猫と焼きたてパンに出会う　浄妙寺

猫が出迎える淨妙寺

淨妙寺（じょうみょうじ）は鎌倉五山の第五位で、文治四年(1188)に、源頼朝の忠臣で豪勇であった足利義兼が開創しました。始めは極楽寺いう名前の大寺院でしたが、火災などのために衰退し現在は総門、本堂、客殿、庫裡だけが残っています。

【鎌倉五山とは】
鎌倉時代に中国の五山制度にならって鎌倉の禅寺に設けられた五大官寺のことをいいます。寺を格付けして管理することが目的でした。現在鎌倉と京都にそれぞれ五山があり、鎌倉は上から建長寺（けんちょうじ）、円覚寺（えんがくじ）、寿福寺（じゅふくじ）、浄智寺（じょうちじ）、浄妙寺（じょうみょうじ）となっています。

ここには約７匹の猫ちゃんが住み着いているそうです。猫ちゃんがお出迎えしてくれるなんで猫好きにはたまりませんね！

境内を自由に行き来しているので是非見つけてみてください。

浄妙寺は花が綺麗なことでも有名です。平地から高台に向けて連なる木々はそれぞれの季節に花の見頃を迎えます。

２〜３月には梅の花、春は桜並木、その後牡丹やツツジ、藤、シャクナゲなどが咲きます。

梅雨には紫陽花、秋には紅葉も楽しめます。