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人力車っていつからあるの?

人力車の発祥についてはアメリカという説もありますが、明治政府は和泉要助、高山幸助、鈴木徳次郎の三人を発明者と認定しています。ただ、それ以外の人物名も含め文献によって説が分かれています。日本人が車夫で、外国人が乗っていると見える写真がドイツで見つかっており、明治初年の撮影とされています。明治期に入り、籠にとって代った人力車は労働コストの安さなどから人気を極め、19世紀末の日本に20万台を超えていたとされます。車夫は東京だけで4万人に達したこともあり、地方から流れ込む下層階級の人たちの生業の1つとなっていました。また他のアジア諸国にも輸出され中国や東南アジアに広まり、現在でも人力車を普段の移動手段として使用している国が数多くあります。しかし日本では、他の交通手段の普及・整備とともに衰退し、現在では観光用のものが残っているだけです。

人力車の魅力

観光地の移動方法と言えば、徒歩やバス、または電車が思いつくと思います。もちろんこの方法が主流なのですが、観光地によっては人力車で移動することができます。人力車に乗って移動するメリットは、風景をじっくり見ることができ、その季節の匂いや気温を肌で感じることができるというところです。人力車はバスや自動車ほどのスピードはでませんが、その分ゆっくりと走行し、観光地の景色などを十分楽しめます。また、人力車は小回りが利くことを生かして、通常の観光客では分からないような道路を走ってくれたりします。また、人力車を動かすのはプロの車夫さんということもあり、名所の由来について説明してくれたり、自身の人力車の仕事についてなど説明してくれるので、ナビゲーターとしての魅力もあります。基本的に人力車を引く車夫さんは男性が多いのですが、現在では女性の車夫さんなども増えてきており、車夫さんそれぞれの個性を生かしたナビゲーションも楽しみの一つです。

人力車は日本人しか楽しめないの?

東京オリンピックを控えた今日の日本では、様々な観光現場で英語を話せるスタッフが増えてきています。そしてそれは人力車の現場においても同様です。日本人のみならず、外国の方にもしっかりと日本の良さを知ってもらために、さらに自分との会話を楽しめるようにという心遣いが見えます。人の手で車を引くという言わば体力が求められる職業ですが、それ以外にも気を付けることは多く、その分やりがいは多いといいます。海外の方を接客することで日本の良さを改めて感じることができますし、新たな発見もできるのではないでしょうか。今まで以上に自分の仕事に対して誇りを持ち、日本の良さを発信する最先端の場であり続けることでしょう。


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