pixta_41030055_S

成人式の振袖はいつまでに予約すればいいの?予約するときのポイントも紹介

特集
view
成人式といえば振袖と言うように、たくさんの新成人が振袖を着て参加します。成人式は結婚式や卒業式と違い、1年で1日だけ。   その分振袖にも着付けにも予約が集中し、出遅れると振袖の選択肢も少なくなったり、当日の着付けでとんでもなく時間がかかってしまったりするかもしれません。   一生に一度の成人式。お気に入りの振袖で余裕を持って参加したいものです。そこで今回は、成人式の振袖予約のポイントを説明します。  

成人式に着る振袖は購入?レンタル?

振袖の予約には、購入予約とレンタル予約があります。

購入の場合は、購入する店舗をいくつか回って絵羽を試着するところから始まります。百貨店や呉服専門店など、いくつか回って見ることをおすすめします。   メーカーによって仕入れている振袖が違うため、自分の好みの振袖を揃えているお店を選ぶことが肝心です。   レンタルの場合は、やはりレンタル店の下見から始めます。こちらも、店舗によって品揃えの方向性が違います。デザイナーや作家など店舗によっておすすめがあるので、パンフレットやカタログを取り寄せてみてもよいでしょう。   母親や身内の振袖を着る場合は、着物を実際に合わせてみて、必要であれば早めにお直しに出すようにしましょう。また、振袖の長襦袢や合わせる帯が必要になるかもしれません。帯を新たに購入するのか、レンタルするのかなどの検討も必要です。  

振袖の予約は1年前がピークに!

成人式の振袖予約は、2年前から始まっていますが、一番ピークになるのは1年前の成人式が終わった2月〜3月頃です。   絶対に着たい振袖があるのなら、レンタルでも購入でも2年前から予約した方が確実です。例えば、作家が少ない紅型の振袖は、種類も少ないため人気柄は競争率がとても高く、仕立てにも時間がかかります。このような特別な振袖を予約する場合は、1年前では遅いくらいです。   特別ではない振袖を選ぶ場合も、貸し出した振袖が戻ってきた頃に予約することで、たくさんの種類の中から選ぶことができます。一年前の成人式前から流行の傾向をみておき、一年前の2月か3月には動き出せるようにしておくと良いでしょう。  

予約が遅れるほど振袖の種類が少なくなる……

なぜ一年も前に予約しなければならないのか。それは、予約が遅れるほど振袖の種類も、着付けの時間帯も少なくなるからです。   こだわった振袖は、同じものがないことが多く、一点もの少なくありません。したがって、人気柄や流行柄は早い者勝ちとなります。予約が遅くなれば、当然選べる振袖の種類は少なくなり、残されたなかから選ばなくてはなりません。これでは、せっかくの晴れの日も楽しみが半減してしまうかもしれません。   また、予約が遅いと、着付けの時間も選べなくなってしまいます。成人式はその日1日だけなので、着付けの予約も殺到します。振袖の着付け時間は、式典の開始より3〜4時間前くらいがベストですが、予約が遅いとその時間はどこも埋まってしまう可能性があります。   残っているのは、早朝かぎりぎりの時間帯です。朝早すぎると式の時間には着崩れてしまいやすく、ぎりぎりの時間なら慣れない振袖姿で急がなければならず、式に間に合わないかもしれません。   予約は、できるだけ早めに済ませるのがベストです。1年半前から、自分の好みの振袖がどこにあるのかをチェックしておくと良いでしょう。  

振袖以外にも予約しなければいけないものとは

前撮り

レンタルの場合は、振袖、写真の前撮り、着付けとヘアメイクがセットになっていますが、購入やママ振の場合は、自分で手配する必要があります。   写真撮影は、前撮りするのが一般的です。当日は忙しい上に、式が終わった後は疲れていたり着崩れたりで、余裕を持って撮影することができません。前撮りにすることで、じっくりと撮影に取り組むことが可能です。   前撮りなら、家族が揃う日付を選ぶことができます。レンタルの場合でも、前撮りが可能か確認すると良いでしょう。  

当日の着付け

一番肝心な当日の着付けは、早めに予約することが重要です。レンタルの場合は、契約している美容院や成人式着付け会場を用意しているので、そこの予約となります。   購入の場合は、自分で着付けしてくれる場所を手配しなければなりません。いつもの美容院が着付け可能か確認しておくとよいでしょう。百貨店で購入した場合は、その百貨店で着付けがサービスになっている場合があります。帯だけ購入、またはレンタルの場合も、着付けが可能かどうか確認して見ましょう。 予約時間は、式場に余裕を持って到着する時間から逆算します。着付けには最低でも2時間かかるとみておき、式開場の3〜4時間前に予約しておくと着崩れすることなく、きれいな姿で成人式に参加できます。写真撮影が必要な場合は、撮影時間を含めて着付け開始時間を決める必要があります。  

ヘアメイク

ヘアメイクは着付けとセットになっている場合が多いのですが、知り合いや身内に着付けをお願いする場合は、ヘアメイクは別で美容院などに予約しなければなりません。 振袖の着付けは、ヘアメイクをしてから行います。したがって、着付け時間から逆算してヘアメイク時間を決めることが必要です。  

写真撮影

当日に写真撮影をする場合は、着付けしてからすぐに写真撮影をするのが良いでしょう。レンタルの場合はセットになっているため、予約時間の設定に写真撮影も含まれています。 しかし、自分で振袖を用意する場合やレンタルだけの場合は写真館等に自分で予約しなければなりません。こちらも着付け時間から逆算して、写真撮影時間を決めましょう。  

成人式の振袖を予約するときのポイント

小物もあわせてレンタルすることができるか

振袖を一式レンタルする新成人も増えています。レンタルは、小物の他にも写真撮影や着付けがセットになっていることが多く、流行の振袖をレンタル価格で着ることができるため便利です。   振袖をレンタルする場合は、小物も合わせてレンタルできるか確認しましょう。振袖の小物は、帯や髪飾りの他に、帯締めや帯揚げ、重ね衿、長襦袢などなどたくさんの種類があります。これらを自分で新たに調達するとなると大変です。   小物を一緒にレンタルできれば、振袖に合う小物を選んでくれる他、当日着付け会場に振袖と一式送ってくれるサービスを使うことができます。   小物を合わせてレンタル可能かどうかを確認し、当日できるだけ慌てず荷物を少なくして会場に向かえるようにしておきましょう。  

前撮り写真などのサービスも一緒にできるか

写真撮影がセットになっていれば、選んだ振袖セットで前撮りすることが可能です。前撮りであれば、家族と一緒に余裕を持って撮影することができ、着姿がどんなイメージになるのかを確認することができます。 さらに、髪型やメイクの好みの雰囲気を前もって伝えることができるので、当日に一から説明しなくて済みます。写真撮影は前撮りサービスがおすすめです。  

成人式当日の着付けや支度はしてもらえるか

成人式当日は、着付けのための準備が忙しく、忘れ物をしてしまっては時間通りに着付けることができません。そこで、小物等と振袖を一緒に着付け会場へ送ってもらえるサービスがあれば、ぜひ利用すると良いでしょう。   また、着付けとヘアメイクがセットになっているのかも確認が必要です。ヘアメイクが同じ会場や美容院でできれば時間短縮となりますし、振袖に合わせたヘアメイクが可能です。振袖用のヘアメイクで出歩く必要もありません。   当日は、新成人も着付け師も本当に忙しいので、アクシデントはできるだけ避けたいものです。着付けに付随するヘアメイク、荷物の手配などをしてもらえるか必ず確認をしておきましょう。  

成人式の振袖は早めに決めよう!

成人式の振袖は、時間をかけて本当に似合うものを選びたいですよね。着物は多くのものを見て試着すればするほど、自分に似合うものを選びやすくなります。目が肥えて、何が自分に似合うのか学習するからです。   したがって、ぎりぎりになって初めて振袖に触れるよりは、できるだけ数多く見ておくことが似合う振袖を選ぶコツだと言えます。早い時期からいろいろな振袖をみて、本当に自分に合う振袖を見つけましょう。また早い者勝ちの振袖もあるので、予約して確保しておきましょう。一生に一度の晴れの日。早めの予約で、一番お気に入りの振袖で過ごしてください。

着物の種類で探す

冠婚葬祭シーンから探す