金沢を代表する観光名所 兼六園
日本三大庭園のひとつ
金沢の代表的な観光名所、広大な敷地の日本庭園『兼六園』(けんろくえん)。岡山市の後楽園と水戸市の偕楽園と並んで日本三名園の一つです。
17世紀中期、加賀藩により金沢城の外郭に造営されました。江戸時代を代表する池泉回遊式庭園で、池とその周りをめぐります。2009年に『ミシュラン観光ガイド』にて最高評価の3つ星に選ばれました。
春は桜、夏は緑の木々、秋は紅葉、冬は雪吊りと季節折々の美しい風景が楽しむことができます。冬の雪吊りのライトアップも幻想的でとても人気があります。
二本足の徽軫灯籠
兼六園のシンボルとしてよく知られている2本脚の灯籠です。水面を照らすための雪見灯籠が変化したものと言われています。
形が楽器の琴の糸を支え、音を調整する琴柱(ことじ)に似ているため、その名が付いたと言われています。
手前に架かる虹橋と秋の紅葉の風景はとても素敵で人気のフォトスポットになっています。
兼六園菊桜
千歳橋の上流たもとには少し変わった桜があります。
小振りながら300枚を越える花弁をつけるその花は、開花から落花までの間に色を3度変えるそうです。
開花期は4月下旬〜5月上旬までの約2週間程。長い間桜を楽しむことができます。
現在のものは2代目ですが、初代は天然記念物に指定されていたそうです。
通常の桜のように花びら一枚一枚散っていくのではなく、柄から落ちるのも儚さと趣がありますね。
日本で最初の屋外人物の銅像「明治紀念之標」
日本で最初の屋外人物の銅像といわれている「日本武尊像」は西南戦争で命を落とした石川県兵士400名の慰霊のため、明治13年(1880)に建立されました。
銅像の着物が左前になっているのは古代の女性の服装で、日本武尊が女の姿をして熊襲を倒したという伝説によるものだそうです。
銅像の高さは5m50cm、台石の高さは6m50cmと巨大ですが、台石は石を積み上げただけのもので力強さを感じます。
昭和63年(1988)、造りはそのままにして全面改修が行われました。その際、銅像に鳥のフンが全く付いていなかったことから、金沢大学の広瀬幸雄教授が銅像の成分を分析し、鳥除けの合金を開発。平成15年(2003)にユーモアと独自性のある研究に贈られる「イグ・ノーベル賞」を受賞しました。
納豆餅が有名な寄観亭
徽軫灯籠の近くにある食事処です。お土産も買うことができます。名物の納豆餅やお団子など甘味も充実!
金沢の名物「治部煮」やお刺身など郷土色豊かなお食事メニューは1,000円代からとリーズナブル。ぜひ立ち寄ってみて。
【店名】寄観亭(きかんてい)
【営業時間】8:00~17:00 ※食事は11:00~14:00
【TEL】076-221-0696
【住所】石川県金沢市兼六町1-21
【定休日】無休
明治八年創業の老舗料亭
三芳庵 (みよしあん)は明治八年創業の老舗料亭です。治部煮(じぶに)など加賀の郷土料理を盛り込んだお昼のお弁当「瓢弁当」2,160円やお抹茶もいただくことができます。
三芳庵は兼六園の発祥の地、瓢池(ひさごいけ)を取り囲むように3つの庵からなっています。別荘では大正天皇がお休みになったそうです。また、大正13年には金沢が生んだ文豪室生犀星の斡旋で芥川龍之介が4泊しました。感激した芥川龍之介が友人にあてた手紙も残っています。
歴史のある料亭で四季折々の景色を眺めながらお食事はいかがですか?
【店名】兼六園 三芳庵 (けんろくえん みよしあん)
【営業時間】9:00~14:30
【TEL】076-221-0127
【住所】石川県金沢市兼六町1-11
【定休日】水曜日
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きものレンタルwargo 金沢香林坊店
住所:石川県金沢市香林坊2-1-1 香林坊東急スクエアGF
基本情報
- 石川県金沢市兼六町1
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営業時間: 3月1日~10月15日 7:00~18:00
10月16日~2月末日 8:00~17:00
定休日: 年中無休
- 076-234-3800
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金沢駅より車で約10分。シャトルバスも運行されています。
料金: 大人(18歳以上)310円 小人(6歳~18歳未満)100円
アクセスマップ
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