忠臣蔵フリーク必見 山科義士まつり

忠臣蔵ゆかりの地で行われる一大イベント！

元禄15年12月14日、大石内蔵助率いる四十七士が吉良邸へ討ち入り、見事に主君である浅野内匠頭長矩の仇討ちを果たした忠臣蔵の物語はもはや説明するまでもないでしょう。元禄14年、松の廊下刃傷事件より5ヶ月後の8月より仇討ちの意志を隠匿すべく、大石内蔵助が隠棲し、放蕩していた土地が山科です。また大石内蔵助がその妻理玖と別れる「山科の別れ」は、忠臣蔵の名場面として知られるとともに、2007年に大石内蔵助が理玖の実家である豊岡に宛てた手紙が発見されたことでも再び注目を集めました。

蔵之介閑居跡や岩屋寺など数多くの忠臣蔵ゆかりの史跡を残すその山科を舞台に、毎年12月14日に行われるのが山科義士まつり。同日で各地で行われる忠臣蔵関連イベントの中でも人気のイベントとして知られています。

中でも見どころは、美しい山科の地を討ち入り装束に身を固めた四十七士が街を練り歩くパレード。さらに松の廊下・切腹・連判状改め等、涙無くしては見られないお芝居や、可愛らしい「子供四十七士」などのイベントもおこなわれます。忠臣蔵フリークならずともこの時期に山科を訪れるのであれば是非とも見たいイベントです。