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小学校卒業式の袴は購入?レンタル?それぞれのメリットデメリットをご紹介!

特集
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携帯電話を見て首をかしげる着物の女性 小学校の卒業式は、いつまでも思い出に残る大切なイベントですよね。
せっかくの晴れ舞台にふさわしい、素敵な服装で式に参加したいところです。

最近では、小学校の卒業式でも袴を着用するケースが増えてきました。
普段は着る機会の少ない和装ならではの華やかさと特別感は、卒業式に袴を着用することの最大の理由です。

袴を選ぶ場合、気になるのが「購入とレンタルではどちらがお得なの?」という点。
この記事では「卒業式に着る袴を購入した場合orレンタルした場合」それぞれのメリットデメリットをご紹介します。

小学校卒業式の袴を購入する場合のメリット

まず購入する場合のメリットから見ていきましょう。

大切な思い出として手元に残しておける

小学校の卒業式は、お子様にとって一生に一度の大切な記念日です。
特別な日に着た服というものは、何年経ってもその時の気持ちを呼び起こさせてくれる宝物。
見る度に思い出話に花が咲く、特別なアイテムになることでしょう。

袴を着る回数が多いなら金額的にお得

洋服に比べて和服は高価な印象がありますよね。
ただ、着用する機会が多ければ多いほど、その都度レンタルするよりも金銭的にはお得になります。
最近は子供服ブランドで10000円前後の袴セットも販売されているので、選び方によってはかなり安く抑えることも可能です。

下のきょうだいの卒業式にも着られる

一度購入しておけば、弟や妹の小学校卒業式にも着回すことが出来ます。
着る回数が多くなる分、リーズナブルといえますね。
大切に保管しておけば、30年後、自分の子供の小学校卒業式に着せる…なんて日も来るかも知れません。

購入する場合のデメリット

次に袴を購入する時のデメリットをまとめました。

成長期なのですぐに小さくなってしまう

小学生から中学生といえば、成長期まっただ中。
去年着ていた服が今年はもう小さくて着られない…なんてこともよくありますよね。
袴は着物のように着付けの仕方でサイズ調整することが出来ないため、体格にピッタリ合ったサイズを選ぶ必要があります。
下のきょうだいに着せる予定などがない場合は、「せっかく購入したのに一度しか着られなかった」なんてこともあります。

袴のデザインが流行遅れになることもある

購入した時には流行りのデザインだった袴も、月日が経つと古臭く感じてしまうことがあります。
流行に左右されない無地の袴であれば、デザインを気にせず長く着ることができるでしょう。
ただ、「長く着られるように」と意識するあまり、その時本当に気に入った柄を選べないことで不満が残ってしまう可能性も。

保管方法に注意が必要

袴にとって湿気は大敵。大切な袴をカビから守るためには、「1枚ずつたとう紙に包む」「桐ダンスに収納する」などの工夫が必要です。
せっかく購入したのにカビで着られなくなってしまった…というリスクを考えれば、その点はレンタルの方が安心ですね。

小学校卒業式の袴をレンタルする場合のメリット

レンタルする場合のメリットをご紹介します。

質のいい袴をお手頃価格で着ることができる

購入すると10万円近くするようなブランドの袴も、レンタルなら低価格で着ることができます。
ちなみにレンタルの相場は、袴の着付けに必要なアイテム全て含めたフルセットで1万円~3万円台が主流。
最近は安価な袴も多く出回っていますが、しっかりしたブランドの袴は、近くで見ると圧倒的な質の良さを感じます。

クリーニングに出す必要がない

レンタルの場合は、着用後にクリーニングせずそのまま返却することができます。
購入した場合は自分でクリーニングに出す必要がありますが、一式で数千円かかってしまうことも多く、予想外の出費になります。
クリーニングに出す必要が無いことは、袴レンタルの大きな魅力ですね。

好きな柄やデザインを気軽に試せる

レンタルなら「その時の自分にいちばんに合う柄」「その時の自分がいちばん着たいデザイン」を気軽に試すことが出来ます。
購入の場合はどうしても、長く着ることを考えて無難な柄を選んでしまいがちですよね。
レンタルの場合は「毎回違う柄」を「その時の気分に合わせて」選ぶことができるので、おしゃれに敏感なお子様にとってはとても嬉しいポイントです。

レンタルする場合のデメリット

レンタルする時に気になるポイントについてもまとめました。

袴の汚れや破損が心配

レンタルした場合に最も気がかりなのが、シミや汚れ、破損などのトラブルです。
気になる場合は汚れや破損の保障について、レンタルする前にチェックしてみるといいですね。
きものレンタルwargoでは、着物の汚れや破損について安心保障プランがございます。

レンタル期間中に前撮りなどの予定を詰め込むことになる

袴のレンタル期間は、宅配レンタルだと3泊4日前後が多いようです。
卒業式と別の日に写真スタジオで前撮りをしたい…という場合、レンタル中に「前撮り」と「卒業式」を済ませなくてはならず、
スケジュール的にドタバタしてしまうことも。そんな時は「前撮りは写真館で撮影用の袴を借りる」「卒業式当日はレンタルした袴を着て自分でスナップ写真を撮る」
という作戦もおススメです。結果的に2着の袴の写真が残せるので、お得な気分が味わえますよ。

まとめ

最後に今回の記事のポイントをまとめますと、
記念として袴を手元に残しておきたい、兄弟で袴を着まわせる、という場合は購入するメリットがあります。
レンタルの場合は低価格で質のいい袴を着れる、好きなデザインが選びやすい、クリーニングなどの手間がかからないのがメリットでした。

大事にしたいポイントに合わせて卒業袴選びの参考にしていただければ幸いです。
成人式、大学の卒業式…と、お子様の成長した姿に思いを馳せながらの袴選びも、楽しいひと時ですよね。
あこがれの袴姿で参加する小学校卒業式は、お子様にとっても大切な思い出のひとつになることと思います。

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