紅葉と雪景色に見応えあふれる念仏寺 愛宕念仏寺

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愛宕念仏寺の歴史

鎌倉時代の中期に再建された本堂は、堂宇を保存するため大正11年に嵯峨野へと移築されました。昭和56年には寺門興隆を祈念し、境内を羅漢石像によって充満させたいと願うようになり、平成3年に千二百羅漢落慶法要が厳修されたのです。本尊として知られているのは厄除千手観音です。これは平安時代から厚い信仰を受けていて、厄除けの寺とされてきました。また、ご本地仏の火除地蔵菩薩もまつられており、火之要慎のお札で知られています。

愛宕念仏寺の1200体の羅漢

嵯峨野めぐりの始発点となる愛宕念仏寺では、1200体の羅漢が有名となっています。台風で破損した仁王門の解体復元修理を昭和56年に行った際、これを祈念して境内を羅漢の石像で充満したいという住職の発願から、徐々に数が増えていきました。そして、10年後には1200体の羅漢の石像が並ぶこととなりました。これら羅漢の石像は、1200人の参拝者自らの手によって彫られたものであるため、それぞれ個性溢れた表情となっています。建ち並んでいる1200体の羅漢は優しい顔立ちをして訪れた人々を出迎えてくれ、表情豊かな羅漢の石像は訪れる人々の心を和ませてくれます。これらの羅漢をじっくりと見て回るようにすると、愛宕念仏寺をより楽しむことができます。

愛宕念仏寺の文化財

愛宕念仏寺というと、真っ先に思い浮かぶのが1200体という羅漢の多さなのですが、羅漢の他にも見るべきポイントはあります。それは、愛宕念仏寺の文化財です。重要文化財となっているものとして、特に注目されているのが本堂です。鎌倉時代の中期に建築された和様の建物で代表的な遺構となっています。そこには、本尊十一面千手観音像、二十八部群衆像などが堂内に安置されています。

愛宕念仏寺の紅葉

嵯峨野にある愛宕念仏寺は天台宗の寺院です。愛宕山参道の山麓の入り口にあり、嵯峨めぐりの始発点として知られています。仁王門、愛宕念仏寺本堂といった歴史ある建造物とともに、黄や赤に染まった紅葉を楽しむことができます。常葉樹の緑も大切なアクセントです。見頃の時期は11月上旬頃から中旬にかけてです。拝観料金は大人のみ300円で、拝観時間は8時から17時です。夜間のライトアップなどはしていないので、訪れる時間には気をつけたほうがいいでしょう。最寄り駅はJR嵯峨野線「嵯峨嵐山」駅で、そこからバスで向かうといいです。

愛宕念仏寺の雪景色

愛宕念仏寺の持っている魅力として挙げられるもののひとつが、美しい雪景色です。羅漢が1200体ありますが、雪が降ると羅漢が白い帽子を被っているように積もり、訪れた人々を魅了しています。また、石仏に囲まれている塔などにも降り積もりますし、地面にも降り積もっていきます。多宝塔の下には、凛々しい顔つきの伝教大師とお釈迦様がいます。愛宕念仏寺の雪景色の中心となる存在です。大量の雪は絨毯のように柔らかく、荘厳な景色でありながら、歩きやすいのも特徴です。

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住所:京都市右京区嵯峨天龍寺車道町9-2 2F

 

営業時間:09:00~18:00(最終返却17:30まで)

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基本情報

紅葉と雪景色に見応えあふれる念仏寺 愛宕念仏寺
  • 京都市右京区嵯峨鳥居本深谷町2-5
  • 8:00~17:00
  • 075-865-1231
  • 京都バスC6のりばから72番「嵐山・清滝ゆき」で「愛宕寺前」下車。

アクセスマップ

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