白亜の巨大観音像 大船観音

大船観音寺は、神奈川県鎌倉市岡本一丁目にある曹洞宗のお寺です。全長約25mの巨大な白亜の大観音像をシンボルに持ちます。ふっくらとした優しい顔立地で微笑みながら街を見下ろす観音さまは大船地域の文字通り、アイドル！観音像は胸から上の部分だけなので「下半身は山中に埋まっている」なんて面白い都市伝説も生まれました。それゆえ、ちょっぴり変わった珍いものが好きな人にとっても有名なスポットなんだとか。

鎌倉大仏は台座を入れても高さ13.35m…つまり鎌倉大仏よりも10m以上大きいサイズということ。台座も無い、そして胸から上だけなので出会った瞬間のインパクトも最高というわけなのです！！！「大船観音の下半身は山中に埋まっている」…単なる都市伝説だとは思えなくなってくることでしょう。

近くまで来てみると表面はコンクリートで覆われザラザラした手触り。遠くから見るのとでさらにイメージが変わってきますね。観音さまの後ろ側へ回ると胎内に入ることが出来る仕組みになっています。胎内の正面の祭壇には実物の20分の１サイズの小さな観音像が祀られています。歴史学ぶコーナーで新たな事実を知ることができます。当初は立像になる予定だった大船観音、地質が柔らかかったために立像では耐えられず胸から上だけの姿になったとのこと！！治癒像が実現したのなら、奈良東大寺の大仏の2倍の高さになっていたはず！その後世界恐慌などで完成が遅れたものの要約現在のお姿で完成しました。

2012年6月に誕生した大船観音のゆるキャラ「のんちゃん」。可愛い外見ですが意外とタフで、鎌倉市内の様々なイベントに登場するなど大活躍中です！「のんちゃん」は大船観音そっくりの妖精のようなキャラクター。好きな食べ物は「最中」。鎌倉のどこかで「のんちゃん」に出会えたらとてもラッキーです！

シンボルともなっている大船観音の他にも、原子爆弾による犠牲者を弔う「原爆被災祈念碑」・「戦没慰霊碑」など第二次世界大戦による犠牲者を弔う碑や、地蔵尊などが立ち並びます。
静かな眼差しで、今もこれからも人々を見守り続ける大船観音。珍スポットが好きな方は、大船観音寺に足を運んで、とまらない好奇心を満たしてみてはいかがでしょうか。