外国人に人気1位 京都伏見稲荷大社のおもかる石のご利益とは
伏見稲荷大社の鳥居とおもかる石
伏見稲荷大社が創建されたのは、皇暦にして和銅4年(711年)の2月7日とされており、伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)が伊奈利山の三ヶ峰それぞれに宇迦之御魂大神、佐田彦命、大宮女命の三柱神を祀ったのが始まりとされています。しかし、さらに遡れば、元々は地元の農民たちが伊奈利山そのものを神様として祀っていたことが始まりともいえます。山の神は春になると麓に降りてきて田の神となって五穀豊穣を約束し、収穫期の秋になると山に帰り、人々を見守ったとされていました。
稲荷山には、奉納された約1万基の鳥居があり、今や伏見稲荷大社のシンボルとなっています。特に入り口近くの千本鳥居は、狭い間隔で多数建てられ、名所となっています。このような鳥居が奉納され始めたのは、江戸時代が始まりです。願い事が「通る」或いは「通った」御礼の意味を込めて、鳥居を奉納する習慣が広がったのです。そのお礼の鳥居がどんどん数を増し、現在の姿になったようです。鳥居を潜り抜けてお参りすることで、神の恩恵にあずかれるとされています。
その千本鳥居を通り抜けると、命婦谷の奥社奉拝所が出てきます。その奥に、2つ並んだ奇妙な丸い石が乗った石灯篭があります。これを「おもかる石」といいます。「おもかる石」は持ち上げた際に思ったよりも軽く感じると願いが叶うとされています。そのご利益に関しては様々な説があります。まずは、伏見稲荷大社の主祭神である宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)に由来して五穀豊穣や商売繁盛へのご利益があるという説です。他に、配神である猿田彦神(さるたひこのかみ)に由来して交通や航海の安全へのご利益、同じく配神である天鈿女命(あめのうずめのみこと)に由来して芸事へのご利益があるという説もあります。それ以外にも、夫婦である猿田彦神と天鈿女命に由来して夫婦円満へのご利益等、その説はありとあらゆる願いにおよび、一説には『どんな願いにもご利益がある』とまでいわれています。
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基本情報
- 京都府京都市伏見区深草薮之内町68番地
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- 075-641-7331
- JR奈良線「奈良ゆき」で「稲荷」下車。下車後、徒歩3分。
アクセスマップ
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