臨済宗の禅を学ぶ妙心寺

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妙心寺で座禅をする

妙心寺の禅道会は、早朝の6時から大方丈で座禅、6時30分からは提唱という講義があります。申し込みは不要で、宗派も問われず、参加料金は500円です。毎月8日には茶話会も開かれています。参加の料金は500円です。人間社会のしがらみや街の喧騒を離れ、座禅を通して本当の自分自身と向き合う時間は、なんとも言えない素晴らしいもので心に染みるものがあります。終わった後は、清々しい気分になれること間違いありません。参加する際は、座りやすい服装でかまわないそうです。

46もある塔頭 その意味は?

妙心寺には46の塔頭があります。塔頭とは、大寺院の敷地内にある小寺院のことです。元来は、高僧の墓塔の頭(ほとり)にその高僧の徳を慕った弟子たちが建てた小庵のことをいいました。年月を経て明治時代になると寺として独立し、今に至っています。多くの塔頭がある妙心寺には多くの寺院が存在しているわけです。

妙心寺塔頭の代表的なものとして、まず桂春院が挙げられます。桂春院は、本堂である方丈の周りに国の名勝・史跡に指定されている庭園があり、杉苔とツツジの植え込みが見どころとされています。書院で4つあるうちのひとつの庭である侘の庭を見ながら、お抹茶をいただくこともできます。また、桂春院には茶室の既白庵もあります。妙心寺では本来、座禅修行が第一義とされ、茶道などは修行の妨げになると表向き禁止されていました。しかし、奥まった場所に建てられた既白庵からは僧たちがひそかに茶を楽しんでいたことが窺えます。このような桂春院は、退蔵院や大心院とともに通年公開されているので、誰でも気軽に訪れることができます。

次に挙げられるのは、退蔵院です。退蔵院は、1404年に波多野重通が妙心寺第3世をつとめる無因宗因禅師への深い帰依によって、無因宗因禅師を開山として建立されました。応仁の乱で妙心寺とともに炎上しましたが、1597年に亀年禅師によって再建され、今に至ります。退蔵院は、妙心寺の塔頭にあたります。塔頭とは、本来は祖師や高僧の死後、その弟子が師の徳を慕って祖師や高僧の墓塔の頭(ほとり)、またはその敷地内に建てた小院です。転じて、寺院の敷地内にある高僧が隠退後に住んでいた子院のことも塔頭と呼ぶようになりました。よって、退蔵院は大まかにいうなら分家のようなイメージになるでしょう。


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基本情報

臨済宗の禅を学ぶ妙心寺
  • 京都府京都市右京区花園妙心寺町64
  • 3~10月 9:10~16:40
    11~2月 9:10~15:40
  • 075-463-3121
  • 市バスD3のりばから26系統「御室仁和寺・山越ゆき」で「妙心寺北門前」下車。下車後、徒歩17分。

アクセスマップ

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