東京スカイツリーのモデルは東寺五重塔だったか
新幹線からも眺めることができる京都のランドマークタワー
中世以降の東寺は、弘法大師に対する信仰の高まりとともに「お大師様の寺」として庶民の信仰を集めるようになり、昭和9年(1934年)に国の史跡に指定され、平成6年(1994年)12月には「古都京都の文化財」として世界遺産に登録されました。現在も京都の代表的な名所として存続しています。
日本一の木造建築に学んだスカイツリー?
東寺の五重塔は、京都駅付近の新幹線の窓から見えており、京都のランドマークタワーです。その高さは約55m、木造の建築物としては日本一の高さを誇り、国宝にも指定されています。地震大国の日本でこの東寺の五重塔をはじめ、各地にある五重塔は過去に起きた大地震でも倒壊したことがありません。
近年、東京のスカイツリーが完成しましたが、首都圏では建築中に震度5強の地震が発生し、“これが地震で倒れたらどうなるのだろう”と心配する声もありました。
その声に対して担当者は、“絶対に倒れません”と自信を持って言ったそうです。この東京スカイツリーの耐震性の原点は、木造建築の五重塔にあるとされています。
再建された東寺の特徴
東寺の五重塔は、現在5代目です。原因不明の出火によって焼失した2代目以外は、落雷による火災で焼失しました。焼失しても再建されてきましたが、当時すぐに再建されていたわけではありませんでした。
再建しようにも、東寺に資力がないことが多かったからです。それでも、しばらくすれば庇護者が現れ、何度も五重塔は再建されてきました。現在の五重塔は、徳川家光の寄進によって1644年に建てられました。通常塔の屋根は上層に行くほど小さくなっていますが、この五重塔の屋根は上層と下層の大きさにさほど差がなく、形も良いため江戸時代前期の秀作といわれています。再建からすでに370年ほどの月日が経ち、歴代の五重塔の中で一番の長寿になっています。
=============================
きものレンタルwargo 京都駅前 京都タワー店
住所:京都府京都市下京区烏丸通七条下ル東塩小路町721-1京都タワービル3F
基本情報
- 京都府京都市南区九条町1番地
-
3/20~9/19 8:30~17:30
9/20~3/19 8:30~16:30 - 075-691-3325
- 近鉄京都線「天理ゆき」で「東寺」下車。下車後、徒歩7分。
アクセスマップ
東京スカイツリーのモデルは東寺五重塔だったか
今すぐカンタン! Web予約