タヌキダニのお不動さんこと狸谷山不動院
狸谷山不動院の歴史
元々は平安時代に造られ、天皇勅願の不動尊を置いたことから始まりました。暫くはそのままとなっていましたが、鎌倉時代に現在の本堂に移動され、不動尊が安置されるようになったのです。江戸時代には数多くの参拝者がいたくらいで、非常に有名となっていました。しかし1868年に神仏分離令が発令されたことで荒廃し、元に戻るまでにはかなりの時間がかかりました。1947年に現在の形に改めるため、大規模な拡張工事が行われました。
狸谷山不動院の見所
狸谷山不動院の見所として、宮本武蔵が修行したといわれている修行の滝や車のお祓いが出来る自動車祈祷殿があります。車やランドセルに貼ることの出来る交通安全のステッカーが、京都などを入っている車に貼られているのをよく見かけるでしょう。この不動院は、特に難病を治したいと祈願するためにやって来る人が多いです。本堂前の柱にたくさんのお札がかけられています。体の悪い部分を○で囲んで、そこの病気が治りますよう・・・と書いたり、癌が治りますようになどと書いた願掛けがあります。また、患部を御幣でなでることで癌封じや難病よけになる御幣というものもあります。
狸谷山不動院の武蔵之滝
狸谷山不動院の武蔵之滝とは、慶長9年(1605年)に宮本武蔵が吉岡清十郎一門の数十人を迎えて山麓「下り松」で決闘に臨むにあたり、この滝に打たれて修行を行ったとされるものです。修業の末に、武蔵は心の剣をみがき、不動尊の右手に持する降魔の利剣の極意を感得しました。その結果、吉岡一門を一撃のもとに倒すことができたとされています。武蔵之滝では現在は滝行は行えませんが、己の煩悩を洗い浄める滝として知られ、信仰されています。
狸谷山不動院の火渡り祭
毎年7月28日には、火渡り祭という祭事があり、病気の退散などを祈願するものです。赤々とした炎と火の粉を吹き上げる柴灯護摩が終わった後、この残り火の上を素足で歩くという火渡り行があります。真夏の京都の火祭というインパクトながら、足の裏が温かい程度といわれていて危険性はないようです。この火渡り行は誰でも参加でき、参加費500円で火渡り御札を頂くことができます。
狸谷山不動院の厄よけ
狸谷山不動院は、宮本武蔵が心の剣を磨いたといわれる武蔵之滝があり、病気、災難、交通安全祈願のお寺としても有名な真言宗修験道のお寺です。元々、狸谷山不動院は鬼門守護の厄除けのお寺とされています。本尊の不動明王は一切の悪魔や災いを祓う力を持つとされています。病気や癌の鬼も退治してくれるということで、癌封じなどでも有名です。また、節分の2月3日には節分祭で厄除け開運大護摩祈祷と豆まき式が行われる予定となっています。
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