杯を投げて割って厄払い 鎌倉宮
天皇自らが創建した鎌倉宮
鎌倉宮(かまくらぐう)は、 護良親王(もりながしんのう)をお祀りする神社です。
鎌倉幕府滅亡後、 建武の中興(天皇が自ら行う政治)に尽くしたものの若くして命を奪われた護良親王の遺志を後世に伝えることを望まれた明治天皇が創建しました。
長い歴史において、「天皇自らが創建」した神社はこの鎌倉宮のみです。
護良親王とは
もりよししんのう または もりながしんのうとよみます。鎌倉時代後期から南北朝時代初期にかけての第96代天皇の後醍醐天皇(ごだいごてんのう)の皇子で、鎌倉時代後期から建武の新政期の人物。大塔宮(おおとうのみや)とも呼ばれました。
パリーン!と杯を割って厄払い
鎌倉宮には「盃割り舎」というものがあります。盃に「フーッ!」と息を吹きつけて、自分についた悪いものを移し、「厄割り石」に投げつけて割ると厄を払うことができるとされています。
厄払いと共にストレス発散にもなりそうですね!
厄割り石は拝殿前と大鳥居横の2箇所に設けられています。
鎌倉宮の伝統 獅子頭守
「獅子頭守」(ししがしらまもり)の由来は、護良親王が戦の時に兜の中に獅子頭の小さなお守りを忍ばせて自らの無事を祈ったからだといわれています。
獅子頭は古くから「厄(悪いもの)を食べ、幸せを招く」と言われています。なので「厄除け・幸運・交通安全・身代り」などの願いを叶えるお守となっています。
見た目もかわいいお守りもたくさんあるのでぜひゲットしてみては?
本殿の裏にある土牢(つちろう)は、足利尊氏に捕らえられた護良親王が幽閉されていたと伝わるものです。ここに九ヶ月間にわたって幽閉されていたと言われています。その後に足利尊氏の弟、直義により殺害され、28歳という短い生涯を終えました。
基本情報
- 神奈川県 鎌倉市二階堂154番地
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- 0467-22-0318
アクセスマップ
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