下鴨神社 市民に人気の紅葉ポイント

紅葉の名所、下鴨神社

世界文化遺産である下鴨神社に秋がくると、美しい紅葉を見るとこができます。特に紅葉の見所なのは、下鴨神社の参道沿いにあります糺ノ森、読み方はただすの森というところが美しい姿を見せてくれます。糺ノ森は樹高の高い樹木が並ぶ深い森でして、市民や観光客、参拝者に秋の京都の落ち着いた情緒と安らぎ、癒しを与えてくれる大人の場所です。また下鴨神社の西門の鳥居周辺、下鴨神社の南側にある河合神社という場所でも、美しい紅葉を見ることができます。そして、下鴨神社の紅葉のピークは京都市内各地のよりも遅いために、紅葉シーズンを逃した方でも紅葉を楽しめるスポットともなっています。例年でしたら、12月上旬頃に見頃のピークを迎えるそうです。

下鴨神社の紅葉の見頃

下鴨神社の境内には、参道沿いにただすの森といわれる森が広がっていて、そこには樹齢300年をこえるタカオカエデなどが植えられています。11月頃になると色づき始め、12月上旬頃が一番の見頃となっており、ほかの京都の紅葉スポットに比べると、すこし遅めの紅葉のピークをむかえることになります。下賀茂神社の木々は背が高いので、この森を歩くとオレンジの紅葉に頭から包まれているようで圧倒されます。また境内だけでなくその周辺にも美しい紅葉が広がります。下鴨神社西門の鳥居周辺や下鴨神社の南側にある摂社である河合神社でも紅葉が見られ、河合神社の東にある紅葉橋のあたりではとくに美しい紅葉を見ることが可能です。

鴨と加茂・賀茂

なぜ下鴨神社は下加茂神社と言わないのか、あるいは逆もそうではないのかについては、京都の人の間でも長らくの謎として扱われてきました。しかし、下鴨神社の正式名称は「賀茂御祖神社」と実は同じ「賀茂」なのです。ではなぜ通称下鴨神社になったのでしょうか。京都の象徴でも有る加茂川は、出町柳高野川と交わりその名前を鴨川と変えます。丁度上賀茂神社・下鴨神社の位置関係も近くを流れる「カモガワ」の名称に沿ったものではありますが、なぜ呼び名が変わっているのかは今でもよく分かっていません。

御手洗祭

毎年7月末頃に行われる下鴨神社の御手洗祭は、京都の夏の風物詩として根付いています。京都の代表的な祭りとして良く知られているのは、「祇園祭」「葵祭」「時代祭」などの見て楽しむ祭りが広く知られていますが、御手洗祭は誰もが参加できて京都らしい風情を味わうことができる落ち着いたお祭りです。この御手洗祭は下鴨神社にあります御手洗池に足を浸して、無病息災を願うことから別名「足つけ神事」とも言われているそうです。「足つけ神事」を終えたら、ぜひとも食べたいのが「みたらし団子」です。この下鴨神社の御手洗祭こそがみたらし団子発祥でもあったと言われています。みたらし団子を食べるなら、無病息災を祈る京都の落ち着いた下鴨神社でのお祭りにぜひ参加してみてはいかがでしょうか?

式年遷宮

式年遷宮では、ご神体を除く全ての建物を新しくするための宮移しです。下鴨神社では伊勢神宮とは違って、21年に一度式年遷宮が行われます。まず、屋根の修理が行われます。檜皮葺(ひわだぶき)という屋根を葺き替えていきますが、建物が70棟にもおよぶのでその数は膨大です。寿命は永遠ではないので檜皮葺は永遠に葺き替え作業が続いてきますが、古代より伝統建築の最上級の素材としてこの檜皮葺が用いられてきました。他にも、社殿の飾り具や狛犬などの修理も欠かせません。あとは神様の御生活品や装束である御神服や御神宝も新しくされます。こうしてご神体を除く箇所を新しくしていき、宮写しが行われていくのです。

縁結びの絵馬の書き方

下鴨神社の境内にある『相生社』は、縁結びの神様として有名です。相生社の横には、2本の木が途中から1本になっている「連理の賢木」があり、縁結びの象徴となっています。ここには『縁結び絵馬』があり、その奉納には独特の作法があります。まず、絵馬に願い事を書き、願いを込めながら絵馬上部に付いている紅白の紐をしっかりと外れないように結びます。それを持って男性は左から、女性は右から、願い事を念じながら相生社と連理の賢木の周りを3周回ります。3周目を回っている途中で絵馬を絵馬掛けに掛けますが、この時先程の紅白の紐ではなく鈴が付いている紐で絵馬掛けに掛けます。正面に戻り、相生社と連理の賢木にお参りします。この作法でお参りすると、願いが叶えられるといわれています。

パワースポットとしての魅力

下鴨神社がパワースポットとして最強と唱える人もいます。京都の中心部に位置する鴨川と高野川に囲まれ、常に水の気によって浄化されているからだと言われています。また、境内には「糺の森」と呼ばれる広大な森が広がり、自然の気を存分に浴びることができるのです。下鴨神社にある縁結びのパワースポットとして有名なのが「相生社」です。相生社の御神木、「連理の賢木」は二本の気が不思議な力によって一本の木になったといわれており、その現象から縁結びのパワーがあると信じられています。この木が枯れると次の新芽が現れることから、その力の存在は長く語り継がれてきました。恋愛のパワースポットとして、全国的に見ても女性からの人気はとても高いのです。

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北野天満宮 梅 紅葉に加え牛のいる神社

菅原道真ゆかりの梅園

約50種類、約2000本以上の梅が植えられていて、種類も花の色も様々で、情緒溢れる風景を見ることができます。また、1月頃から老梅、 2月から早咲き、遅咲きと咲き始め、3月いっぱいまでその風景を楽しむことができます。2月25日は菅原道真の祥月命日であります。梅の花をこよなく愛した道真をしのび、神前に梅の花をお供えし、祭典が執り行われます。境内のいたるところに梅が咲きますが、最も素晴らしいのは社殿前にある大きな紅梅です。見頃をむかえると、青空とのコントラストをつくり出し、京都きっての梅の名所にふさわしい優雅な姿を見ることができます。

東風ふかば にほひをこせよ 梅の花

北野天満宮を始め全国の菅原道真公を祀る天満宮には、梅が植えられ早春には多くの観光客が梅を求めて参拝します。これは、菅原道真公と梅に纏わる逸話に由来があります。貴族であった道真は、平安京朝廷内での藤原時平との政争に敗れて大宰府へ左遷される事になりました。その時、屋敷内の庭木として日頃から愛でていた梅の木との別れを悲しみ詠んだのが、あの有名な「東風ふかば にほひをこせよ 梅の花 あるじなしとて 春なわすれそ」という歌です。庭木で道真が愛していた樹木には、梅の他に桜と松もありましたが、桜は主がいなくなる事を察知して枯れてしまい、松と梅が主人を追って大宰府に飛び立ったものの松は途中で力尽き、梅のみが大宰府に着き根付いたという伝説も残っています。こうした道真公と梅の逸話を元に、各地の天満宮では梅が植えられるようになったのです。その種類も一種類ではありません。ピンクの梅の花が有名ですが、黄色い花を咲かせるロウバイもあります。北野天満宮の梅は、おもに2月上旬から早咲きし始め、2月下旬に見頃を迎えて多くの人で賑わいますが、その少し前にこの黄色いロウバイが見頃を迎えているのです。だいたい早咲きで1月下旬から咲き始め、2月中旬頃が見頃になります。一方、御土居の梅は3月下旬でも楽しめます。

梅花祭の由来と歴史

菅原道真公が太宰府で亡くなられたのが延喜3年(903年)2月25日でした。この祥月命日に行われる祭典が「梅花祭」です。鳥羽天皇時代の天仁2年(1109年)2月25日に、この祭典が行われたという記録が残っていることから約900年もの古い歴史を持っています。祭典では貞明皇后参拝の古例により皇后陛下の御代拝が行われます。神事が行われる神職は、冠に菜の花をつけて奉仕をします。明治以降新暦になり、菜種の代わりに梅の花を用いたことから次第に「梅花御供」と呼ばれるようになりました。 神前には、大小の台にご飯を盛った「大飯(おおばん)」「小飯(こばん)」、梅の小枝を使った「紙立(こうだて)」といったこの日だけの特別なお供えをします。

名物の縁起物、大福梅

北野天満宮の境内には、50種類、2000本もの梅の木が植えられています。その梅は境内で3月頃まできれいな花を咲かせて私たちを楽しませてくれますが、その後5月下旬頃になると梅の木についている大きく実った青梅を見ることができます。この梅は8月に一度境内にて日干しし、12月には大福梅となって縁起物として振る舞われます。この梅によって平安時代に村上天皇の病が治ったことから、そのご利益にあやかろうというわけなのです。全て境内で摘み取りから漬けこみまで行われているこの大福梅は有料で配られるのですが、これを一年の初め、元日に初めて飲む初茶のなかに入れて飲むと、その後一年間は病をせずに健康に暮らせるといわれています。

パワースポットなで牛はなぜ牛なのか?

北野天満宮の名物の1つ、「なで牛」。自分の体の悪いところをなでた後、なで牛の像の「同じところ」をなでるとその部分が快癒するといったものですが、そもそもなぜなで牛の像は「牛」なのでしょうか。まず、なで牛に限らず北野天満宮にはあちこちに牛のモチーフを見ることができます。これは天満宮において牛が神の使いとされているためですが、その理由には諸説があり、「祭神である菅原道真公の出生年が丑年だから」「命日が丑の月の丑の日だから」「牛が道真公を刺客から守ったから」「大宰府へ下る際に牛に乗っていったから」「大宰府にある墓所の位置を決めたのが牛だったから」などの説が有名ですが、どれも真偽のほどはわかっていません。とはいえ、どの理由だとしても牛が天満宮をよく守っていることには変わりはないといえるかも知れませんね。一方で菅原道真は牛の神の使いとされています。事実として、天満宮境内には多くの牛の置物が設置されています。実際に菅原道真公は丑の年に生まれて、丑の月の丑の日に亡くなったといわれています。それに、「牛が刺客から道真を守った」「道真の墓所( 太宰府天満宮)の位置は牛が決めた」「道真の出生年は丑年である」「大宰府への左遷時、牛 が道真を泣いて見送った」といった伝承も多いです。ですから、境内の牛を撫でることによりさらにご利益があると言われていて、受験生の定番の儀式のようになっています。

北野天満宮の御縁日の由来

特に1月の初詣、2月頃からはじまる梅のシーズン、そして毎月25日の御縁日である「天神さん」はより観光客や近くの人で賑わいを見せています。菅原道真は、承和12年(845年)の6月25日に生まれて、延喜3年(903年)の2月25日に大宰府で没したといわれています。ですから、北野天満宮にまつられている菅原道真の誕生日と亡くなった日が25日であることから、この日に御縁日が開かれるのです。この日には、様々な屋台が立ち並んで人手も多くなります。中には骨董品を並べるお店や、着物を並べているお店などもあって、お店の種類もバラエティーに富んでいます。特に1月25日の「初天神」と12月25日の「終い天神」はいっそう賑やかになります。

御土居の紅葉について

北野天満宮の境内には、豊臣秀吉によって作られた土塁がいまだに残っています。これが御土居と呼ばれる場所なのです。梅で有名な北野天満宮は、御土居でも遅咲きの梅が見られますが、秋には素晴らしいオレンジに染まったモミジが見られます。梅も紅葉がきれいになるモミジも、御土居の堀沿いに植えられており、多くの人の目を楽しませています。11月下旬からモミジが色づき始め、黄色やオレンジがかったきれいな色になり始めます。拝観料がかかりますが、鶯橋と三又のモミジは圧巻です。拝観は昼間だけではなく夜間も楽しめ、夜間にはライトアップもほどこされますので、より幻想的な雰囲気を楽しめます。期間は、12月の下旬頃まで紅葉が楽しめます。

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外国人に人気1位 京都伏見稲荷大社のおもかる石のご利益とは

伏見稲荷大社の鳥居とおもかる石

伏見稲荷大社が創建されたのは、皇暦にして和銅4年(711年)の2月7日とされており、伊侶巨秦公(いろこのはたのきみ)が伊奈利山の三ヶ峰それぞれに宇迦之御魂大神、佐田彦命、大宮女命の三柱神を祀ったのが始まりとされています。しかし、さらに遡れば、元々は地元の農民たちが伊奈利山そのものを神様として祀っていたことが始まりともいえます。山の神は春になると麓に降りてきて田の神となって五穀豊穣を約束し、収穫期の秋になると山に帰り、人々を見守ったとされていました。

稲荷山には、奉納された約1万基の鳥居があり、今や伏見稲荷大社のシンボルとなっています。特に入り口近くの千本鳥居は、狭い間隔で多数建てられ、名所となっています。このような鳥居が奉納され始めたのは、江戸時代が始まりです。願い事が「通る」或いは「通った」御礼の意味を込めて、鳥居を奉納する習慣が広がったのです。そのお礼の鳥居がどんどん数を増し、現在の姿になったようです。鳥居を潜り抜けてお参りすることで、神の恩恵にあずかれるとされています。

その千本鳥居を通り抜けると、命婦谷の奥社奉拝所が出てきます。その奥に、2つ並んだ奇妙な丸い石が乗った石灯篭があります。これを「おもかる石」といいます。「おもかる石」は持ち上げた際に思ったよりも軽く感じると願いが叶うとされています。そのご利益に関しては様々な説があります。まずは、伏見稲荷大社の主祭神である宇迦之御魂大神(うかのみたまのおおかみ)に由来して五穀豊穣や商売繁盛へのご利益があるという説です。他に、配神である猿田彦神(さるたひこのかみ)に由来して交通や航海の安全へのご利益、同じく配神である天鈿女命(あめのうずめのみこと)に由来して芸事へのご利益があるという説もあります。それ以外にも、夫婦である猿田彦神と天鈿女命に由来して夫婦円満へのご利益等、その説はありとあらゆる願いにおよび、一説には『どんな願いにもご利益がある』とまでいわれています。


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