浅草に来たら浅草寺
浅草寺のはじまりって?
東京の人にとっては馴染み深く、下町情緒が残る浅草寺界隈は、東京の観光名所の1つでもあります。しかし、この浅草寺の歴史や始まりについては意外と知られていません。浅草寺は、浅草寺縁起によると飛鳥時代に隅田川で漁をしていたある兄弟が、一躰の観音像を拾得し、それを地元の郷士が自宅に祀り、その後出家してお寺を造り、その観世音菩薩の供養したのが始まりとされています。その後、勝海上人がこの地に来られた時に新たな観音堂を建立し、この観音菩薩を秘仏のご本尊と定められ、以来今日まで、この掟は厳守されています。更に、この観音堂に参拝する人は次第に増え、平安初期には浅草寺中興開山の師とされる慈覚大師円仁が来山し、秘仏の前に、お前立のご本尊を納められました。こうして時代を経るにつれ、信仰を益々集めた浅草寺は、江戸時代の初めに徳川家康によって幕府の祈願所と定められ、以来、堂塔が大きく整えられて行きました。東京都内で最も古いお寺である浅草寺は、戦火で焼失後も再建され、浅草観音の名称で全国的に知られ、坂東33箇所観音霊場の13番札所として、現在も多くの信仰を集めているのです。
浅草寺の見どころ
東京の下町にある浅草寺、とっても有名なお寺で、見所も満載です。浅草というと、真っ先に浮かんでくる「雷門」。じつはこれも浅草寺の山門なんです。正式名称は風神雷神門と言って、向かって右側に風神、左側に雷神像があります。門の真下に大きな「雷門」と書かれた提灯が吊り下げられていて、浅草のシンボルともランドマークとも言われているのです。仲見世通りの奥に行くと「宝蔵門」があります。こちらは「小舟町」と書かれた提灯が吊り下げられていて、向かって右側に吽形、左側に阿形という仁王像が。この宝蔵門の裏側には「大わらじ」が掛けられていて、見るものを圧倒してくれます。また、遠くからも見える「五重塔」、こちらは夜間ライトアップもしており、昼の顔と夜の顔、どちらも魅力があり人気があります。他にも「なでぼとけ」といって、なでた場所が治るという仏様。浅草寺最古の建造物、室町時代に作成された「六角堂」もあります。浅草駅からも近いので、今でもたくさんの人がにぎわう人気のスポットです。
夏の風物詩・ほおずき市
浅草寺で行われるほおずき市の起源は、鎌倉時代の初期、源頼朝が奥州討伐をした頃とされています。奥州討伐の帰りに兵士の多くが日射病にかかり、倒れる兵士まで出てきたため、現在の浅草で軍勢を休ませました。その時、日射病にかかった兵士にほおずきを食べさせて日射病を克服した事から、浅草寺でほおずき市(いち)が立つようになったと言われています。ただし、当初は厄除けのお守りや厄除けに良いとされている物が売られており、江戸時代には特に雷よけに効果があると信じられていた赤トウモロコシが主に売られていました。明治時代に入り、現在のようにほおずきが売られるようになり、前途した源頼朝の奥州征伐での由来も影響して、東京でも数多く行われるほおずき市の中で、最も有名なほおずき市として多くの人に親しまれるようになりました。
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きものレンタルwargo 東京浅草店
住所:東京都台東区浅草1-41-8 アトリエビル1F,2F
営業時間:09:30~18:00(最終返却17:30まで)
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基本情報
- 東京都台東区浅草2-3-1
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境内自由
4~9月 6:00~17:00
10~3月 6:30~17:00 - 03-3842-0181
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