一生に一度の成人式、女子の華やかな振袖と同じく、男子も凛々しく紋付袴を着る方が増えています。
大人としての節目の日、スーツとはまた違った落ち着きや男らしさを紋付袴は演出してくれます。
ですが、成人式ではまだまだスーツで出席する方が多いです。
そのため紋付袴が気になっている方も、成人式に着てもいいものかちょっと躊躇うことも多いそうです。
今回は、そんな紋付袴が気になっているけれど、悪目立ちするのは嫌だという男子、着たいけど気崩れした場合が心配で二の足を踏んでしまう、
そんな男子の背中を押してあげたいと思います。 紋付袴に興味がある方はぜひ読んでみてください!
確かにスーツ姿の男性は素敵ですが、スーツは就職後は着る頻度は高くなり、
職業によっては毎日着る場合もあります。
その点、紋付袴は人生のうちで着る機会はそう多くありません。
結婚式で和装をするなら着るかもしれませんが、今はチャペルウェディングや、海外挙式も多いので、もしかしたら着ない可能性もあります。
紋付袴は日本の民族衣装ですし、日本に生まれたらなら一度は着てみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
なにより紋付袴は着用すると身が引き締まるような緊張感がありますので、大人としての第一歩を踏み出す成人式にはぴったりな衣装です。
また、紋付袴は落ち着いたものから華やかなものまであり、自分の個性を反映しやすいのも特徴です。
お祝いなのですからカラフルな紋付袴もいいですし、若侍のようなキリッとした日本男児らしい紋付袴もかっこいいです。
着崩れてしまったら、せっかくの成人式なのにだらしなくなってしまうのではないか。
そんな心配から、紋付袴の着用を躊躇ってしまう方がいます。
なので、もし着崩れてしまった場合どうしたらいいか、着崩れしない方法と崩れてしまった時にどうしたらいいかを紹介いたします。
よほど大きく動かなければ、ちゃんとプロの着付師が着付けした着物は崩れません。
ベテランの着付師は、着崩れしやすい場所や原因を心得ていますので、30分ほどできっちりと美しく着付してくれます。
ちなみに着付師は貸衣装店やホテルの美容室と契約していることが多く、成人式当日は混み合うので前もって予約をしておきましょう。
すぐに結びなおすのをおすすめしますが、単純に結ぶだけだとまたすぐほどけてしまいます。
紐を結ぶ時は、必ず紐を引きながら強めに結ぶこと。
固く結んだあと、余った紐でもう一度結んで簡単にほどけないようにしておけば大丈夫です。
気づけばV字になってしまうので、衿のあわせを内側に引っ張ってしまいがちですが、その場合は残念ながらすぐに元に戻ってしまうでしょう。
おすすめの直し方は、袴の脇から手を入れて、着物の前を引っ張ることです。
右脇から手を入れた場合は下前、左脇から手を入れた場合は上前を、力を入れすぎずに引っ張るとキレイに直ります。
ただ、力を入れすぎると着物の背中の線がずれてしまうので、注意しましょう。
一番いいのは袴を脱いでトイレに行くのがいいのですが、成人式の会場ではそう簡単にはいきません。
もし会場でトイレに行きたくなった場合の手順を紹介します。
①袴の脇を軽く引っ張り、片足をもう片方の袴に入れてスカート状態にする。
②そのままたくし上げ、お腹の部分で丸める。
③着物の上前と下前を持ち上げ、裾同士を結び、丸めた袴を包むようにする。
④お手洗いが終わった後は、着物の上前と下前を下ろし、袴のシワをのばします。
⑤袴の脇を引っ張り、足を戻す。
成人式は寒い時期なのでトイレも近くなりやすいです。 移動の時間なども考え、早めに済ませておくとよいでしょう。
上記の方法を出来るか不安なら、何度か練習しておくと安心です。
帯を締めて袴に足を通し紐を結ぶというその流れが、日常ではなく特別な時間となるでしょう。
時間をかけて着付するからこそ、鏡の前の羽織袴の自分に満足するはず。
一生に一度の成人式という日だからこそ、特別な気持ちで新たな姿の自分をお披露目してはいかがでしょうか。
紋付袴は、成人式という新たな門出にぴったりな装いです。
大人としての節目の日、スーツとはまた違った落ち着きや男らしさを紋付袴は演出してくれます。
ですが、成人式ではまだまだスーツで出席する方が多いです。
そのため紋付袴が気になっている方も、成人式に着てもいいものかちょっと躊躇うことも多いそうです。
今回は、そんな紋付袴が気になっているけれど、悪目立ちするのは嫌だという男子、着たいけど気崩れした場合が心配で二の足を踏んでしまう、
そんな男子の背中を押してあげたいと思います。 紋付袴に興味がある方はぜひ読んでみてください!
目次
成人式だからあえて選びたい紋付袴の特別感!
数ある冠婚葬祭のなかでも、成人式は一度しかありません。確かにスーツ姿の男性は素敵ですが、スーツは就職後は着る頻度は高くなり、
職業によっては毎日着る場合もあります。
その点、紋付袴は人生のうちで着る機会はそう多くありません。
結婚式で和装をするなら着るかもしれませんが、今はチャペルウェディングや、海外挙式も多いので、もしかしたら着ない可能性もあります。
紋付袴は日本の民族衣装ですし、日本に生まれたらなら一度は着てみたいと思う人も多いのではないでしょうか。
なにより紋付袴は着用すると身が引き締まるような緊張感がありますので、大人としての第一歩を踏み出す成人式にはぴったりな衣装です。
また、紋付袴は落ち着いたものから華やかなものまであり、自分の個性を反映しやすいのも特徴です。
お祝いなのですからカラフルな紋付袴もいいですし、若侍のようなキリッとした日本男児らしい紋付袴もかっこいいです。
紋付袴が気崩れしてしまった時に覚えておきたい解消法
紋付袴を普段着慣れていないので、着崩れた時どうすればいいか分からない。着崩れてしまったら、せっかくの成人式なのにだらしなくなってしまうのではないか。
そんな心配から、紋付袴の着用を躊躇ってしまう方がいます。
なので、もし着崩れてしまった場合どうしたらいいか、着崩れしない方法と崩れてしまった時にどうしたらいいかを紹介いたします。
①着付けは必ずプロの着付師に頼む。
着崩れする原因の一つに、着付けがしっかりされていない場合があります。よほど大きく動かなければ、ちゃんとプロの着付師が着付けした着物は崩れません。
ベテランの着付師は、着崩れしやすい場所や原因を心得ていますので、30分ほどできっちりと美しく着付してくれます。
ちなみに着付師は貸衣装店やホテルの美容室と契約していることが多く、成人式当日は混み合うので前もって予約をしておきましょう。
②袴の紐がほどけてしまったら、結びなおす
袴の紐がほどけてしまうと焦りますが、慌てることはありません。すぐに結びなおすのをおすすめしますが、単純に結ぶだけだとまたすぐほどけてしまいます。
紐を結ぶ時は、必ず紐を引きながら強めに結ぶこと。
固く結んだあと、余った紐でもう一度結んで簡単にほどけないようにしておけば大丈夫です。
③衿が開いてしまった時は下に引っ張って直す。
紋付袴でよくある着崩れのひとつ、衿の開きがどんどん広くなる崩れです。気づけばV字になってしまうので、衿のあわせを内側に引っ張ってしまいがちですが、その場合は残念ながらすぐに元に戻ってしまうでしょう。
おすすめの直し方は、袴の脇から手を入れて、着物の前を引っ張ることです。
右脇から手を入れた場合は下前、左脇から手を入れた場合は上前を、力を入れすぎずに引っ張るとキレイに直ります。
ただ、力を入れすぎると着物の背中の線がずれてしまうので、注意しましょう。
成人式でトイレに行きたくなったら?覚えておきたい袴でのトイレ
袴を着た時、どうやってトイレに行けばいいか困りますよね。一番いいのは袴を脱いでトイレに行くのがいいのですが、成人式の会場ではそう簡単にはいきません。
もし会場でトイレに行きたくなった場合の手順を紹介します。
①袴の脇を軽く引っ張り、片足をもう片方の袴に入れてスカート状態にする。
②そのままたくし上げ、お腹の部分で丸める。
③着物の上前と下前を持ち上げ、裾同士を結び、丸めた袴を包むようにする。
④お手洗いが終わった後は、着物の上前と下前を下ろし、袴のシワをのばします。
⑤袴の脇を引っ張り、足を戻す。
成人式は寒い時期なのでトイレも近くなりやすいです。 移動の時間なども考え、早めに済ませておくとよいでしょう。
上記の方法を出来るか不安なら、何度か練習しておくと安心です。
一生に一度の成人式だから、紋付袴をかっこよく着こなそう
紋付袴を着る場合、ひとつひとつ手順にそって着物に袖を通します。帯を締めて袴に足を通し紐を結ぶというその流れが、日常ではなく特別な時間となるでしょう。
時間をかけて着付するからこそ、鏡の前の羽織袴の自分に満足するはず。
一生に一度の成人式という日だからこそ、特別な気持ちで新たな姿の自分をお披露目してはいかがでしょうか。
紋付袴は、成人式という新たな門出にぴったりな装いです。