祇園一見さんお断りって本当に入れないの

特集

2015.12.24

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どうしてお断りするの?

一見さんお断りのルールが定着したのには諸説があり「お茶屋の支払いは原則ツケで行われており、一見さんは信用されていない」というものや「おもてなしを売りにしている茶屋にとって、一見さんは好みが不明であることから満足させられるおもてなしが出来ないから」というもの、はたまた「足繁く通ってくださる常連さんのために、一見さんを入れることで茶屋の雰囲気を壊したくない」といったことが主な理由として挙げられます。これらは全て無用なトラブルを回避するためのものであり、一種の紹介制度を作ることでお酒を提供する場でも利用客側に節度のある行動を促すようにする知恵と言えます。現代の風潮に合っているとは言い難いこのルールですが、高級感を出すためにも一役買っていますから、あながち間違いというわけでもないようです。

どうやって入るの?

一見さんをお断りする理由ですが、まずはお客さんを選んで店内の雰囲気を良くすることが挙げられます。基本的に一見さんをお断りする店舗は高級店が多く、料理が最高級なのはもちろん、店内の雰囲気も重視しています。一見さんをお断りすることで、雰囲気に合わないお客さんを未然に防ぐことができるようになります。もし一見さんとして入店したい場合には、通常では常連さんからの紹介がない限り入店することができません。常連さんとしても、店内の雰囲気を壊すことがないように、お店に相応しいと思えるような方を紹介する必要があります。一見さんをお断りする店舗に入店したいときは、友人や同僚などですでに常連である方に紹介してもらいましょう。

一見さんはお茶屋さんに入れないの?

結論から言うと、一見さんでも入れるお茶屋さんや料亭は、京都にも多く存在しています。京都の祇園など、いわゆる花街を訪れる国内外の観光客は、近年増加し続けています。それに伴って、紹介やツテのない初めてのお客さんでも入ることのできるお店は、以前よりも増えてきたと言えます。お昼のランチやティータイムの時間だけは、一見さんや観光客に向けてオープンされていて、誰でも気軽に入れるお店もたくさんありますし、まずはメニューや看板が外に出ているお店を目安として訪れてみるといいでしょう。また、一見さんの場合でも、京都の宿泊先の旅館やホテルで、紹介客としてお店に紹介をしてくれる場合もあるので、興味がある方は宿泊時にそういった旅館やホテルを探してみるのも一つの手だと言えます。

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きものレンタルwargo　祇園四条店

住所：京都市東山区四条大和大路下る西側大和町7祇園四条十彩ビル3階

営業時間：09:00～19:00（最終返却18:30まで）

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