京の夏の風物詩こと鴨川納涼床を楽しめる鴨川

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鴨川の歴史

鴨川納涼床

鴨川は古代からその形が作られていたとされており、一時は支配していた部族が沢山いた時代もありました。芸人が集まっていた時期もあり、鴨川周辺は歓楽街といわれた時代もあります。江戸時代に入ると、鴨川に繋がる水路が作られ、庶民の足としても利用されてきました。鉄道が発達するまでは水路としての価値も高く、琵琶湖との繋がりも持っていました。現在は水路としての役目は無く、自然豊かな水系を育む場所として有名になっています。

鴨川の見所

鴨川の見所は、ずばり三角州から荒神橋の間ではないでしょうか。鴨川は上流と下流でかなりの高低差があり、土砂や水が一気に流れてくるのを防いで流れをある程度まで落ち着かせるために、堰堤というものが一定の間隔で大小2つずつ設置されているのです。小さい滝のような堰堤から水の音が響いて、白い水しぶきをあげているのが涼しそうです。三角州から荒神橋の間の散策路は歩きやすいように整備されているのでオススメです。

鴨川の桜0201kamo03

鴨川の桜で見応えがあるのは鴨川デルタ以北の川沿いです。鴨川はデルタで高野川と合流していますが、このすぐ北の高野川沿いも桜並木が美しく、川沿いの川端通は桜のトンネルのようになります。デルタ以北の鴨川では植物園近辺の土手の桜がとても美しく、河川敷、土手道ともに広いので春の散策にはもってこいでしょう。京都駅から地下鉄で今出川駅、もしくは京阪電車で出町柳まで行き、デルタの亀石を渡ったあと北の植物園まで散歩するコースがおすすめです。

鴨川納涼床の歴史

江戸時代にあった戦乱の後、豊臣秀吉の三条、五条橋の架け替えなどを経て、鴨川の河原は見世物や物売りで賑わうようになりました。そこで富裕商人が見物席を設けたり、茶店が出始めたのが納涼床の始まりといわれています。明治時代には7、8月に床を出すのが定着し、鴨川の右岸・左岸の両方に床が出ていましたが、大正時代には治水工事のため床机が禁止されます。そして、第二次世界大戦に入ると完全に納涼床の灯が消えてしまいました。しかし、戦後の昭和27年に「納涼床許可基準」が策定され、数軒の店舗が納涼床を始めます。平成12年には5月1日〜9月30日までの夜床、5月・9月の昼床が認められるようになり、「鴨川納涼床」が地域ブランドとして商標登録されたこともあって、平成25年には納涼床の申請が100軒を超えるくらい盛んになりました。

鴨川納涼床の食事

周りが小高い山で囲まれた京都では夏は蒸し暑く、毎年5月から9月まで二条大橋から五条大橋にかけての西側では納涼床が立ち並びます。その歴史は、安土桃山時代の頃に裕福な商人が鴨川の浅瀬に床几を置いて客をもてなしたのが始まりといわれます。この時期の料理として、京料理や懐石などの他、天ぷらや夏場のウナギやハモといった旬の物で、さらにおばんざいや焼き鳥などもあります。これらの多くはセットが多いようですが、最近はイタリア料理やフランス料理を出す店もあるようです。値段は料理によって様々ですが、京懐石や精進料理で13000円前後から2万円といったところのようです。そして、次第に闇に沈んでゆく山々とともに灯りがともされ、川面に灯りが映り始めるようになり、そんな対岸から臨む灯りの納涼床の姿も美しいものです。

鴨川納涼床のおすすめエリア

納涼床とも呼ばれる川床は京都の夏の風物詩です。そんな鴨川納涼床は、先斗町、西石垣、下木屋町、上木屋町の4つのエリアで楽しむことができます。とくに鴨川納涼床で賑わいをみせるのが「先斗町」です。高級でおしゃれなお店が立ち並び、趣向を凝らした京料理を一緒に楽しむことができます。「上木屋町」エリアでは人気の先斗町に比べ、気軽に立ち寄れるカフェなどもあるため若者向けともいえます。かといって目の前には鴨川が広がり、遠くには東山を臨み、眺望はばっちりですのでリーズナブルに楽しみたい方にはおすすめです。

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