祇園 春に行われる伝統的なをどり

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都をどりって?

京都で初めて開催される京都博覧会に、娯楽性を添えることを思いついた槙村副知事が、祇園の芸舞妓のお茶と歌舞伎を公開することを提案したことから、都をどりは始まりました。都をどりの初演は、明治5年に祇園新橋小堀の松の屋にて行われました。当時、最初から最後まで幕を閉めず、背景も変えることなく進行させる編成は、近代的で独創的でした。翌年には、花見小路西側に建てられた歌舞伎練場にて、第二回都をどりが催され、以来毎年春に行われるようになりました。歌舞伎や源氏物語などを題材にした演目は、どれも動く絵巻物語を思わせる絢爛豪華さです。また、明治博覧会の際には、芸舞妓が円椅子に腰掛けて、お点前を披露するようにもなりました。

上演前の楽しみ

都をどりの前にある茶席では芸妓さんのお点前の披露、お茶が楽しめます。「茶席」というと着物を羽織って正座でお作法にならってお茶をいただくような印象がありますが、全く堅苦しく考えなくて大丈夫です。会場は広く、長椅子の席で一度に振る舞われますので、外国人の方も安心です。お茶もいっぺんに置いて行きますので、作法を気にすることはありません。来られる方の服装もまちまちで、着物の方もいればジーンズのようなカジュアルの方もいます。お座敷に上がらないとなかなか芸妓さんや舞妓さんを近くで見る機会はありませんが、茶席では芸妓さんや舞妓さんが点てたお茶とお茶菓子をいただくことができます。また、茶席ではお点前の芸妓さんや舞妓さんの写真も撮れます。

都をどりの見どころは?

都をどりは、京都市東山区にある祇園甲部歌舞練場にて、毎年4月の一ヶ月間開催される舞台公演です。初演公演は明治5年で、大正天皇や昭和天皇の即位記念公演が行われたり、平成6年には平安遷都1200年記念公演が行われたりと歴史と由緒ある京都の春を代表する一大イベントです。祇園の芸子、舞妓が揃いの衣装を身にまとい、花道から現れると場内の雰囲気はいっきに華やかになります。「置歌」を始めとし、様々な舞踊、演目が披露されます。花街では他にも京おどり、北野をどり、鴨川をどりとありますが、規模や豪華さ、盛りあがりの点から都をどりが抜きんでています。京文化や芸事に造詣が深い人なら誰もが「をどりを楽しむならまずは都をどり」と口を揃えるほどなので、一見の価値ありです。


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きものレンタルwargo 祇園四条店

住所:京都市東山区四条大和大路下る西側大和町7祇園四条十彩ビル3階

営業時間:09:00~19:00(最終返却18:30まで)

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基本情報

祇園 春に行われる伝統的なをどり
  • 京都府京都市 東山区祇園町南側570-2
  • 要確認
  • 075-541-3391
  • 市バスD2のりばから206系統「祇園・北大路バスターミナルゆき」で「祇園」下車。下車後、徒歩8分。

アクセスマップ

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