嵯峨野トロッコ列車で自然に触れる
トロッコ列車とは
トロッコとは、もともと土砂や鉱石などの荷物を輸送するための箱型貨車で、トロッコ列車はその貨車を旅行客、観光客などが乗れる観光用車両に改造したものです。主な特徴は、車両の上半分がほとんど取り除かれ、外気に直接触れることができるところです。
嵯峨野トロッコ列車の場合、速く走らずに景色を楽しみつつゆっくり進む素朴な雰囲気の列車です。平均時速は約25km。自転車を少し速くこいだ速度に近いです。だからこそ、紅葉や桜が咲く季節、夏の新緑に冬の雪景色といった保津川沿いを彩るそれぞれ違った季節感を存分に楽しむことができます。特に美しいと人気のスポットに着くと、速度を落として運行してくれます。
トロッコ電車が走るまで
トロッコを運営する嵯峨野観光鉄道は、使われなくなった線路を観光地として再利用するために少人数の社員で発足しました。保津川渓谷沿いのルートは、渓流や奇岩など自然の創りだす素晴らしい景観を車窓から楽しめる路線として知る人ぞ知る名所でしたが、観光資源として特に注目されていたわけでもありませんでした。そこに観光列車を走らせるということ自体賛否両論あった中、事業が始まりました。そのレールは廃線ご長らく放置されていたために腐っていたり錆びていたり、雑草は伸びきってしまっていて、実際に列車を走らせることができるのか不安になりながらも整備や清掃、植物の植樹などを行い平成3年、ついに準備が整い一番初めの列車が出発しました。
スタッフはなんと9名という少なさでしたが、少人数だったからこそなせるチームワークで乗り越えてきたわけですね。
駅近くの様々な施設
JR嵯峨嵐山駅よりすぐそこのトロッコ嵯峨駅にある施設にも注目です。
「19世紀ホール」という博物館、日本最大級のジオラマが展示された「ジオラマ京都JAPAN」があります。
19世紀ホールでは、産業革命の世紀である19世紀をテーマにどこかレトロな資料に触れることができます。
19世紀ホールについてはこちら!https://kyotokimono-rental.com/spot/arashiyama-and-sagano/%E6%9C%AC%E7%89%A9%E3%81%AEsl%E3%81%8C%E8%A6%8B%E3%82%89%E3%82%8C%E3%82%8B19%E4%B8%96%E7%B4%80%E3%83%9B%E3%83%BC%E3%83%AB.html
ジオラマ京都JAPANは、日本最大の規模を誇る鉄道ミュージアムです。京都の街並みが精巧に再現され、毎時30分のジオラマ内で小さな消防車が消火活動を行う演出も見ることができます。どの方でも楽しめて、鉄道が好きな方には特にオススメしたいスポットです。
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きものレンタルwargo 嵐山駅前店
住所:京都市右京区嵯峨天龍寺車道町9-2 2F
営業時間:09:00~18:00(最終返却17:30まで)
基本情報
- 京都府京都市右京区右京区嵯峨天龍寺車道町
-
始発
上り列車 09:35~10:01
下り列車 09:07~09:30
終電
上り列車 16:35~17:01
下り列車 16:07~16:30
定休日:水曜日 - 075-871-3997
- JR嵯峨嵐山駅よりトロッコ嵯峨駅まで 徒歩1分
アクセスマップ
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