祇園舞妓さんの事始めで年始の準備を
舞妓さんの事始め
事始めにご挨拶
舞妓さんの事始めとは、12月13日にこれまでお世話になったお師匠さんやお茶屋さんなどをまわり、挨拶をするという伝統的な習慣のことを言います。舞妓さん達にとって、これはお正月へ向けての一準備になり、昔から大切に引き継がれている行事です。ただ「おめでとうさんどす」と挨拶をするだけではなく、芸の上達を誓ってそれぞれの所で鏡餅を納めます。逆に師匠からは「来年もおきばりやす」と労を労われながら舞扇を受け取ります。現在では、鏡餅の他にお歳暮を渡す場合もあります。この舞妓さんの事始めにより、関係する旧家や花街の人々もお正月への準備を始めます。芸の師匠によっては1日で非常に多くの舞妓さんが訪れることもあり、冬の風物詩とも言えます。
事始めの時に白粉はするの?
事始めの時の服に決まりってあるの?
仕事でお座敷にあがる舞妓さんの衣装は、裾を引きずる長い丈の着物「お引きずり」ですが、お世話になっているお茶屋さんやお店、お稽古事の師匠のところなどにご挨拶に行く事始めには、「そんなり姿」と呼ばれる服装で出かけます。「そんなり姿」とは、肩上げはされているものの、それ以外は一般の女性が着用するのと同じような着物を着た姿のことで、お化粧は薄化粧、髪型もお座敷へ上がる時よりはカジュアルなものになっています。「お引きずり」を仕事の際の舞台衣装とするならば、「そんなり姿」は仕事以外の時に着る普段の服装といえるでしょうか。ただし、普段の服装とはいえ、事始めの際には、お稽古のときや、舞妓さん同士のお出かけなどと同じ着物を選ぶことはありえません。相手に失礼のないよう、TPOに合わせ、きちんとした着物を選んでご挨拶にうかがいます。
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きものレンタルwargo 祇園四条店
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