛らしい印象を与えてくれます。平安時代にできた「源氏物語」では、恋の予感を桃色で表していました。現代でも、ピンクというとハートや恋愛を連想する方は多いでしょう。
明るいイメージの黄色
明るい黄色は、光や太陽をイメージさせ、活動的な印象があります。「希望」「変化」「革新」といった意味が黄色にはあり、活力や元気を与えてくれます。
癒しの緑色
山や草、森などを連想させる緑は、癒しや調和の色ともいわれています。平安時代の十二単にも、緑色は黄色と同じく定番の色として愛用されていました。
神秘的な紫
紫の高貴で神秘的なイメージは、じつは世界共通のものです。日本だけでなく世界的にも「高貴な色」とされており、優雅さや高級感を感じさせます。
柄にこめられた意味
振袖を含め、着物には、「縁起が良い」「めでたい」とされる図柄がたくさん用いられています。ひとつひとつの意味を知ることで、振袖選びがもっと楽しくなりそうです♪代表的な振袖の柄と、その意味をご紹介します。
●ユリ
ユリの花ことばは「無垢」や「純粋」。
フランス王家の紋章にも使われており、「高貴」「威厳」という意味もこめられています。
ユリの花は大きく華やかであり、古典的な花柄とは違った雰囲気を楽しめます。
●バラ
こちらも人気が高い花柄です。
バラは色によって意味が異なりますので、その違いにも注目してくださいね。
- 赤:愛情、美、情熱
- 青:夢がかなう、奇跡
- ピンク:上品、可愛い人、しとやか
- 白:清純、純潔、尊敬
- 黄:可憐、平和、友情
●牡丹
何重にもなった花弁がふっくらと咲く様子が華やかな印象の牡丹は、「富貴」「幸福」の象徴とされてきました。
また、花の大きさに比べると比較的小さいつぼみの状態から、「いつか美しく大きく咲きますように」という願いをこめて、成人式の振袖などでも用いられています。
●椿
ぼとりと落ちる花の特徴から縁起が良くないという人もいますが、椿は平安時代から魔除けの木として知られていました。
縁起の良い柄である吉祥文様の一種としても取り入れられています。
●桜
振袖の柄として人気が高い桜の花は、日本の国花でもあります。
振袖以外の着物はもちろん、和柄のアイテムなどにも大変良く使われています。
春に咲く花であることから、おめでたい花として昔から日本の人々に愛されてきました。
●鶴
縁起の良い柄である「吉祥文様」のひとつであるのが、鶴です。
鶴がおめでたいとされる理由は2つあります。ひとつは、長寿の動物であること。
もうひとつは、一度夫婦になると一生夫婦のまま添い遂げるという生態からです。
●うさぎ
干支にもなっている動物のうさぎは、前へ前へと飛び跳ねて進むことから、ものごとが順調に進むという意味がこめられています。
叶えたい目標を思いうかべながら、うさぎ柄の振袖を着ると願いが叶いそうですね♪
●蝶
幼虫からさなぎ、そして美しい蝶へと姿を変え艶やかに舞う様子に、昔の人々は「不死」の意味を委ねました。
モダンな柄にも使われる人気の柄です。
まとめ|wargoでお気に入りの一着を♪
いかがでしょうか?着物の色と柄にこめられたさまざまな想い、ご存じでしたでしょうか?みなさんの成人というおめでたい日を、おめでたい柄の振袖でより一層ステキな思い出にしてくださいね♪
きものレンタルwargoは、京都をはじめ浅草・鎌倉・金沢・大阪・福岡に計19店舗展開しています。
本日ご紹介した色や柄の振袖も取り揃えております。まずは下見から、お気軽にお問合せください!